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Luke & Soleil Company

Never let the light of hope fade in your heart!





人のこころを読む。


言葉を発せずとも表情が訴えるもの。

手を触れた皮膚から伝わってくる栄養状態。


初診時、「どうしてわかるんですか?」

とよく問われることがある。


・・・この仕事、20年近くやっているからね。

来院者は、とうとうと自分の状態を話し始める。


過去の既往症を隠して診察を受けようとする人がいる。

私の目をじっと見つめるまなざし。

本当のことを書きませんでしたと謝られることがある。

私の目が怖かったと、逆ギレされたこともある。

嘘をつかれてもすぐわかる。


子どもの頃に剣道をしていたことがもしかしたら、

目の力を養ってくれたかもしれない。


武道をされてきた方はお分かりだと思うが、

意識せずとも、目だけを見ながら、

視野には患者さんの全身をとらえている。


真実を述べていない場合は、目以外の部分から

サインを発していることが観察される。

隠すことがほんとうにいいことなのだろうか。

きっと、そうではないはずだ。

自分の思い込みを捨てて、素直になってもらいたい。


急な冷え込みが、襲うとき、

こころ穏やかになれず、狂気を呼びやすくなる。

自分のこころの中に葛藤を持つ人は

客観性を忘れないよう努めてもらいたい。



LUKE




医療の現場に日々身を置いていても、

不可解なことや理不尽な内容に接している。

私ですらそのような感情を抱くのだから、

みなさんにとってはもっと、特異な状況であり、

理解しようとも阻まれてしまう世界なのだと思う。


今日も、母親を乗せた車椅子を駆って病院内を右往左往。

途中で、重たいコートやらカバンなどを投げ捨てて、

白衣の上下に着替えたくなった衝動に襲われてしまった^^;アッホーイ


何となく、母親の症状の原因とまではいかないが、

きっかけを感じ取るところまでは来たような気がする。

担当医もやはり原因がわからない。診断名が付けられない

ようで、トラップに嵌って、もがいているようだった。


しかし症状を前向きにとらえ、老母に対し親切に説得して

くれている姿には、頭の下がる思いだった。


ひとの病院であろうと、目に入ってくる、

来院されている方たちの輝きのない瞳を見るにつけ、

やはり、なんとかしてあげられないものかと思ってしまう。

なぜ、ひとは病んでしまうのだろう?

漠然と反芻している。


組織が大きくなればなるほど、機能の充実こそあれ、

何か見えない壁(医療者が放っている限界という壁)が

見え隠れしているのがよく伝わってくる。


学生時代より、予防医学・医療の拡充の必要性を強く

心に抱いていたが、本質はその頃とあまり変わらず、

なんだか釈然としない。


予防医学・医療のサイドは、国や国際的な機関からの

啓蒙が盛んのようにも見えるが、総論ばかりで、

各論であるニーズには応えられているとは到底思えない。


これからは、個々人に対するライフスタイルマネージャー

などという、やはりホームドクター制度を促進するのが、

喫緊の課題だと考えているのは、自分のような逸れ者のようだ。


日本の医療技術がどんなに素晴らしくとも、まだ変えていく

余地は数多ほどある。


嘆かわしい現状ですが、自分も参加できるところは

率先して参加して行きたいと考えさせられる機会を

今、もらっているようだ。



$Luke et Soleil Company



LUKE




今日も、母親の検査のため一日付き添う予定です。

認知症の唯一の治療薬として有名な薬の

副作用が原因ではないかとも考えて、

いろいろ調べていくうちに、

自分も含めて多くの医師たちがこの薬のことを

把握できていないことを医療者専用のSNSで

知ることができました。

これも、専門が分科しすぎた結果かも知れません。

私同様、高齢の親を持つ医師たちや、意外にも

精神科の医師たちがこの薬のコントロールで

困惑していることでした。


そして、もっと残念なことは製薬会社の思惑が

背後にあったことです。

(実際はこの薬だけに限らないのですが・・・)


医師のさじ加減が非常に大切な薬であっても、

主治医の限界で目の行き届かない部分でもあり、

私の判断で休薬させて観察することにしました。


高齢者の症状は要因が複雑に絡み合っていることが

予測されるため、なんとか症状を早く抑えてあげたいのですが、

医師たちの見解もみな異なり、参考にできるものは取り入れ、

自分のこれまでの経験から取り組んで行こうとも考えています。


医療行政、製薬会社・・・どれもややこしい事象には

率先して関わろうとしないのは当然ですが、

最近は、疑問が極めて大きくなっている自分がいます。

老親を亡き者にしてしまう子の行動が絶えないのは、

もしかしたらこの薬の問題が引き起こしている

事例も多く含んでいるのではないかと思います。

今後、新たな社会問題となる可能性を秘めています。



LUKE