カレンダーを見るのが怖いからだ。
切なくて・・・ 時間の過ぎるのが早い。
人生に占める仕事の時間の方がプライベートの時間よりもはるかに多い。
自分の生活の時間を考えると、どうしても先々のことを思ってしまう。
仕事以外の時間を何をして過ごしたらよいか考える時間も無駄にさえ思えてしまう。
自分は受け手になるよりは自らものを作る側にいつもいるように感じる。
だから常に次は何を作ろうかと思っていると、
時間の貴重さを身に染みて感じることが多い。
婚約者が外国人だとつい、先方の国を贔屓目に見てしまう。
でも自分は子供のころから、和風や和室が大嫌いで、
祖父が海軍にいたころの写真ばかりを好んで見ていた。
そこには英国の調度品が多く写っていたからだ。
しかし今、フランスのデザインは?というと、すぐには思い出せないでいた。
学生時代に海外から取り寄せていたAD (Architectural Digest) という
雑誌で特集があったりしていたので、なんとなくはわかっていたつもりだけども、
厳密な意味でイギリス、フランス、イタリアの区別を明確にできないでいた。
そんなところにクリストフ伯から、ヒントをもらうことができた。

彼いわく、去年お前たちが泊まったホテルの近所だよ。なんだ行ってなかったのか?
とメールで返事をもらう。
そんなこといわれても、初めてのパリだったのに・・・
preciousに次回フランスへ行ったとき、連れてってくれないかな?というと、
快諾してくれた。
毎日言葉を交わしていても、顔に触れることはできない。
Bonne nuit!