みなさん、こんにちは~。

 

すっきりしない天気が続き

みなさんの地域は

大丈夫でしょうか。

 

テレビ、ラジオを消し

スマホも伏せ

ボーっとしていると

世界では

何も起こっていないような

そんな気さえしてしまう。

 

 

最近、私の交感神経は

ビンビンになっていたんだけど

 

 

セミの声がね。

 

 

そんな現実から

引き離してくれるような・・・。

 

 

どんな現実でも

セミは変わらず

ミーンミーンって鳴く。

 

 

戦争があったときも

セミは鳴いていたんだろうな~って・・・。

 

ちょっとセンチメンタルな気分に

なっていた私です。ニヤニヤニヤニヤ

 

 

 

 

さて先日

NHKで再放送していた

「Zの選択」という番組を見たのね。

 

 

「Z」とは、1995年以降生まれの

若者たちのことを

ニュージェネレーション世代

というのだそう。

 

 

その世代の人たちが

どんな選択をしているか

というものを

ドキュメンタリーでやっててね。

 

 

毎回ふたりの

Z世代(20代)の子たちが

出てくるんだけど

 

 

私が見たのは

 

「#だれかとつながっていたいですか?」

というタイトルのもの。

 

 

今日はそれ見て感じたことを

綴りたいと思います~。

 

 

 

登場人物のふたりを

AさんとBくんとしよう。

 

 

 

まずはAさん。

 

シンガーソングライターとして

インスタライブなどで

活躍されている

とてもチャーミングな女の子。

 

 

小さい頃から歌が大好きで

将来の夢は歌手。

 

孤独が何よりも苦手で

誰かとつながっていたい。

 

 

誰かに必要とされ

注目されることで

自分という存在を

他の人に認められることによって

自己肯定感が生まれると。

 

 

大学時代に

ライブしたりしていたけど

なかなかお客さんは来てくれず・・・。

 

歌手になるなんて

やっぱり夢なのか・・・と

就活は普通の企業へ就職。

 

 

そんなある日

インスタでカバー曲を歌ってみたら

どんどんフォロワーが増えていって

リアルなライブまで

できるようになったのね。

 

 

で、会社を辞め

音楽一本でいくことに決めた。

 

 

ところが

コロナ騒動が起き

ライブはすべてキャンセル。

 

 

すると、どんどん

フォロワーが減っていく。

 

その現実に

とてもショックを受け

 

自分というものを

見失ってしまった。

 

 

でも、それがきっかけで

自分を見つめ直し

 

フォロワーが減っても

今フォローしてくれている人たちを大事に

歌い続けるAさん。

 

 

 

 

一方、Bくん

 

小さい頃から

お父さんとよく釣りにいっていて

釣りが大好きな青年。

 

農業高校に進み

自然とかかわる仕事をしたいと

思っていたが

 

希望するところへは就職できず

土木設計の会社へ就職。

 

 

自然と触れ合うことが

何より大好きなBくんにとって

毎日PCとにらめっこな日々が

段々苦痛になる。

 

 

そんなとき

山梨県の「地域おこし協力隊」の募集を知り

速攻申し込んだ。

 

で、会社をやめて

山梨県の山奥にある集落に

移住することになったのね。

 

 

仕事は釣り場管理の仕事。

好きな釣りとかかわれたことで

毎日ストレスがない。

 

 

職場では

65歳以上の年配者たちばかりだけど

好きなことでつながる人たちとは

年齢関係なく

仲良く仕事してる。

 

 

同世代の友だちは減ったけど

自分と同じような移住者や

地元の若い人たち

数人の仲間もできた。

 

 

そんな数人の仲間たちと

時々集まったりしながら

好きな仕事をし

 

自由時間では

釣りや狩猟など

ソロ活で好きなことをして

暮らしている。

 

 

ただ1つだけ

気持ちがブルーになることがある。

 

 

それは月2回

村の消防団訓練に

村の若者は

参加しなくてはいけないこと。

 

 

本人にとっては

好きではないことなので

自分の時間を

奪われるという感覚で

とても苦痛。

 

 

職場のおじさんに

そのことを話したら

 

「Bくんちが火事なったら

誰もいかないよ。」

 

「それやっとかないと

つながらないじゃん。」

 

 

と言われ・・・。

 

 

