Luke & Soleil Company -29ページ目

Luke & Soleil Company

Never let the light of hope fade in your heart!




Hug & kissができない毎日が始まった。

自分たちにとっては、挨拶と確認、あるいは気持ちの安定剤のようなもの。

日本人は隠す傾向が強いのだけど、

声をかけるだけではなく、もう少しダイレクトに思いを伝える手段。

何もいやらしいものではない。

それができないフラストレーションは徐々にたまっていくのだと思う。


僕らのことを優しく見守ってくれているChristophe伯から自身のFBのwall上で、

中部フランスの城を見にリヨンへ来なさいと

名指しで呼びかけがあったのを見て、非常に驚いてしまったのだけど、

時間を作って必ず行きますとコメントを残した。

私がフランスのチーズの味とその歴史に感激したこと、

何より生活の中のデザインやセンスに、自分が求めていたものが沢山あることを

preciousが伝えていたようだ。


今思うと、人生は予期しないことの連続に違いないと改めて思う一方で、

そのすべてが、実は薄っすらと過去に見ていた風景に重なるようで、

とても自然に体に降りてくる感じがしている。

言葉がわからないことがどうしてもストレスになってしまうのだけど、

気持ちは言葉を介さずともじゅうぶん伝えることができている。

互いが心を開いた状態であれば多くのことはよい方向へと自然と流れていく。


私は離縁をして以来、長かったモノクロームのトンネルを抜け出し、

それまでのすべてを心の中で清算しようと努めてきた。

そうすることでしか、生きる糧を得られなかったというのが正直なところ。


「ねばならない」という世界を一切捨て、

自分に正直に生きようとしたとき、すべてが変わったのを覚えている。

本能の赴くままに、ここでの本能とは生きるための感覚であって、

差し迫った行動を伴っていた。

そんな時にpreciousと出会う。

人は無意識のうちに、真理を探しだし、そして確信する。

それはすべての五感に訴えるものが強かった。

初めて会った時の匂いや温度がすべてを知っていたのだと思う。

嗅覚にはじまり、すべての知覚が覚醒した瞬間を、

今でもはっきりと思い出すことができるほど鮮烈だった。


はじめは奇跡だとはかけらも思わなかった。

当たり前のことが当たり前のように眼前で繰り広げられているだけだと思っていた。

しかし、いまその偶然が、どうも当たり前ではなかったことのように思い始めている。


本来求めていたところへ、時空を超えて動いてしまった感覚は、

やはり普通ではなかったのだと今ではそう感じている。

この感覚はpreciousも同様に感じていて、

何より両親や周囲の友人たちが僕らより驚いている。

9500kmは、僕らには必要な距離だったのだと思うと、

魂というアイデンティティはやはり、人間の本質であって、

容易く消えはしないのだと確信している。


私たちは等しく時間を与えられている。

しかし、その時間の用い方は、その人次第で長くも短くもなる。

そして打ち寄せる大小の波に翻弄されながらも、

波を超えてゆく瞬間、瞬間を楽しむようプログラムされているのかもしれない。


自分に正直に生きる。


これが自分を強くさせる唯一の手段であることを、正にいま強く感じている。




LUKE
帰りの朝はいつもバタバタ。


{D5900C9A-0FDB-4D5F-93B4-DD62AAE083DE:01}


どういうわけかpreciousの荷物はいつも重い

スーツケースだけで21kgもある(-"-)

じゅうぶん時間に余裕を持っていたはずなのに、朝から涙目をしながら準備をしている。

あっという間に時間が過ぎて、電車の時間に遅刻しそうになって、

駅の構内を乗り換えのため大きなスーツケースを引きながら、

額に汗しながら、成田エクスプレスのホームへ走って向かう。

しかし、ホームには人が溢れていた。

列車が遅れているというアナウンスがあるなか、

自分たちの電車が到着。

乗り込んで、ほっとしていたところ、

途中の踏切で車が立ち往生しているため、品川止まりとのアナウンス。

「なんてこったい!」

やっとの思いで乗り込んだのに・・・(>_<)

