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Luke & Soleil Company

Never let the light of hope fade in your heart!

医学関係のSNSに入っていると、

医学英単語を聞いてくるクイズが時々送られてくる。


「排便困難」を英語で言うと次のどれ?

①dyspnea

②dysphagia

③difficulty of mastication

④dysmenorrhea

⑤dyschezia


あなたの解答
dyschezia

答えと解説
dyschezia

dyspneaは「呼吸困難」、dysphagiaは「嚥下困難」、
difficulty of masticationは「咀嚼困難」、dysmenorrheaは「月経困難」


とのこと。


平均正解率42%


はて、医師たるもの英語ができて当然とお考えの方が多いかと思いますが、意外とそうでもないんです。

自分も日本語から医学用語を思い出そうとすると意外と難しいのが本音です。


まず、"dys-"は「悪い状態」を表すギリシア語起源の接頭辞。

"pnea"もギリシア語由来の「呼吸」という意味。

他にも似た接頭辞である"pneumo-"(肺という意味)を伴ったpneumoniaは、

「肺炎」という意味になる。

しかしこのときの"P"は発音しないでニューモニアという(笑)

"phagia"はギリシア・ラテン語由来の「食欲」という意味。これはファジアと発音。

masticationは"mastico"というラテン語から派生した「咀嚼」という英単語。

"meno-"も、ギリシア語由来の「月経(期間)」という意味。

men-が変化してmoonやmonthになったようだ。

"-rrhea"は、やはりギリシア語起源で「流れ出る」という意味。

私たちが医学部で習う特徴的な綴りになる。

ダイアリーア、つまりdiarrheaは「下痢」という意味になる。


こんな感じで類推しながら読み解いていくと何とか解答にたどり着けるようになる。

医大生に解剖学を教えていたときは、医学用語、つまりテクニカルタームの概念がわかって

初めてスタートラインに立ったことに等しい。

だから、医学用語の記憶は勉強時間のうちには入らないと言ってきたけれど、

やはり、日本人には時間のかかる勉強なのかも知れない。

しかし、若いときに覚えたことは、反射的に出てくるようになるので、

その瞬間瞬間を大切に覚えて行ってもらいたいと願っている。



婚約をしたといっているのに執拗にいい寄ってくる女性がいる。

ちょっと理解し難いのだけど、やはり他人の芝生なのだろうか?

preciousいわく、世の中は嫉妬でいっぱい。


職場の人間なので、無視することもできずストレスになっている。

彼女曰く、アロマの資格やパンやお菓子のコースを修了したいうことをいちいち報告してくれる。


私は資格女子の胡散臭さが大嫌いで、仕事しながらその報告を聞く度にウンザリしている。

穿って見れば、仕事以外にそれだけ熱を入れる時間があるということ。

「一体君は何をしたいの?」

「人のために○×△・・・」

人間関係を構築するのが疎かになっていては、本末転倒なのだが・・・

付き合っている彼氏とは、結婚願望もないため遠距離恋愛空しく、うまくいってないようだ。


資格は当然ながら有しているだけでは意味はなく、活用して初めて有意義なものになる。

多方面に興味や関心があることはよいことだが、どれもが中途半端になりやすい。


「私、結婚しません。できません。今やりたいことをしないと絶対後悔する」と訴えてくる。


私が彼女を一番危惧している点は、人はひとりでは生きられないということを知らないことだ。

人生における最も大切なものを置き忘れてきている。


彼女の理想像が私に向けられているのは薄々感じていたけれども、

その執着心にはまいってしまう。


私の周りには、未だに私たちの国際結婚を快く思わず、無理だと考えている人間が複数いる。

日本とフランスを行き来することで、私たちは呼吸しながら、トピックを得ている。

互いの文化を学び知ることで、より相手のことを知ることができると二人ともに認識している。


世の中には望んでも叶わないものもある。

認められたいのだったら、浅薄な知識よりも苦労して学んだ知恵が必要。

それには、人に言えない時間や長い道のりがあってもいいはず。


次の人事異動で外の世界で学んでもらうしかないかも知れない。




先日、社会心理学者のポール・ピフのトークをTED(スーパープレゼンテーション)で観た。

NHKのこの番組は、いつも本質的な問題提起がある。

今回の内容は、「金持ちになると人間は嫌な奴になっていく」というものだった。





モノポリーというゲームで、一方だけに有利な条件を始めから与えるのだけども、

勝ち進みお金をどんどんと増やしていくと、不遜な態度をとりだし、

さらに勝利するのは当然なのだけど、勝利するためのうんちくを語り始めるというもの(笑)

もしこれが実社会であればと仮定すると、当然ながら怖いという結果になる。

しかしどうだろう?

