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第一部第1章幸福への道標 4劣等感に対する処方箋 

「悩みの大部分は、その悩みを独り占めというか、自分だけのものにしてしまっているところに原因があります。したがって、その悩みが自分だけのものでなくなったときに、悩みは半分ぐらい消えかかるのです。『他の人もこういうことで悩むことがあるのだ』と思い始めた時に、そこから解決の糸口が見つかっていくようになるものなのです」

第一部第1章幸福への道標 4劣等感に対する処方箋  ポイント

挫折をきっかけに劣等感が生み出される 劣等感はみんな持ってる

劣等感の料理法は劣等感をバネにして成功への道を歩むことである

著名人二人と作家の遠藤周作の例を挙げ彼らも劣等感をバネにして成功者になったと説く

劣等感をバネにして成功者になった後はどうするのかというと、その次は、その成功の感覚を実感として持つことが必要

この実感は、自分で確認でき、他の人にも確認してもらえるようなものになっていく必要がある

それが安心感として自分に返ってくる

次に劣等感を味わって苦しんできた道程を、自分の一つの体験として、ユーモアとして人に話し、同じ苦しみにある人たちの苦しみを和らげ、生きる道を教えてあげることが大事である

第一部第1章幸福への道標 3挫折の原因と対処法 ③第3の道を開く

「悩みにぶち当たるに際して、人生の多角化を考えておくということも大事なのです」


「挫折が大きくなる原因の一つとして、自分の目標が一つしかないということがうよくあるわけです。『これさえあれば』、あるいは『これしかない』という考え方も大事ですが、下手をすると執着になることがあります。そして、失敗した時に挫折が大きくなることがあるのです」


「『自分はもっともっと大きな可能性を持っている人間だ』という視点を忘れているのではないかと思えるのです」

大川 隆法
幸福への道標

第一部第1章幸福への道標 3挫折の原因と対処法 ②再度・再々度チャレンジする

「あまり簡単に諦めすぎると、人生は何の果実も生まないところがあると思います。自分が『これは値打ちがある。この道はよい』と思うのならば、やはり、やれるところ迄やってみるという考え方です」


「これは『失敗をバネとしてのびていく』という考え方ですが、これも大事だと思います。ただ、この時には、やはり、失敗した経験が心の傷になって残ることがよくあるのですが、それを完全に消してしまおうとするのではなくて、次なる成功を大きなものとしていくことに専念していった方がよいと思います」

大川 隆法
幸福への道標

第一部第1章幸福への道標 3挫折の原因と対処法 ①静かに受け入れる

「『挫折の現実というものは、実際は自分が思っているほど大きなものではない』ということです。

各人が自分のことを、全世界、全宇宙と同じくらいの大きさに考えるから、そのように思いがちなのですが、現実としてみれば、事実そのものはそれほど重いものではないことがあります。

それは、『本人にとっては重大事件に思えることが、他人から見ればよくある話であることも多い』ということです。

自分にとっては、とうてい許し難い、プライドの傷つくような挫折と思えても、他の人から見ればよくある話であることが多いのです」


「少し自分を突き放して見て頂きたいのです。自分のような状況におかれる人は、どの程度の割合でいるだろうか、どの程度の確率があるだろうかということを考えて頂きたいのです」

大川 隆法
幸福への道標

第一部第1章幸福への道標 3挫折の原因と対処法

「何故にそれが挫折になるかというと、自己イメージ、セルフイメージとしては、『自分はこのような扱いを受け、こういう結果を得て当然だ』と思うのに、現実がそうではないということがあります。

そうすると、次に、このギャップに対して、とうてい耐えられないという気持ちが出てくるのです」


「そして、挫折の際にとりうる精神的態度は3種類あります

第1は、静かに受け入れるという態度です。『これも現実』と思って受け入れるという精神的態度です。

第2は、屈することなく、再度、再々度チャレンジを続けていくという態度です。

第3は、全く違った出口を発見するという方法です。これはそれまで上に飛び出そうとばかり思っていたのを一転して、第3の方法を発見していくという考え方です」

大川 隆法
幸福への道標

第一部第1章幸福への道標 2幸福と不幸

「幸福な人というのは、その人の心の絵、その図柄が、自分の望ましいもので埋まっている、望ましい姿で描かれているといえます。一方不幸な人というのは、その心の絵、これが自分の望ましくないかたちに描かれていると言ってよいでしょう」


