ゼファー | 今までの「犬のしつけ」は間違っている!日本式「犬の育て方」!

今までの「犬のしつけ」は間違っている!日本式「犬の育て方」!

犬と人の関係とは。本物の愛情とは。そして本当の幸せとは・・・・。間違いだらけの犬の育て方を完全否定し、正しく心通う命との接し方を紹介しています。

 

若かりし頃のゼファー。

 

改良マックス状態で、牙は長く、耳がとにかくデカい。耳の根元は広く、そして先っぽは尖っている。耳の両端から広がって細くなるライン。

眼の色はとにかく色素を抜いてみたんだよね。狭い額、額とマズルの高低差を無くし、まっすぐにしてね。

耳と耳の間隔をとにかく狭い。ああ、これはウチの独特な顔立ちの子らにも見えるんですが、ホワイトシェパードってね、額が丸っこく耳のカタチが悪い・・・・そしてね・・・・まあ私の美的センスになるんですが、野性味がまるでない・・・んだよね・・・・。これがスイスにしてもさ、まるで野性的な趣がないんだよね。

 

ヒトラーも愛したシェパードがね・・・・、それじゃいかんだろうとさ、改良していった結果が、やり過ぎ感馬鹿だしのゼファーにたどり着いてね~。

 

とにかく野性味を帯びた顔立ちが・・・ってね。私、キツネとコヨーテが大好きでね~・・・。

 

どちらかというと、オオカミなんてさ、ブサイクに見えませんか???

 

そういっているけど、オオカミ大好きなんですけどね。

 

それでオオカミでもないコヨーテでもない、理想のオオカミ像をイメージしてようやく作出したのがゼファーでね~・・・。

 

性格もイエイヌとは思えないくらい、実に凄まじい群れのまとめ方をしていましてね~・・・。

 

男どもは常にチェックしていてさ、そのために、男どもは私の側に来れないんですよね。だっていっつも足元にゼファーがいたからね~・・・。

 

怖くてね。

 

唯一そんなゼファーバリアの関門を取っ払って来れたのが、今一生懸命群れのリーダーとして頑張っているゼファーの息子、兄ちゃんなんですが、まあさ・・・、対格差からね、デッカイ体格のサンにさ、押され気味なんだよね。まあ、サンは優しすぎるから、恐らくリーダーにはなれない性格だからさ・・・。まあ、事実上リーダー的な存在が未だに決まっていないわけでね・・・・。

 

これまた兄ちゃんも優しすぎるからリーダーとしてね・・・・無理がある・・・。

 

ってことでさ、絶えず自来也とサンが対立している。っていうか、サンがしつこく自来也を抑え込もうとしているんだけどさ・・・・・。まあ、無理でね・・・・。

 

メンドくせえ・・・って思った私、それならば、完全に私が入り込んで一つにまとめてしまおうってね、思ってね・・・・。

 

気迫ですよ。ようは気迫なんですよね、気迫だけでどうとでもできる。

 

人の心を読むことに長けているのがシェパード種ですから、すぐに敏感に伝わるんですね。

 

そこでね、犬を怒らないで。って言われたことがあってさ、じゃあその通り黙っている・・・。

ってね、見学に再度来られたんですが、まあ、見事に柵の中に入られる前に二か所での大喧嘩勃発してね~。

 

ゼファーがいなくなってさ、未だに落ち着きを見せていないわけでね・・・。

 

私の行為を怒りととらえるか、気迫を見せていると捉えるかによって、全然違うんですよね。

 

別に怒っていないんですよね、気迫を見せて、冷静にさせているだけでさ、「俺がここにいるんだぞ!!!」アピールなんですよ。。。。

 

まあ、そのときは勃発した喧嘩止めるのにさ、かなり手こずってね・・・。最初から私の存在をちゃんと把握できないくらい興奮していたらさ、そりゃ無理だわ・・・。

 

それをさ、お前、俺の存在を忘れるなよな・・・。っていうね・・・だから、我を忘れて喧嘩することなんてなくなるんですよね。

 

やっちゃいかんことをそれはいかんやろ??ってね、感情で理解させていくわけですよ・・・・こんなにもたくさんいるから、気迫がないと誰もついていかないもんなんですよね。。。

 

それでさ、その二か所の喧嘩を・・・っていうか、ガキ同士の若い連中の喧嘩ですからすぐ止まると思ったら・・・・、調子悪いときでね~・・・・、気迫を見せようとしてね、ずいぶんと時間がかかり、そのためにね・・・・・・、突然息切れしてオシッコ洩れそうになってね・・・・。え???力が入らない・・・・倒れこんでしまう・・・・っていうくらいにね。

 

あれは死ぬかと思ってね~・・・、心臓が止まりそうな勢いだったからね~・・・。

 

まあ、気迫で止めましたよ。別に怒っていない。ただ、愛犬たちが飼い主の存在を忘れた時、興奮してね、そのお互いの興奮がさ、突然不安を感じだし、喧嘩になるんですよね。

 

普通は喧嘩を避けるのが犬なんですよ。イエイヌはその人間という飼い主の存在感がね、半端ないんですよね。

 

まあ、常に若い子らが群れの一員となるわけですから・・・・。そんな子らに色んなことを教えて、人間って頼りになるんだよ。ってことを学ばせないとね・・・。

 

 

犬を争いから守るために、気迫を見せなければいけないときってね、あるんですよね~。別に怒っていないから、そりゃ~お互いすぐに水に流して付き合いますよね。

 

それを解っているから、そんな「気迫」を見せた数秒後、自分から近寄ってきて体をくっ付けてくる。

本当に怖がっていたら、来るはずがないじゃないですか~。

 

でも必ず謝るようにしてさ・・・てか、気にしていないんだよね(笑)

 

だって、気迫見せていないからさ。。。これが怒りだったら、人間だったらすぐに切り替えることができるか???ってことなんです。

 

気迫と怒りは違うんですよね、犬にとってはね。