こんにちは。
春のお彼岸も過ぎましたが…。
先日のブログで、お花見しに行ったんじゃないけどお出かけしたと書きましたが、実はお墓に行ってたんですよ。
 
注意:以下、当地の墓地の画像があります。

この墓苑の敷地は広大で、お墓が造られているのはまだ一部だけです。

もう、ぶっちゃけ申しますと私の両親ともにもう故人となっておりまして、ここ台湾にお墓があるわけです。
 
それは私の勧めではなく、父を看取った際の母の決断でした。
(母がこの墓苑の写真を見て気に入ったため)
 
注:この墓苑はモダンなつくりで、台湾伝統スタイルではありません。(お骨は地下に納めますが、墓碑はその上にプレートを平面に並べたスタイル)
 
こちらは、我が家のお墓ではありませんが、近く納骨があるらしく、テントが張られています。
台湾の風習として、お墓の蓋を閉じるまで骨壺に直射日光を当てないようにするのです(テントまたは黒い傘を使用)。
 
で、こちらが両親のお墓ですが、修繕の必要がありました。
その経緯はこちらでチラっと書いています(亡き母の意見を聞く)。
 
工事日時を予約していたので、もう先に墓苑のほうでお供えと紙のお金を用意してくれていました(紙のお金は係員が後で燃やしてくれる)。
お料理は精進料理。
 
はい、本日のポイントスター
納骨やお墓の工事などは、風水学において非常に重要なことなので、風水を重視するなら実施日時を風水師に選んでもらう必要があります。
(択日という)
択日はもちろん、単に暦を見るだけではなくお墓の方位(坐向)、家族各人の干支などのデータが必要です。
 
ウチのお墓の工事は、老師に日取りを選んでもらって、3月某日の午前9:05からの二時間以内に決定(真太陽時から標準時間を調べた)。
 
台湾にお墓があって便利だなと思うことは色々ありますがとにかく「風水だからよろしくですビックリマーク」で業者さんに全て話が通じるのがラクです。
 
「はい、わかりました~午前9:05から工事ですねビックリマーク
もう、分刻みの要望にも対応してくれてありがたい限りです。お願い
(膝を載せている隣のお墓は持ち主なしの空き家)
 
で、この日、ついでに現場で聞いてみました。
私「もし納骨とか工事の指定時間が、未明とか夜だったらどうするんですか?」
責任者さん
「できるだけ希望に沿うようにしてます。」
 
なんと頼もしい~笑い泣き
 
この「択日だから、この時間にお願いします!」という場面は、今日みたいなお墓の工事や納骨だけじゃあないんです。
 
台湾では、「引っ越しの日時(風水)」とか「帝王切開出産の日時(八字)」の択日にも気をつかう人が多いので、葬儀屋、墓苑、引っ越し業者、産婦人科どこも話が通じます。
(産婦人科は所により対応してくれないところもありますが、少なくとも話は通じる)
 
「風水師の知り合いなんていないよ」という場合も心配ご無用。
どこの葬儀屋も墓苑も、基本的にはオプションで「風水師による択日」を仲介してくれます。
 
ということで、私としても台湾にお墓があるのは墓守しやすいし、とても便利なので母の決断には今も感謝しております。ウインク
(因みに舅のお墓も同じ敷地なので便利さマシマシ)
 

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