金融機関でモデルを開発したり使ったりするとき、そこにはリスクがある。
モデルを開発する際に、どういうモデルを作るかを考えてから開発するのだが、この考え方を間違えてしまってはその結果に意味がない。
また、考え方が正しくても、それを実装する段階で誤っていては正しい数字が出せない。
モデルが適切に開発されていても、使い方を誤っていては正しい数字が出せない。
モデルを使って正しい数字を出せても、その数字を誤った解釈で報告されたら、せっかくのモデルが台無しになる。
こういうリスクを最小限にするために、経営者はモデルガバナンスを整備する必要がある。
近年の金融機関は、特にリーマンショックでモデルガバナンスの欠如が課題になって、モデルガバナンスの研究が進んだ。
(ちなみに世界的にはファイナンシャルクライシスと呼ぶので、リーマンショックは伝わらない)
進んだのだけど、いまだにモデルガバナンスを知らない経営者がいて、そうすると、いくらモデルガバナンスを伝えても伝わらない。
モデル開発者、モデル使用者がしっかりすればよい話で、なぜガバナンスが必要なのか?
エラーがあったら、彼らに責任を取らせればよい。
という感じで。
こういう状況を改善する方法の一つは、そういう書籍を見せること。
本が出ていれば、さすがにその概念があることを理解する
(なお、論文などは紹介しても、こういう経営者は読まない(読めない)ので意味がない)
ただ、「モデルガバナンス」をアマゾンで検索すると「モデルガン」に置き換えられて、モデルガンが大量に表示される。
やばくない?