『悪魔のいけにえ2』
1986年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 トビー・フーパー
脚本 L・M・キット・カーソン
撮影 リチャード・クーリス
音楽 トビー・フーパー/ジェリー・ランバート
出演 デニス・ホッパー/キャロライン・ウィリアムズ/ビル・ジョンソン/ジム・シードー/ビル・モズリー/ルー・ベリー/ケン・エバート
《解説》
あの惨劇から13年!今度は何人切り刻むのか!
グロテスクな映像タッチ、たたみかけるショッキングな恐怖描写の連続、そして謎の殺人鬼レザーフェイスの圧倒的インパクト、トビー・フーパー監督の衝撃的デビュー作「悪魔のいけにえ」は、その後のホラー&スプラッター映画に多大なる影響を与えた伝説的作品である、本作は13年後の惨劇を描いた正統的続編である
主演のデニス・ホッパー、特殊メイクに「ゾンビ」「クリープショウ」のトム・サビーニを迎え、トビー・フーパー監督が前作を遥かに超えるホラー・エンターテインメントに作り上げた
《物語》
1973年3月18日の午後、テキサスへドライブに出た5人の若者たちの内4人が死亡、唯一の生き残りのサリーは翌朝、血まみれの悲惨な姿で発見され、世にも奇怪な話しをした、人肉を食う一家がチェーンソーで彼女の仲間を切り刻み干し肉にした
一か月に及ぶ捜査も何の成果もなかった、殺人者も被害者も発見されない、公式にはこの殺人事件は存在しないのだ、しかしこの13年間テキサスでは何度もチェーンソー殺人が報告されている、事件はまだ終わっていないのだ
2人の男子高校生がダラスに女を買いに行くために車を走らせて銃で看板を撃ってふざけていた、対向車にも危険な行為をしてやりたい放題だ
流れていたラジオ局のDJのストレッチに電話をしてふざけていると昼間に走行の邪魔をしたピックアップトラックが並走し、荷台に立ち上がった男がチェーンソーで2人を切り刻んだ、ストレッチの耳には2人の断末魔の声が残った
翌日、2人の死体をテキサスレンジャーのレフティ・エンライトが見に来た、彼は甥が13年前に行方不明になって以来、執念深く行方を追っていた
警察に煙たがられるレフティだったが新聞に情報提供を呼び掛けた、するとストレッチがやって来た、被害者の悲鳴を録音したテープを持って来るが、レフティはそれを一度は断るがテープを放送するように頼む
その夜に放送が終了したラジオ局にチョップトップと名乗る不気味な男がストレッチにリクエストをしに来た、わけの分からない話しを延々と喋りストレッチは本日は終了したと言うが恐れを感じた
そこに突然チェーンソーを持った男がストレッチを追い回す、レザーフェイスと呼ばれるその男はエンジニアのLGを痛めつけ、ストレッチを追い詰めた
ストレッチの怯えるその姿を見てチェーンソーの先端をストレッチの股間に押し付けて興奮状態でラジオ局をメチャメチャにしてLGを連れ去った
その後を追うストレッチは廃墟となった遊園地に辿り着くが穴に落ちてしまい奥底へ、そこではレザーフェイスがLGの肉を捌き、顔の皮を剥いでいた、ストレッチはその皮を被らされてしまう
レフティが遊園地に到着し、ストレッチを囮に使ったのだ、ミイラ化した甥の遺体を見付けたレフティは怒りを爆発させて殺人鬼一家に対してチェーンソーで立ち向かう
《感想》
「悪魔のいけにえ」から13年も経って続編が作られました、当時はまさかの続編で劇場に観に行きましたよ、それに監督は前作に引き続き「スペースバンパイア」のトビー・フーパーで特殊メイクは「死霊のえじき」のトム・サビーニで更に狂喜乱舞
しかし前作の荒削りながらもあの強烈なインパクトを超える事は不可能でした、特殊メイクも技術が進歩した事でレザーフェイスの顔も不気味ではなくて綺麗に見えましたね
それに前作はドキュメンタリータッチで描かれていたのですが、本作はちょっとコメディ色も強くてよりエンターテインメント的な方向に仕上がっている印象です
その殺人鬼一家のソーヤー家を追うテキサスレンジャーのレフティ・エンライトを演じるのが「地獄の黙示録」のデニス・ホッパーで甥を殺された執念でレザーフェイスらをチェーンソーで戦いを挑みます
ホームセンターで小型のチェーンソーを2つと大きいチェーンソーを1つ購入してソーヤー家のアジトである廃墟の遊園地に乗り込むのです、試し切りで丸太を切り刻む姿にはホームセンターの主人はドン引きです
ソーヤー家の長男のドレイトンは遊園地を廃業した後にここで精肉業を営んでいて2年連続で賞をもらうほどなのですが牛肉ではなくて人肉で作っているようです
人知れず殺人を起こしているようなのですが四男のレザーフェイスや次男のチョップトップらが派手な殺人をしてそれがたまたま被害者がラジオ局と電話を繋いだままだった事からラジオのDJのストレッチに知られてしまうんです
ちなみにこのチョップトップは最初は前作でトラックに轢かれた男かと思っていたら、双子の兄で前作には登場せずにベトナムにいた設定のようなんです、でも頭には金属のプレートが入っています
DJのストレッチを演じるのがキャロライン・ウィリアムズで偶然に殺人の音声を聞いてしまいます、レフティによってそれを放送した事でラジオ局にレザーフェイスとチョップトップが現れます
殺される寸前にそのホットパンツ姿で足を広げているストレッチを見てレザーフェイスはその股間にチェーンソーの先端を当てて興奮するんです、恐怖に震えるストレッチはされるがまま
しかしラストには勇敢にもチェーンソーを使って戦う勇ましい姿を見せてくれます、レフティとレザーフェイスのチェーンソー対決も本作の見どころの1つです、監督のトビー・フーパーが一瞬だけカメオ出演しています
「悪魔のいけにえ」の惨劇から13年、増幅した恐怖が、ふたたび始まる! それが『悪魔のいけにえ2』です。
この他にも続編はあるのですが観たり観なかったりです、トビー・フーパーの名は大きいですからね。


























