こんにちは。
前回のブログでユダヤ人墓地の風水について少々考察しました。
さて、仮にお墓の風水難アリだとして…。
「それっていつまで続くの?」
「そのままだと救いがないの?」
という疑問が浮かびますね
風水師である我が老師の話では、
お墓の風水の影響が明らかなのは三代以内ぐらいということです。
だから、自分と血縁関係が近い両親、祖父母のお墓の影響は特に大きいです。
でも、たいていは両親や祖父母がお墓に入る前に自分はもうこの世に誕生していますよね
だとすると、自分の八字(出生年月日時間)というのはもう生まれた時に決まってしまっているので、あくまで自分の生まれ持った命ミン(八字)の範囲内でお墓の風水の影響を受けるということになります。
つまり、例えば私の場合…。
私の両親のお墓は台湾にあって、庶民のお墓としてはかなりよい風水ではあります。
でも、だからといって両親のお墓を整えただけで私が急に大富豪になったり、大スターになったりするわけではないです。
だってそもそも私はそんな八字じゃないですから。
となると、曽祖父母のお墓はかなり重要ということになりますよね
だって、私がこの世に誕生する直前にお墓に入ったのは曽祖父母ですから、そのお墓の風水もかなり私の命ミン(八字)の成り立ちに関わっているはずですもの。
それはそうとして…
「じゃ~、先祖のお墓をどうしようもない人ってもう完全アウトなの」
とツッコミたくなる人もいるかもしれませんね。
もちろん、そういうわけではないです
中華圏ではよくこんなふうに言います。
「一命ミン、二運、三風水、四積陰德、五讀書(学習)」
つまり、人生を決めるものにはこの五大要素があるということです。
過去に何回も「天地人」についてはご紹介してきました。
上の五大要素は「天(天命)地(風水)人(人的努力)」を更に詳しく述べたものです。
つまり
「天」とは一の命ミン、二の運
「地」とは三の風水(お墓と自宅、職場など)
「人」とは四の陰徳を積む、五の学習と努力
先天的な資質や人生の枠組み(命ミン)と八字で決定された大運のめぐり方は変えられませんが、私たちの運勢って意外と多くの要素から成り立っているのですね。
因みに老師はアメリカ留学経験があるのですが、老師によるとアメリカの裕福なユダヤ人のお墓は大変きれいに整えられているそうです。
ユダヤ人のお墓もすべてが風水NGというわけではなく、色々なんですね。
運勢は様々な要因による総合成果なので、単に「よい方位に行った(方位とりと言うの?)」から一発逆転とか、そんな魔法があるわけではないのですが、
風水改善や善行、寄付、教育学問など、自分で出来ることからコツコツと努力していくしかないですよね
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