トワイライト ~初恋~ | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『トワイライト ~初恋~』

 

 

 

 

 

2008年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 キャサリン・ハードウィック

 

原作 ステファニー・マイヤー

 

脚本 メリッサ・ローゼンバーグ

 

撮影 エリオット・デイヴィス

 

音楽 カーター・バーウェル

 

 

 

出演 クリステン・スチュワート/ロバート・パティンソン/テイラー・ロートナー/ビリー・バーク/ピーター・ファシネリ/エリザベス・リーサー/アシュリー・グリーン/ジャクソン・ラスボーン/ニッキー・リード/ケラン・ラッツ/キャム・ギガンデット/レイチェル・レフィブレ/アナ・ケンドリック/マイケル・ウェルチ/ジャスティス・チョン/クリスチャン・セラトス/ジル・バーミンガム/エディ・ガテギ/サラ・クラーク

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

すべてを奪われたい

 

ヴァンパイアと少女の禁断の恋を描き、全世界でシリーズ累計4200万部を売り上げたステファニー・マイヤーのベストセラー小説をクリステン・スチュワート&ロバート・パティンソン主演で映画化

 

監督は「ロード・オブ・ドッグタウン」のキャサリン・ハードウィック、全米で公開されるやいなや大ヒットを記録し、シリーズ第2作の製作も決定した話題作

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

17歳のベラはワシントン州の雨と雲に覆われた人口わずか3120人の小さな町フォークスへとやって来た、フェニックスで一緒に暮らしていた母親が再婚する事になり、離れて暮らしていた父親の元で新しい生活を始める事になった

 

 

幼なじみのジェイコブと再会するも、人付き合いが苦手なベラは転校初日の事を考えて憂鬱な気分になっていたが、意外にも転校先の男子たちはベラの気を引こうとして一躍注目の的

 

 

そんな学園で特別異彩な雰囲気を放つグループがいた、それがカレン家の養子たちだ、その中でも特に美しいエドワードに惹かれてしまうベラ

 

 

だがエドワードはあからさまにベラを避け、敵意に満ちた視線を向けてベラの心は傷付く、何故そんな態度をとるのかベラはエドワードに聞きたかったのだが、その日以来学校に現れない

 

 

そんな時に町で事件が起こった、工場の警備員が何か動物に殺されたのだ、フェニックスとは違う事件に不安を隠せないベラ、警官の父親も捜査に駆り出されて夜は遅くなる

 

その日、学校にエドワードが登校していた、先週とは違い気さくに話し掛けてくる、自然と笑顔のこぼれるベラ、その日の帰りにスリップして突進して来た車を遠くにいたエドワードが一瞬でベラの隣に現れて素手で車を止めた

 

 

ベラはエドワードの人間離れした力を目の当たりにし、エドワードに問うがはぐらかされてしまい、ただ真実が知りたいベラは彼の正体を探り始める

 

 

幼なじみのジェイコブの話しによると、古い伝説でジェイコブらキラユーテ族は狼の子孫と言われている、カレン家の先祖はキラユーテ族の敵だったが取り決めを交わして、土地を侵さなければ正体を白人には明かさない、ジェイコブはただの伝説と笑う

 

 

ベラに追求されたエドワードは自分がヴァンパイアであり、カレン家の人々は動物の血を飲む事で人間と共有する道を選んだ一族だと説明、エドワードはベラの独特の血の匂いに自制出来ないと恐れて避けていた

 

 

しかしどうしてもベラに惹きつけられて彼女のそばにいる事を選んだ、ベラは驚くも恐怖は感じず2人は惹かれ合い、ベラもカレン家に受け入れられる、町では殺人事件が発生し、エドワードらは他のヴァンパイアの仕業ではと懸念する

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

数あるヴァンパイア映画の中でも異質な感じですごく青春ドラマにヴァンパイアを絡めたような内容です、「ゴーストハウス」のクリステン・スチュワート演じるベラが引っ越してくるところから始まります

 

 

太陽が燦々と出ているアリゾナ州から雨ばっかり降って雲に覆われている小さな町フォークスへとやって来るんです、母親が再婚するので父親の元へとね

 

転校した学校で初日は憂鬱な気分だったのですが男の子たちはベラに興味津々で接してきて、自分の彼女だとか言って頬にキスする奴まで

 

そこで出会ったカレン家の養子たちは全員が青白い顔でそれでいて全員美しいのです、ベラはそこで特に美しいエドワードに目を奪われます、演じるのはロバート・パティンソン

 

 

エドワードはベラの独特の匂いを感じて離れるんです、それは自制を保てなくなるほどの匂いだったのですがベラに惹かれて近くにいる事を選ぶんです

 

 

最初の衝撃はスリップした車がベラ目掛けて突っ込んで来た時に遠くにいたエドワードが隣に現れて素手で車を止めるんです、このシーンはそんなに派手に描いていないですが印象的なシーンです

 

誰も彼女になれないと言われていたエドワードの彼女になったベラは学校でも注目の的となるのです、ベラの同級生も驚くものの祝福するんです、胸の大きなジェシカを演じるのがアナ・ケンドリック、スレンダーなアンジェラを演じるのがクリスチャン・セラトス

 

 

カレン家の養子には美女もいます、ベラに好意的に接するアリスを演じるのがアシュリー・グリーン、逆にベラに敵対心を持っているロザリーを演じるのがニッキー・リード

 

 

ただ彼らが山奥で野球をするのが何だかヴァンパイアらしからぬ行動で新鮮でしたね、直射日光の少ないこの町でこそ外で遊べるのですね、それでも身体能力が高いからホームランかと思ってもアウトになります

 

そこに違うヴァンパイアの一派が現れるんです、彼らは人間を襲うヴァンパイアで定住はせずにこの町を通り過ぎるだけだったのですが、ベラがいた事で好戦的となってしまうんです

 

 

キャム・ギガンデット演じるジェームスが執拗にベラを狙うのでエドワードと戦う事になるんです、ベラを咬まれた事でエドワードはジェームスの喉に咬み付くも、カーライル・カレンに止められるんです

 

 

ジェームスは始末されて、エドワードが咬まれた毒を吸い出してベラは病院で足の骨折だけで済むんです、その後に順調に回復してギブスをしてプロムへ

 

そこでキラユーテ族のジェイコブがベラに忠告、演じるのはテイラー・ロートナーでジェイコブとエドワードは因縁がありそうでこの後に進展しそうです

 

 

そしてもう1人、ジェームスを殺された仲間のヴィクトリアが虎視眈々とベラを狙います、演じるのはレイチェル・レフィブレでゴージャスな出で立ちです

 

 

続編の「ニュームーン/トワイライト・サーガ」へと続く要素はまだまだたくさんあります、ヴァンパイアと人間の少女の関係はどうなるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

全世界が熱狂!人間とヴァンパイアの禁断のファースト・ラブ それが『トワイライト ~初恋~』です。

 

 

 

 

 

結局はベラもエドワードと一緒にいたいからヴァンパイアになりたいのですがエドワードが許しません