ブログ幸福の科学 -13ページ目
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「第1章幸福の原点」のポイント  

「5与える愛から始めよ」からの抜き書き

「ゼロから人生をスタートし、多くの人から面倒を見てもらいながら、それでもまだ、自分の与えられた環境に不平不満をいいつつ生きていくのか。それとも、感謝ということを胸に秘めて、報恩という行為でもって社会に還元していくのか。
いったいどちらを選ぶかです。
人生の一つの意味は試練であり、あなたは毎日毎日、試されているのです。
まず、『与える愛』から始めていきなさい。日々の努力目標を、まず、与える愛におきなさい。あなたは人々に対して、社会に対して、いったいいかなる愛を与えることができるのでしょうか」

「愛とは恵みです。それも、よき恵みであり、他人を生かしていこうとする力です。縁あって人生の途上であった人々に、生きていく勇気を与え、力を与え、希望を与えること、それが愛です」

「ほんとうの愛は、無私の愛であり、無償の愛であり、、見返りを求めない愛であり、相手を自由にのびのびと生かしめる愛です。
相手を縛るのが愛ではありません。相手の心性の善なるを信じて解き放つのが愛なのです」
著者: 大川 隆法
タイトル: 幸福の原点―人類幸福化への旅立ち

第1章幸福の原点のポイント  

「1 人生の出発点」
「人間は誰しも、時折、名状しがたい不安に襲われ、できれば、自分の人生を投げ出し、逃げ出したい気持ちに駆られることがあります。
しかし、こういう時こそ、踏みとどまって、もう一度、自分の人生の出発点を確かめてみる必要があるのではないでしょうか。
人生の出発点 それはゼロからのスタートであったはずです。」

「人間は本来、誰でもゼロからの人生の出発であったはずであり、ゼロの自分と比べてみたならば、少年少女時代には、多くのものを与えられているはずです。」

「ゼロから出発している自分であるならば、現在はプラスであるはずです。それにもかかわらず、他人との比較においてマイナスの自分を心に描き出しているのです。」

「そして、よくよく考えてみるならば、大人になってからも、心に苦しみをつくるのは、この他人との比較であることに気づきます。苦しみの根っこは、少年少女時代にすでに芽生えたものであり、ゼロからの出発ということを忘れて、他人と自分とのもっているものを比較し始めた時に源を発するのです。」

「「人間は『足ることを知る』ということが大事だ」といわれますが、実に、この「足ることを知る」の出発点は、「人間はゼロからスタートし、他の誰とも比較できない独自の人生を歩んでいるのだ」ということなのです」

「2価値の発見」
「真理との出会い それは発見の鋭い喜びです。人間の真実の価値は、その人に与えられた物の量や世間の評価にあるのではなくて、その人が人生の途上で発見した真理の質にあるのです。その深さにあるのです。その光の強さにあるのです」

「心の世界では、その人がもっとも強く念じてきたこと、思ってきたことが、すなわち、その人自身の本質を象徴している」

「自分の内なる仏性を発見すれば発見するほど、その人は精神世界の高みへと飛翔していくということです」

「3コロンブスの卵」

「聖人達は凡人が気づかないごく簡単な真理を発見したのです。それは、『人間は、死んであの世に還る時に、地位や名誉、財産、物資は何一つ持って行くことはできず、もって還れるものは心しかないのだ。もって還れるのものが心しかないならば、その心を磨いて、より立派なものにする以外に、人間の修行はあり得ないのだ』という真実なのです。」

「過去の偉人達の生涯が、『コロンブスの卵』の実例であったことを、多くの人々に気づいていただきたいものです」

「4心の修行」
「アメリカ国民が現代でもリンカーンを尊敬してやまないのは、『何人に対しても悪意を抱かず』という姿勢を貫いた彼の立派さにあるのです」

「自分の心を制御する、統制するということ、これ自体が一つの偉大な試みなのです。皆さんは手近なところから始めることができるのです。
自分の心を完全に統制しえたとき、おそらく、その人は最も仏に側近き人物なのです。心の世界の秘密を解いた時、ユートピアはすぐそこに現出するのです」

「『悪意を捨てて、愛をとれ』『人を裁くな、人の裁きを受けるのが嫌なら』、こういう言葉を座右の銘として、日々、精進していたリンカーンの姿は人々に一つの希望の原理を教えています。
つまり、彼のような、貧しい家庭に生まれ、世にもまれな醜男(ぶおとこ)といわれ、1865年4月14日金曜日の夜、フォード劇場でブースの凶弾に倒れた悲劇の大統領であっても、その心は、世界の人々から注目を受けるような黄金色の光に満たされていたと言うことです」

著者: 大川 隆法
タイトル: 幸福の原点―人類幸福化への旅立ち
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