それぞれの良さを活かす:たとえば菊とタンポポ ③ | コーチが聴く!自分で地図を描く人たちの知恵

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~知恵を言葉に ひらめきを行動に~

元々声が大きく強いタイプのMさんと、はかなげで優しいタイプのTさんのお話第3弾です。

花でいえば、Mさんは大輪の菊。Tさんは野に咲くタンポポにたとえてお話してみましょう。

 

Mさんの”菊ぶり”は長所であり、強みです。大切にしてください。

そして菊の魅力が最大限に発揮されるために、

“私は声が大きくて強めだし、アイディアが浮かぶとポンポン話すクセがある。

その長所が行き過ぎると、押し付けのように聞こえたり、怖く感じることがあるかもしれない”と、ご自身でしっかり認識すること。

その上で、Tさんと話しましょう。

“押し付けられているように感じたり、怖く感じたら、言ってね。その時は一旦立ち止まるから”と。

そして、その際の合図のポーズなどを決めてみるといいかもしれません。

 

たとえば、かわいいぬいぐるみを置いておいて、

“押し付けや怖さを感じたら、このぬいぐるみの手を挙げて合図してください”とか。

なるべくクスっと笑える合図がいいですね。

 

菊が“背を低くしよう”、“花びらはもっと薄く短くしよう”と努力するのはおかしな話。

タンポポが“もっと高くならなければ”、“お花はもっと大きくしよう”とするのも同様です。

 

Mさんのようなパワフルさを、Tさんが発揮しようと思ったらとてつもなくエネルギーを必要とするでしょう。

またTさんのような優しい雰囲気をMさんが出そうとしたら、

Mさんは自分自身のエネルギーを封印するような気持ちになるかもしれません。

パワフルさが必要な時はMさんどうぞ~。

優しい雰囲気が欲しい時はTさんお願い、とそれぞれの持ち味を知って、

お互いの良さを活かし合うことをこそ意識しましょう。

 

次回更新は4/28水曜日。内面について観てみましょう。