そこかしこにコープさん
便利で助かりました。
はみ出た自分に丸をする。
心理カウンセラー えっこ(おせ けいこ)です。
「英語、できるんや」
海外へ行くと話すとよく言われる言葉です。
「英語ができる」って、
どういう状態を指すのだろうか。
学力として英語ができるかと聞かれれば、
「できない」「英語嫌い」と即答する。
英語が出来なさすぎて、
大学は英語のないとこ受験したくらい。
なんだけど、次第に
英語で書かれた書物や文献を読み、
英語でレポートを書くことが必須となり、
仕事での読み書きの9割は英語で、
海外出張もあったし、
国内にいても、
海外と繋ぐ電話会議がザラだった。
じゃぁ、英語ができるのかと言われれば、
やっぱり「出来ない」と答えるだろう。
英語は使えるけれど、
「出来ない」という認識だ。
何が出来ないのかというと、
ネイティブ並みの発音では話せない。
雑談では貝のように口を閉ざさるを得ない。
何をどう話せばいいかわからないのだ。
あれっ、これって、
英語が問題なのではなくて、
私の問題。
日本人は
ネイティブ並みの発音を目指すし、
美しい構文で話すことを目指しがち。
ネイティブ並みに話せなかったら
「英語が出来ない」と烙印を押しがち。
けれど、実際には、
エミレーツのCAさんでさえ
アラブ語訛りの英語で、
よく聞き取れなかったと伝えたら、
「ちっ、」とか普通におっしゃいます。
欧州は母国語が英語でない国が大半で、
フランス語訛りの英語、
ドイツ語訛りの英語、
イタリア語訛りの英語、
ハンガリー語訛りの英語、
それはそれはひどいもんです。
もっとちゃんと発音してと思うことも
しょっちゅうで、
ネイティブ英語なんて、
めーーーーったに聞けない。
けれど、
どの国でも英語を使って
コミュニケーションができるのです。
「英語ができる」よりも
「英語を使う」を目指せたらいいな。
英語は、コミュニケーション手段。
「手段」と「目的」を
取り違えないようにしたいものです。
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