日本語で、上野、日暮里まで行き、京成スカイライナーに乗り換えてくれという。


{1346BC32-A665-4148-A631-7420BFC67522:01}

(帰りはスカイライナーを使ってみた)


京成線とはあまり縁がなく、乗継もスムースでなかったように記憶していたため、

時間を優先させるために品川からタクシーで向かうことに決めた。

もちろん費用はかかってしまったのだけど、

慣れない道程で飛行機に乗れなかったら、それこそ悲惨なことになる。

「いい機会だ。タクシーで東京見物しながら、新しい経験ができるよ!」


{4956463D-5AD5-4467-94E6-1EEEC25E4656:01}


といって、不安げなpreciousを励ましながら1時間ほどで成田へ着いた。

よかった!(^^)!

チェックインを済ませて、少しお茶もできる。


{BA73F342-70AB-498E-AD13-DE537B42D12B:01}


{FD091671-C4C7-4EE3-935D-0559BBD15876:01}


デザイナーの卵である友人のお土産に日本版VOGUE誌も購入できた。

しかし、突然のアクシデントとはいえ、成田エクスプレスのアナウンスは日本語だけで、

車内モニターにも英語の表記がなかった。

僕らが品川駅を降りる際に、事情がわからない外国人たちが車内にまだ沢山いた。

差し迫った時間を考えると、日本人の自分ですら他社線使用に躊躇するのに、

そのあとはどうなったことやら・・・日本企業の英語力、特にインフラ関係は

かなり頑張らないといけないのでは。

オリンピックまでに若いできる人たちが増えることは間違いないだろうけれど、

井の中の蛙状態から早い転換をしないと、

「おもてなし」が「ろくでなし」の結果を招くことは避けられない。

どうか、基本的な言語だけはグローバル化を急いでもらいたい。

(何も日本語を捨てたり、日本文化を失う危惧はないはずだ)


自分は大の飛行機好き。


{11EA2CA8-2285-4518-BC10-5521973B40B2:01}


エアバス社のA-380が好きだというと、

フランスではA-trois cent quatre-vingts、つまりA300、4つの20と言うそうだ。

これをクレイジーと表現していたけれど、

日本語だって、1ぽん、2ほん、3ぼん、4ほん、5ほん、6ぽん・・・のように

不規則に助詞がかわるので、日本語学習者を悩ませている。

ところ変われば品変わるということのようだ。


{6C2A6C19-439D-4773-97CF-86FC50C8F6AB:01}


Enjoy the Weekend!!
よい週末を!
LUKE













いよいよ明日、preciousが日本を発つ。

今回の日本滞在は長くも短くもあった。


日本語学校の先生に丁寧に教えてもらえたらしく、

MARIAGE FRÈRESのお気に入りのお茶をプレゼントして、

先生に大好きなブランドだといわれて嬉しかったようだ。


昨晩は最後の手作りで、ミートソーススパゲティとあさりのワイン蒸しを作った。

あさりは500g用意しようと思っていたら、仕事帰りだったので、

閉店間際のおまけで500gの値段で700gにしてくれた。

おばさんは、やはり男にやさしいのかな?(笑)


水菜とあさつき、ニンニク、鷹の爪、バター、オリーブオイル、ワインで

蒸し煮するだけでこんなにおいしいものができるとは^^




食後に絵を描いてプレゼントした。和仏折衷^^;



婚約はしているものの、まだ結婚への道のりは遠い。

なぜなら、それまでにしなければならないことが互いに山積している。

そして、フランスで学位を取るために、実習を現地で行わなければならない。

まだ1年以上かかる。

私の身の自由がきかないので、しばらくは行ったり来たりの生活にならざるを得ない。


これも人生。


与えられた機会を大切に生きてゆきたい。


今晩は外食でもしようかと思う。




LUKE