前回「台湾版マイナンバーカード、その成功と大失敗①」の続きです。

 

さて、日本ではマイナンバーカードに絡む誤送金問題がニュースになっていますけど、台湾ではそういうことが起きないのはなぜかと言うと~びっくり

 

それは国民身分証と健保カードの二枚使いをしているから~。ウシシ

 

例えばですね、今年2023年に台湾で「前年の税収超過分を国民1人当たり6000元還元」(6000元=約26800円)というのが実施されているのですが、その現金受取手続きにも二つのカードを併用しているんです(居留ビザのある外国人にも、はい!キャッシュ札束)。


各種受取方法
(①②以外は③~⑤の一つ選択)
 
①年金受給者は黙っていても受取口座にサクッと入金
②交通不便地域の住民には現地警察派出所が「はい、どうぞ」
③ウェブサイトで受取銀行口座を自身で打ち込んで登録(国民身分証番号と健保カード番号を入力)→札束サクッと入金
④銀行ATMを自身で操作してその場でキャッシュ札束(国民身分証番号と健保カード番号を入力)

⑤郵便局窓口で「はい、キャッシュ札束」(国民身分証と健保カード持参)

 

↑が来年の総統選挙に向けたご機嫌取りコインたち札束という話は、脇に置いておいて…ほほほニヤニヤ

 

因みに私も健保カードを失くしたことがありますけど、その際は郵便局で外国人IDカード(台湾人は国民身分証)を提示して再発行を申し込んでから、1週間で新しいカードが届きました~あせる

 

なお、運転免許証もこんなんで、ICチップなしのペラペラ~ビックリマーク

(三立新聞網より)

台湾は国民身分証(つまり台湾版マイナンバーカード)があるので、免許証は身分証明書類としては超絶影が薄いです!

 

あのですね、台湾と日本で違うところのひとつは、厳格な住民登録制度がないことだと思うんですよ。

 

戸籍地だけ登録されていれば実際に住んでいるところは別にどうでも~という感じ。

 

国土が小さいし、もともと身分証番号(IDナンバー)で国民を識別してますからね。

 

だから、選挙なんかあると、戸籍地の実家にお知らせが届くので、台北市民もドヤドヤ帰省して投票したりしているんです。(台湾新幹線めちゃ込み新幹線

 

会社によっては「帰省投票するなら前日半休で帰っていいよ制度」があったりするぐらい。

 

つまり、国民身分証に記載のものが現住所なのかが世の中的に曖昧で、だからもし国民身分証を紛失しても台湾人はあんまり個人情報の流出にナーバスにならないのかなと思います。

 

さて、そんなふうに紙ぺらパウチっこの国民身分証(IDカード)と長年ゆる~くつきあってきた台湾人ですが…

行政院からゴリ押し発表があったのが2018年のこと。ポーン

「今後はICチップ入りのデジタル国民身分証に切り替えますよ~びっくりマーク

「これからは健康保険も免許も納税もなんもかもこれ一枚でビックリマーク(ドヤッウインク)」

 

すると台湾の空にわかに掻き曇りて雷、事態は風雲急を告げる展開に…滝汗(次回、完結編に続く)

 

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