私はゲームの延長線上に、実社会はブレなく存在しているのではないかと考えている。

勿論、全く同じではなく、様々に形を変えてだけども。

今回、自分の属する業界でも許せない実態を目の当たりにしているため、

FBのWallに意見を述べた。


When I saw this program, I couldn't help but think how simple and ugly human beings are after all. Even in the industry I belong to, I know at least a few people who tried to settle human lives with money. I don't think of them as successful people, but most of them gained much wealth in this industry. They will use any means to justify themselves. In other words, they try to settle everything with money. I hate such ugly people cordially. I suppose no one will like them by choice, but it's annoying that they actually exist. It's not that I genuinely love this job that deals with the human appetite. I believe the job is for enriching lives to recover the richness of the human heart. However, reality is different. I plan to open up my own way with my fiance.

In the past, Japan too had a class society with the emperor at the top. (Although it's a mere shell now, it seems a part of it still remains, but I have almost no interest in it.) But my mother was from a formerly noble family, and a number of hired servants took care of my mother and her two sisters, and she grew up in great comfort. I hear my mother's house was the first in Fukushima to introduce a phone and car. But when my grandfather passed on, since my mother's family didn't have a son (heir), it lost most of its lands after the war in the land reform, and my mother's family fell, in name and in reality.

Such was the fate of the family, but my grandfather had medical care right up to his death, and never refused a nightly doctor's visit. And above all, I'm proud of my grandparents who valued the life of patients above their own. The issues of unequal society are very grave, but I want to agree with living with the use of much wisdom. I'm willing to be a part of that wisdom.


私はこのプログラムを見て、人間とはやはり単純で醜い存在だと思わずにはいられなかった。私の属する業界も人の命を金で解決しようとした輩が、私が知っているだけで少なくとも数人は存在する。私は彼らを成功者だとは認めていないが、この業界で大きな富を得た連中がそのほとんどを占める。自己の正当性を叶えるためにどんな手段も惜しまない。つまり金で何でも解決しようとする。私はそのような醜い人間が心底嫌いだ。誰も好んで好きにはならないだろうけれど、現に存在するのだから困ったものだ。私は人の欲を扱うこの仕事を心底愛している訳ではない。人のこころの豊かさを取り戻してもらうため、人生をより実り多いものにしてもらうための仕事だと思っている。しかし、現実は異なる。私は私の道を婚約者と共にこれから切り拓いていくつもりだ。

昔の日本にも天皇を頂点とした階級社会が存在した。(形骸化していても、一部にはまだ存在しているようだ。しかし私は全くといってよいほど関心はない)しかし私の母は元貴族の出、使用人が何人も私の母親の世話をし、子どもの頃は何不自由しない生活を送っていた。電話と車を真っ先に導入したのも、母の家が福島では一番早かったと聞かされている。しかし祖父を失い、男子(世継ぎ)のいなかった母の家は、戦後、農地改革により、そのほとんどの所領を失うことになり、名実ともに母の家は没落した。

しかしそんな家運であったけれど、自らの死の直前まで診療し、また夜間の往診を拒まなかった祖父。そして何より自分の命より患者の命を大切にしていた祖父と祖母のことを私は誇りにしている。格差社会の投げかけるものは、とても深刻ではあるけれど、多くの知恵を使って生きていくことに私は賛成したい。私はその知恵の一部になることを厭わない。


Wallにupした途端、まさかまだシャワーを浴びていたはずのpresiousがすぐにlikeを押して、「あなたの意見に完全に同意します。あなたの祖父に強い尊敬の念を抱いてます」とメッセージを送ってきた。

私も「ありがとう。君がいるから僕は勇気を持てる。君あってのことなんだ感謝してるよ」と返事を送った。

振り返れば、私たちは上にバカが付くほど潔癖なのかも知れない。

しかし、これだけは曲げられないというものがある。

それは金に支配されない人生だ。貧しくとも卑しくは生きたくない。

私たちはこの最も基本的なところで深く結びついている。

だから、私は生涯、preciousを大切にしていきたいと思うことができたのだと思う。