マイティ・ソー | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『マイティ・ソー』

 

 

 

 

 

2011年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 ケネス・ブラナー

 

原作 ジャック・カービー/スタン・リー

 

脚本 アシュリー・エドワード・ミラー/ザック・ステンツ/ドン・ペイン

 

撮影 ハリス・ザンバーラウコス

 

音楽 パトリック・ドイル

 

 

 

出演 クリス・ヘムズワース/ナタリー・ポートマン/アンソニー・ホプキンス/トム・ヒドルストン/ステラン・スカルスガルド/コルム・フィオール/レイ・スティーブンソン/イドリス・エルバ/カット・デニングス/レネ・ルッソ/ジェイミー・アレクサンダー/ジョシュア・ダグラス/浅野忠信/クラーク・グレッグ/マキシミリアーノ・ヘルナンデス/ジェレミー・レナー/サミュエル・L・ジャクソン

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

神に見捨てられし男、今、その運命は自らの手に

 

「スパイダーマン」などでおなじみのマーベル・コミックの中でも、特に人気の高いヒーローの一人、マイティ・ソーが活躍するアクション大作、地球に追放された神の世界の最強戦士ソーが、巨悪の敵に立ち向かう

 

監督は「ヘンリー五世」のケネス・ブラナー、主演は「スター・トレック」のクリス・ヘムズワース、ソーをサポートするウォーリー・スリーのホーガン役で浅野忠信が出演する、スリリングな戦いの行方と、迫力のアクション映像に注目

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

西暦965年、神の国アスガルドの王オーディンは軍団を率いてミッドガルド(地球)を守る為にラウフェイ率いる巨人の国ヨトゥンヘイムと激戦の末に破ったアスガルド軍はパワーの源である箱を押収した

 

ニューメキシコ州プエンテ・アンティグオ、天才物理学者のジェーン・フォスターとその助手ダーシとエリック・セルヴィグ博士がオーロラに近づいた時、竜巻が起こり人を撥ねてしまった

 

 

神の国アスガルドでは王オーディンから王位を継ぐ事となったソーが継承式に臨んだが、巨人が宮殿からパワーの源である箱を奪おうとしたがオーディンがデストロイヤーを放ち撃退

 

 

しかし式典を邪魔された事に怒るソーは弟のロキと仲間を連れてヨトゥンヘイムに攻め込み、大暴れをするも多勢に無勢でピンチを迎えるがオーディンが現れて退却

 

 

アスガルドとヨトゥンヘイムの開戦の危機を招いたソーはオーディンの怒りを買い、ソーの持つ神の力を奪いアスガルドから地球へとムジョルニアと共に追放した

 

ジェーンらに助けられたソーの少し離れた場所でソーの武器ムジョルニアもS.H.I.E.L.Dにより回収され、ソーは取り戻すためにS.H.I.E.L.Dの施設に行くが捕らえられてしまう

 

 

その後にエリックに助けられたソーはジェーンと再会し、彼女と惹かれ合いアスガルドからの追放という罰を受け入れようと考え、地球で新しい生活を始める

 

 

一方、ロキは自分がオーディンの子ではなくラウフェイの子だと知り、長年騙されていたと感じ、ラウフェイにオーディンの暗殺を持ち掛け、更にソー暗殺の為にデストロイヤーを送り込む

 

 

ソーは絶体絶命の危機となるが、その時ムジョルニアが神の力を解放し、ソーはムジョルニアでデストロイヤーを破壊、そしてソーはジェーンに戻って来ると約束すると、ロキと決着を付ける為に仲間たちとアスガルドに帰還する

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

この作品を観るまで名前だけは知っていて、でかいカナヅチを武器にしているヒーローってイメージでしたが本作のように大作となったら全然チャチじゃないのがビックリです

 

 

マーベル・コミックのヒーローたちを同一の世界観で扱う、マーベル・シネマティック・ユニバースの第4作目で「アイアンマン2」からの続編なんです

 

そのカナヅチもムジョルニアって名前だと知ってそれにソー以外は持ち上がらないくらい重くてどこにあってもソーの元に飛んで戻ってくるんです、振り下ろすだけで凄い衝撃なんです

 

ソーを演じるのはクリス・ヘムズワースでアメリカのワイルドな男って感じである意味ソーのイメージに合いますね、それに怒りの任せて行動するようなところもね

 

 

それによって王位継承するはずのソーですが巨人に邪魔をされたことでヨトゥンヘイムに攻め入るんです、そこにオーディンが介入した事で戦争とはならなかったのですが地球へと追放されてしまうんです

 

天文物理学者のジェーンが謎のオーロラ現象を調査していた所に激しい雷が落ちて一緒にソーも落ちて来ます、それをジェーンの車が轢いてしまうんです、神の力もなく人間化したソーなんです

 

このジェーンを演じるのがナタリー・ポートマンで当初はソーから時空を曲げるような力を感じ取り、興味本位で接するのですが、やがて大きな影響を与えるほどに惹かれ合います

 

 

このマーベル・シネマティック・ユニバースの中でも一番気に入らないロキを演じるのはトム・ヒドルストン、とにかく捻くれているのかソーに対して嫉妬や劣等感を抱き、いつしか憎悪となってソーを追放してアスガルドの王に就く野望が芽生えます

 

それに実はロキはソーやオーディンとは血の繋がりがなくて、それどころかアスガルド人でもなくヨトゥンヘイムのラウフェイの子だったんです、965年の大戦の後に養子となったようです

 

ジェーンの良き理解者である天文物理学者のエリックを演じるのがステラン・スカルスガルド、彼はソーを助けてジェーンと再会させるんです、娘のようなジェーンの幸せを考えているのでしょう

 

 

ソーの幼なじみのシフを演じるのはジェイミー・アレクサンダーでアスガルドの女戦士です、ソーの母親フリッガを演じるのがレネ・ルッソで美女揃いの国アスガルドです

 

 

そしてソーの父親でアスガルドの王オーディンを演じるのはアンソニー・ホプキンス、アスガルドと九つの世界を守っているんです、その中に地球も含まれます、そしてソーの為に戦うホーガンを浅野忠信が演じています

 

 

やっぱソーの復活シーンはわかっていてもカッコイイですね、この神の力を持つわけですからヒーローの中でも屈指の強さでしょうね

 

 

 

 

 

神失格の男、“二つの世界”の運命は彼の手に それが『マイティ・ソー』です。

 

 

 

 

 

着々とヒーローが揃ってきました、インフィニティストーンのテッセラクトが出てきますが、第二次世界大戦中には既に地球にあったようです、「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」にも出てきますからね