葛藤は持ち続けながら

それでも

好きなことの中で

暮らしているBくん。

 

 

 

 

さあ、みなさん

 

Aさんの選択

Bくんの選択

 

どう思いましたか?ニヤリ

 

 

 

Aさんは

小さい頃からの夢が叶って

今の時代にあったかたちで

歌を通じて自分を表現している。

 

だけど

フォロワーの数に

振り回され

自分を見失ってしまった。

 

 

フォロワーは増えると

うれしいよね。

 

減ると悲しいよね。

 

 

まさに先日書いたブログ記事

 

 

「承認欲求」と「自己肯定感」にも

大きくつながるな~って思った。

 

 

 

でも、Aさん自身が

そんな自分のことを

ちゃんとわかってる。

 

誰かに必要とされ

認められることによって

自己肯定感が生まれるって

 

そう自覚し

それを言えるって

 

前回書いたブログ記事で書いた

 

「おかえりモネ」のリコのセリフのように

 

シンプルで嘘がない

 

まさにそうだな~と思った。

 

 

認めてくれる人

応援してくれる人と

つながりたいA子さん。

 

 

 

 

そして、Bくん

 

 

最近は

「ソロ活」という言葉も

出てきたくらい

一人で楽しむことを

謳歌している。

 

 

かといって

誰ともつながりたくないかと言えば

そうではなく

 

つながりたい人とだけ

つながりたい。

 

 

そんなBくんを見ながら

 

まわりからの評価なんて

どうでもよくって

 

自分で自分を

満たすことができる彼は

とても素敵だな~って思った。

 

 

 

と同時に

 

Bくんにとって

 

自分の

好きなことをする以上に

 

やりたくないことは

したくない

 

という思いの方が

強いのかもなって思った。

 

 

これも

Aさんとは違った意味での

 

自分の気持ちに対して

シンプルで嘘がないな~って思った。

 

 

 

ジェネレーションギャップ

っていうでしょ。

 

 

最近の若者は

Bくんのように

 

出世欲より

自分のプライベートを

とても大切にしている。

 

 

私もどちらかと言うと

職場の人たちとの飲み会とか

あまり好きではなかった。

 

社員旅行なども

いくら交流を図る目的でも

内心イヤだった。

 

でもイヤでも参加したし

そうしなきゃいけないものだと思ってた。

 

 

 

だから

世代間の認識のズレが

あるとしたら

 

 

Aさんも

Bくんも

シンプルで嘘がない

自分の本音に

忠実に生きようとしているところがね

ギャップなのかな~て。

 

 

だって

歳を重ねていくと

だんだん

自分の本音に蓋をして

(世間で)正しいと思われることを

優先しがちじゃない?

 

 

それはそれでいいし

Aさんも

Bくんも

今後そんなふうに

変化していくかもしれない。

 

 

逆に言うと

こんな腹黒い私も

20代にころは

もっとピュアだった・・・・笑い泣き

はず・・・はず・・・はず・・・。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

脚本家の山田太一さんが

言ってた言葉

 

20代では20代なりの

30代では30代なりの

40代では40代なりの

50代では50代なりの・・・・

 

それぞれの年代でしか

分かりえないことがあると。

 

 

どれが正しいんじゃなくて

どれもその年代にとっては

大切にしたいことがある。

 

 

Aさんの選択も

Bくんの選択も
 

それぞれ

自分のやりたいことやってるけど

葛藤はある。

 

 

純粋に

 

認めてほしい

やりたくないことはしたくない

 

 

そんな

シンプルで嘘のない気持ちの表れを

私は見てて感じたし

 

 

そんな彼らを見て

「最近の若いもんは~」

と、批判するのは簡単。

 

 

でもあえて!

そんな若者たちの姿から

 

気が付いたら

自分の本音に蓋をしてしまっていた

自分に対して

 

私のシンプルで嘘がない思いって

なんだろう・・・って

なんだったんだろう・・・・って

考えるきっかけになった。

 

 

今の私の年代だからこそ

大切にしたいこと・・・。

 

そのヒントとしてね

 

シンプルで嘘のない本音を

再確認してみようかな・・・・って

 

 

セミの鳴き声をあびながら

思っていた

今日この頃であーる。真顔

 

 

 

みなさんにとって

シンプルで嘘がない

本音や気持ちは

どんなものですか?