関東道の駅スタンプラリーのシーズンに入ってしまいましたが、今週は一息ついて北陸を歩きます。
蒸気機関車とデカ盛りと道の駅を求めて毎週末、家族旅行しているのにキャンプ歴のない軽自動車キャンピングカー「eK-Camp(ROTUS(ロータス)RV販売 )」銀色テントむし乗りのnorizoです。
皆さんは「日本100名城公式ガイドブック」と言うのがあるのをご存知ですか?
財団法人「日本城郭協会」が選定した100の城や城跡を巡る際に、スタンプブックにスタンプを押していくと言うものです。
このスタンプブックは有料でしかも景品がありません(笑)
しかし、どうせ城巡りが趣味なのでせっかくならやってみようと思います。
参加するためには2007年5月発行の「日本100名城公式ガイドブック」を手に入れなければなりません。
お城で売っていない場合も多いので事前に入手しておく必要があります。
norizoは楽天で入手しました。
【送料無料】日本100名城公式ガイドブック |
※2012年4月に発売された「日本100名城に行こう(学研)」なら完全制覇すると、スタンプ帳に何番目の登録完了者かを記載してもらえると共に、日本城郭協会ホームページに達成者の名前を載せてもらえるそうです。
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ガイドブックと綴じ込み付録のスタンプブックを切り離したら、それを持って「銀色テントむしで100名城巡り」に出発です。
JR氷見線の越中中川(えっちゅうなかがわ)駅から県道44号線を西へ250mほど進むと大きなお堀の先に見えてくるのが「高岡城(たかおかじょう)」です。
富山県を代表する名勝ですが駐車場も入場料も無料です。
高岡城は、富山城に隠居していた加賀藩初代藩主・前田利長(まえだとしなが)が慶長14年(1609年)、富山城下の火災で城内の建築物の大半を焼失したため将軍家に築城の許可を貰いました。
同年9月、利長は「関野」を「高岡」と改め、未完成の高岡城に入城しました。
慶長19年(1614年)5月に利長が死去し、翌元和元年(1615年)には一国一城令により、高岡城は廃城とりました。
跡地は廃城後も加賀藩の米蔵・塩蔵・火薬蔵・番所などが置かれ、軍事拠点としての機能は密かに維持されました。
利長の没後に菩提を弔うために建立された瑞龍寺や、周囲に堀を備える利長の墓所自体も、廃城となった高岡城の南方の防御拠点としての機能を併せ持つものとして配置されたそうです。
廃城前に天守や櫓などが建てられていたかどうかは定かではなく、前田利長が高岡へ入城して3年後の時点では天守は築かれていなかったものと考えられています。
建築遺構は現存しておらず、現在当時を感じられるのは石垣の一部と井戸がメインとなっています。
100名城に指定されたのは平成18年(2006年)で、富山県唯一の「100名城」です。
スタンプは「高岡市立博物館」の入口に設置されていて、博物館も無料で見学できます。
公園内各所に高岡城の歴史を語る解説パネルが掲示されているので、のんびりと景色を眺めながら歴史についても学ぶことができます。
□高岡城(たかおかじょう)第33番
訪問先名称:高岡古城公園
TEL:0766-20-1572(高岡市立博物館)
住所:富山県高岡市古城1-5
開館時間:9:00-17:00
休館日:月曜、年末年始
入場料:無料
駐車場:無料
通称:高岡城
主な城主:前田利長
スタンプ設置場所:高岡市立博物館
より大きな地図で 銀色テントむしの日本100名城 を表示
見どころ
遺構:堀、石垣
再建造物:なし
ワンポイント
春はソメイヨシノを中心に、コシノヒガンザクラ、エドヒガンザクラ、ヤマザクラなど18種約1800本の桜が咲き誇り、日本さくら名所100選に選定されている。
2017/05/03 11:00 天候:晴れ
測定値:未測定(測定器具:エアカウンターS)
測定場所:駐車場GL約1000mm(腰高)