何年もの間 不満を溜めては、爆発させて







そうしてわたしは






夫をモンスターに仕立てあげた。






子ども達を怒りの吐け口にした。







さんざん家族の心に傷を付けておいて





わたしが一番可哀想で不幸だとのたまう。










そんな自らを嘆き、呪っていた。











夫は元々とても優しく、

その誠実さに惹かれたはずなのに






その優しさを逆手に取って


罪悪感を植え付けたのも、私。






2001年
はじめての土地にいきなり転勤して
朝から晩まで独りぼっち。





3年後
転勤からやっと故郷に戻れて





2006年
流産を乗り越えてやっと授かったはずなのに



理想とはかけ離れた育児。ワンオペ。









わたしがこんなにつらいのはあなたのせいだからね





「離婚してやる!」って思ったところで

シングルマザーになれる勇気も無い。








目の前で子どもを怒鳴っても


悲しそうに黙って見ているしかなかった両親。





子ども達を見ていると
胸が張り裂けそうに辛かったけど、

えりの辛さを思うと
何も言えなかった。




後に母からそう聞いたことがある。







悲しそうな気配は感じていたけれど


むしろ苦しんでいる両親に対して


いい気味だと思っていた。








そのくせ

ママ友に嫌われるのが異常なくらいに怖くて





嫌われないように



ひとりぼっちにならないように




いつも私の心はざわめいて休まる暇も無かった。

(幼稚園の毎日の送迎が苦痛でたまらなかった)






両親も夫も 小さな子ども達も



こんな私に
どう接していいのか途方に暮れていただろう。







みんなの優しさに完全に甘えていた







楽しいことも確かにあったはずなのに



あの頃の写真を見ると 未だに胸がチクリとする。









ずっとずっと 恐れと共に生きてきた。




怖くてたまらないから、動けない。




もうこれ以上の失敗をしたくない。








あぁこれまで勇気なんて


ほとんど出したことなかったな。









私の良さは



やるべきことを真面目にこなすことだと
正当化して




ただ誤魔化していたんだ。

















陰極まって



本気で自分をやり直したいと覚悟したのは



ほんの1年8ヶ月前のこと。








わたしが人生を自ら動かし始めた瞬間でした。







キラキラ1月の人気記事キラキラ









☆2/22(月)に開催☆


↓↓↓※1月のご感想を掲載しました😃