「一つには挫折というものがあります。何らかの時点で自分の念い(おもい)が達成できずに挫折した場合、それをいつまでも引きずっていることがあります。この挫折から導かれるものは失意であり、そうした心の傾向性のままに生きている人がいます」


「劣等感というものもあります。これも絵を暗くしている最たるものの一つです。劣等感から引いてこられるものとしては、自己嫌悪や自信喪失というものがあります。劣等感、自己嫌悪、自信喪失、こういう事柄が、自分に、次第に、暗い絵の具を使うようにさせているのだと思うのです」

大川 隆法
幸福への道標

第3章成功生活の秘訣 1朗らかに生きよ

(自分に不利なことがふりかかったり、苦しい状況下になったり、悲しみの下におかれたりしたときに)
「大切なことは、とにかく、『雲海を突き抜ける』という努力をすることです。
一年のうちには、雨が降り続くこともあります。
『空は黒雲に覆われ、寒く、風も吹き、雨が激しく打ち付ける』という、そのような日もあります。
しかしながら、そういう日であっても、空にかかる雲を突き抜けたら、そこには燦然たる太陽が輝いているのです。
皆さんは、あの雨雲を真実の暗さだと思ってはいけないし、それが、真実、皆さんを苦しめるものだと思ってもいけません。
その奥には太陽が燦々と輝いていると言うことを忘れてはならないのです。
皆さんは何とかして雨雲を突き抜けるための工夫をしなければならないのです。
そのためには、一体、どうすればよいのでしょうか。
それは、まず、心構えを持つことから始まっていくのです。朗らかに生きるためには、『朗らかにいきよう』と努力すること、決意することから出発していけばよいと思います。
『朗らかに、さわやかに、いききる』という努力をすることです。
人間には無限の気力というものがそなわっています。自分が、『もう、これまでだ』と思うときであっても、朗らかさを失うことなく努力していくうちに、道が開けることがあるのです。」
大川 隆法
成功の法―真のエリートを目指して

第3章成功生活の秘訣 3悲観的な言葉を口にするな

「笑顔というのが顔を飾るように、言葉というものは、その人の人格を飾っていきます。」
P95
「1日の中で、何か素晴らしいことがあったら、それを言葉にすることです。」
P96
「むしろ、つらいとき、悲しいときにこそ、積極的な、力強い言葉を出していくことが大切です。その言葉によって、暗い感情を一気に断ち切ってしまうことです。」
「成功者は、常に積極的な言葉を口に出しています。
成功者は、常に建設的な言葉を口に出しています。
成功者は、常に明るい言葉を口に出しています。
なぜなら、言葉というものは一つの牽引車でもあるからです。」
「言葉には、馬車馬の如く引っ張っていく力がある。」
大川 隆法
成功の法―真のエリートを目指して

第3章成功生活の秘訣 4逆発想を用意する

「いま、困難の中にあって、『にっちもさっちもいかない』と思っている人に、私は言いたいのです。『あなたは、その問題に対して、一体いくつ解決案を考えましたか。自分は、「これしか方法がない。これで行き止まりだ。」と思っているかも知れないけれども、それ以外の方法は、本当にありませんか。それ以外の発想はありませんか。』と。
実は、あるのではないでしょうか。それ以外の発想がありうるにもかかわらず、『それは常識に合致していない』とか、『それは他の人が反対するであろう』とか、『それは自信がない』とか、色々な理由をつけ、自分で選択肢を外して、狭めているのではありませんか。おそらく、そうであろうと思います。
問題が起きたときには、『それに関して、自分はいくつ発想をつくることができるか。そして、どの発想が、一番スマートに、一番効率よく、一番早く成果をあげることができるか。』ということを研究してみることです。
このような研究を怠らなかった人は、やがて、他の人の人生の問題に対しても、快刀乱麻を断つが如く、解決をつけていくことができるようになるのです。」