ニチコン株式会社トライブリッド蓄電システムが2022年に内容を大きく変えました。

電気自動車の普及に合わせ、太陽光発電と蓄電池を設置して、後からでもV2Hを設置でき

停電時も全負荷送電可能、そして蓄電池システムと同等の価格帯となりました。

 

2021年は補助金が55万円とEV車に120万円、施工費に85万円

トータル260万円の補助金が出ています。

電気自動車か蓄電池かどちらを選ぶか、まだまだ高いようだから様子見ようかな。

でも、トライブリッドって何だろう?

 

こんな疑問に答えます。

 

2021年は環境対策のスタートの年です。

補助金が今年からスタートしたものは、今後どんどん補助金は値下がりします。

 

 

こんにちは、成功電気の今井です。

愛知県北名古屋市で住宅の電気設計を20年ほど続けています。


主に住宅の蓄電池、太陽光発電、V2Hやスマートホームの

 

設計施工を500件以上実施しています。

 

 

2022.3.26 更新

2021.10.17 更新

2021.3.20 作成



もくじ
トライブリッド蓄電システムとは

トライブリッド蓄電システムの補助金
トライブリッド蓄電システムのメリットデメリット

トライブリッド蓄電システムのオススメはPHV

トライブリッド蓄電システムのV2Hについて
まとめ



1,トライブリッド蓄電池システムとは

ニチコンから発売されているV2Hと蓄電池と太陽光発電を

 

一つのパワーコンディショナーで操作できる商品です。

 

 


蓄電池を単体で購入して、

 

後からV2Hを導入しようと思っても相性が合わなかったり

 

蓄電池とV2Hを別々で購入すると、効率が悪くなったりします。

 

 

 

2,トライブリッド蓄電システムの補助金

 

こちらの補助金がトライブリッドに適合 環境省補助金がおすすめ

他にも、CEV補助金 令和3年度分などもあります。

 

 

 

2,トライブリッド蓄電システムのメリットデメリット


V2Hを設置する場合、他社製の機器があると連系できない場合があります。
非連系タイプは安価ですが、デメリットが多いです。

現在、電気を蓄えておくものと、発電するものに分けると
蓄電池、電気自動車 太陽光発電、エネファーム、車(ほかにも風力など多数ありますが割愛)
それぞれ一長一短があり、どれが一番優れているとは言えなく、好みによると所や、家の事情によります。

連系型蓄電池では、4KWh~16.6KWhの蓄電容量に比べ
電気自動車は、移動のために蓄電容量が大きく作ってあり、

うんちくですが。

消防法で、住宅など据え付け型の蓄電池の上限を定めた措置があり

17.76Kwhとなっています。

下記リンク先に詳細について記述があります。

https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/kento164_05_shiryo1-4.pdf

10月4日現在の補足情報

環境省令和2年度第3次補正予算で120万円分のEV補助をもらい

環境省令和3年度予算でV2H用(トライブリッド用)の補助金をもらう方法が

効率的と伺いました。

 

3,トライブリッド蓄電システムおすすめは、PHV

実は最強PHV
太陽光発電
エネファームは
車 今回はPHVに限定しています、急速充電が付いたタイプの例えばRAV4PHVは、発電設備と蓄電池が両方搭載している優れものです。
家庭用設備に置き換えれば、蓄電池と太陽光発電が搭載せれているような感じです。
リチウムイオン電池の総電力量は18.1kWhで、一般的な蓄電池の2~4倍の容量があり、かつエンジンも搭載しているため「エコウィル」のように燃料から発電も可能です。
先日、待ちに待ってRAV4を納車されたお客様のお宅に、施工に伺い、
車の設定でエンジンからか、バッテリーから送電するかの選択ができ、自宅を停電させ、電気をうまく送ることができました。

コスト的には、蓄電池と太陽光発電で停電対策することが主流ですが、現在ではV2Hに補助金が多数出ています

電気とガスとガソリン、+アルファで太陽光発電があれば完璧ですね。

 

 


4,トライブリッド蓄電システムのV2Hについて


V2Hとは、
「クルマ(Vehicle)から家(Home)へ」
Vehicle To HomeがV2Hという単語になりました。
車にある電気を家に送れるようにする設備です。
また、充電速度が速く最近の電気自動車は50KWh~100KWhのバッテリーを搭載しているため
200V
の一般的な住宅用EVコンセントでも、フル充電に丸一日以上かかってしまう問題になっています。
それを、V2Hを使用することで、約半分の時間で充電が可能になるのも大きな一つのポイントです。

トライブリッド蓄電システムを設置する場合に気を付けるポイントは、蓄電池が室内にしか置けない、さらに保証に関しての条件ではフローリング等の材質しか想定していない点です。タイル張りであったり、土間には想定されていないため、注意が必要です。

V2Hが接続できる車も種類が多数あります。
「急速充電インレット」はCHAdeMO(チャデモ)という規格があり、DCの充電ステップによる決め事と、通信情報のやり取りを取り決めしています。

DCのステップによる取り決めは問題ないとして、通信情報は蓄電池もそうですが、本当にメーカーごとにうまくいってないですね。機密にしたいのか、囲い込みたいのか知りませんが、必要な情報を設備間でやり取りできない項目が多いです。

ニチコンモデルは日産というイメージで、トヨタはデンソーV2Hというイメージです。
デンソーV2HもニチコンのOEMですが、上記の内容で通信設定だけ独自で開発しているようです。


トヨタPHVの住宅施工はトヨタホームにトヨタディーラーが外注しているようですが、そのときに機器と施工をトヨタホームが販売しているようです。


デンソーsに確認したところ、トヨタホーム以外には卸さないようですね(卸しませんとは言いませんが)

とはいえ、V2Hもスタンダードモデルからプレミアモデルまであり、その上にトライブリッド蓄電システムsがあります。
電気自動車でV2Hを設置する場合、車が駐車場にないと何の役にも立たないので、セカンドカーで電気自動車購入できることが条件となると思います

4,まとめ
トライブリッド蓄電池システムは今年は買いです。

補助金額について、先日ご契約いただいたお客様では

補助金額s 220万円を取得されていました。

本当に今年度だけだと思います。

 

 

終わり

 

 

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