
週末は仕事、仕事で、大いに雪と戯れることに。
電車の中で待たされてもウィークデーのような変な空気がなかった。
これはいかに私たちが雰囲気で感情が支配されてしまっているかを証明しているよう。
やはり、困難や壁に突き当たったときに、どのように発想の転換ができるかで、
その場の状況は悪くも良くもなり得るのだと思う。
困難に出会っても、「よしこれもチャンスだ!」と思えると、
不思議なことに頭は次のことに切り替わっていることが多い。
しかし、感情に支配されているとそれはもちろん容易ではない。
ダメだと思った瞬間、身体の細胞たちのベクトルも、
「ハイ、かいさ~ん!」の掛け声で、
「チェッ!、やめちゃうんだ」とブスブス言って
バラバラになっちゃうのがわかるような気がする(笑)
間違った方向でなければ、ねばることもやはり大切。
しかしいま何が正しくて、そうでないかを見極めるのは至難の技でもある。
私の属する医学の世界においてでさえ、正しいという意見と、いやそうではないという意見が
常に存在するものだ。
やはり、科学的データは断片を切り取ったものが多いために
万人に等しい結果が必ず出るということでもない、統計という確率に頼らざるを得ないのが現状。
私たちは学生時代から、医学はArtだということをいやというほど聞かされてくる。
ここでのArtは概念であって、「芸術」という意味ではない。
「科学を超えたところにあるもの」と表現したらよいだろうか。
つまり、私たちの無力さも認識しながら、科学では割り切れない存在である人間を
包括的に診ていきなさいということ。
しかし、私たちが患者さんたちの前で、ひどく自信を欠いていたらどうだろう。
それはそれで大変問題。
だから私たちは、私たちが信じるところの知識や技術というものを日々検討し、
寝食忘れるほどに貪欲に、生涯を通じ学ばなければならない使命がある。
多くの人たちの人生という大河の片りんを日々見せていただきながら、
黒子としての演出家を今日も演じている。

よい1週間を!
LUKE