保険のCMや広告で時々目にする、葬式代を保険で備えるという話、本当に必要なのか?考えた方がよいです。
保険であれば、保険金が直接、保険金受取人に支払われるので、相続などの面倒な手続きがないというメリットはある。
しかし、通常こういうことを考える人はそれなりの年齢なので、保険料が高くて、長生きしてしまうと総払込保険料が保険金を超えてしまう。
たとえば、100万円の保険金に対して月払保険料が5000円だとすると、1年で6万円。
10年で60万円で、17年経つと102万円となり保険金を超える。
保険なので、死にそうな人は入られないから、短期で亡くなる可能性はそんなに高くないことを考えると、慎重に考えた方がよい。
なぜなら、保険金を超えたとして、解約しても解約返戻金は保険金は下回っているし、解約したら100万円を受け取る権利がなくなる。
かといって、保険料を払い続けていたら、どんどん保険金を超えてしまう。
若いときなら安い保険料で入られるし、こんな状況にはなりにくいが、高齢だとこういうことが起こることは考えておかないといけない。
貯蓄から葬式代を出せないのなら、簡素な葬式にするとか、やらない、という選択肢も考えるべきだろう。
保険に入ることができるなら、それを貯蓄してもよいだろう。