後半戦になります。
3両編成の115系に乗車し、吾妻線の終点大前を目指します。
まずは大前行きの1本前に発車する長野原草津口行きに乗車し、川原湯温泉を目指します。
この川原湯温泉を含む岩島~長野原草津口間は、八ツ場ダムの建設に伴う線路の付け替で廃止になり、川原湯温泉地区はダム湖の底に沈む予定となっています。
また、ここには日本一短い鉄道トンネル「樽沢隧道」(7.2m)も含まれています。
約1時間半の乗車で、川原湯温泉に到着。
川原湯温泉
廃止が近い(9/24で廃止予定)せいか、多くの乗客が降りていますが、普段は静かな山間の駅なのでしょうね。
高崎でだるま弁当でも買って、車内か駅で食べようかと思っていたのですが、おにぎりとサンドイッチにして正解でした(笑)
跨線橋に登ってみると、「やまどり」が通過していきました。
跨線橋上から
列車が発車すると、駅は再び静けさを取り戻しました。
特急も停車する駅ですが、普段の利用者は20人程度だそうです。
ホーム
外に出てみます。
木造の駅舎です。
遥か頭上には、将来湖面を横断するであろう巨大な橋がかかっています。
川原湯温泉駅舎
駅前の国道も、旧道を経てやがては廃道になる運命なのでしょう。
国道145号線
あっという間に1時間近くたち、大前行きの列車が到着。
やって来たのは、車内が未更新の115系T1040編成でした。
一緒に降りた乗客たちも名残惜しそうに乗車し、川原湯温泉を後にします。
およそ30分程で終点の大前に到着。
結構な乗車率でしたが、みなさん18きっぱーでしょうか?(笑)
人がいっぱい大前駅
折り返しは約20分後。
1本逃すと3時間以上列車が無いので、みなさん慌ただしく写真を撮って車内へ戻ります。
到着時間も表記してある親切な時刻表(しかし本数が…)
列車は大前を後にし、高崎へ向けて発車します。
約2時間の乗車ですが、中之条あたりからの記憶がありません…。
車内のほどよい揺れが眠気を誘います。
よくよく考えれば、115系に揺られなが寝るなんて、今となってはなかなか贅沢な体験だと思うのですが、少し大袈裟でしょうか?(笑)
陽も傾き始めたところで、三度高崎に到着。
乗り換え時間5分で、八高線の気動車に流れ込みます。
タイトルにはありませんが、八高線の高崎~高麗川間も乗車したことがなかったので、今回の旅に組み込みました。
キハ111-209以下2両
列車は2両編成でしたが、乗るのが困難なくらいの混雑に唖然としました…。
しかし、半分くらいの乗客が倉賀野と北藤岡で下車。
一気にローカル線らしいのんびりした雰囲気になりました。
1時間20分程で非電化の終点、高麗川に到着。
待っていたのは…。
205系ハエ85編成
『なんだ205系か…。』なんて言っていられない今のご時世。
モーター音に耳を傾けながら、川越に到着。
待っていたのは、りんかい線の70-000形。
今日唯一の私鉄車両でした。
川越線で大宮まで出て、宇都宮線のE231系で小山へ。
再び水戸線に乗り、帰宅となりました。
小山にて(既視感)
久しぶりの1日がかりの一人旅でしたが、トラブルもなく無事に終えることができました。
では、今日はこの辺で…。
最後までお読みいただきありがとうございました。