関東「道の駅」スタンプラリー2016・南房パラダイス(054/165・千葉) | 軽キャン♪銀色テントむし660

軽キャン♪銀色テントむし660

今週は「長野」!デカ盛り・SL・道の駅!このキャンピングカー「テントウムシ」ですか?いいえ、「テントむし(テントムシ)」、「eK-Camp(ekキャンプ)」です。
家族4人、軽キャンカーで日本全国行脚します♪たまに、車中泊しながらお城と新撰組も巡ります。

夏でなくても夏の雰囲気が楽しめる南房総ですが、やはり照り付ける日差しの下の方が海が輝いて見えます。
当ブログではライフワークとなりました夏から年末までの一大イベント「関東『道の駅』スタンプラリー2016」(開催期間平成28年4月25日~11月30日)を、今回も独自の視点で楽しんでみようと思います。
蒸気機関車デカ盛り道の駅を求めて毎週末、家族旅行しているのにキャンプ歴のない軽自動車キャンピングカーeK-Campテントむし屋根開き(ROTUS(ロータス)RV販売 )」銀色テントむしテントむしオレンジ乗りのnorizoです。

半年以上も一緒にお付き合い頂くスタンプラリーを楽しむコツとして、スタンプ以外に楽しむために決まりごとを作っています。
たとえば、試食や公園、資料館の有無などちょっとポイントを絞って目を凝らすとも魅力満載であることに気が付きます。
今回は「地域の魅力が凝縮?特産民芸品コーナー」と「近隣の歴史に触れてみよう」の2点をチェックポイントに楽しんでみたいと思います。
ただ、訪問予定数が165箇所と大ボリュームのため、ひょっとしたら期間内に訪問履歴のご報告が間に合わないかもしれませんが、旅の記録として思い出を共有いただけると嬉しいです。。
※記事の最後に、道の駅の近くにあるデカ盛り店や史跡の情報をリンクしましたので、時間があればクリックしてみてください。

関東『道の駅』スタンプラリー2016」の訪問54箇所目は、千葉県にある道の駅「南房パラダイス」です。
JR内房線の館山駅から南に向かって海沿いの県道257号線房総フラワーラインを走っていると海岸の向かいに見えてきます。
経営会社が変わり併設する遊園地の名前が「南房パラダイス」から「アロハガーデンたてやま」に変更されたのですが、道の駅の名前は「南房パラダイス」のままです。
DSCF9006_20160729080347363.jpg

まずは物産コーナーで目を惹く男気アイテムの「地域の魅力が凝縮?特産民芸品コーナー」を見てみましょう。
ハワイを思わせる店の中でひときわ不思議な雰囲気を醸し出す「御身あらい(税込1,020円)」ですが、色合いは常夏を思わせます。
DSCF9007_201607290803462ea.jpg

漁師の網から作られたカラダ洗い用のネットは泡立ちも良く、ひそかな人気だそうです。
DSCF9009_20160729080346b5e.jpg

その土地だからこそ、より詳しく歴史をすることができる「近隣の歴史に触れてみよう」と言うことで、近場の城址や館跡を散策してみましょう。
南総里見八犬伝の主人公・伏姫(ふせひめ)の一族が治めた「館山城(たてやまじょう)(八犬伝博物館/千葉県館山市館山351-2付近)」に行ってみます。
館山城は1580年(天正8年)に里見義頼(さとみよしより)によって築城されました。
DSCF8988_20160729080345738.jpg

ちなみに、「南総里見八犬伝」はフィクションですが、根源となった八義士の墓がこの館山城のある公園に残っています。
DSCF8990_201607290803456e9.jpg

天正5年(1577年)に兄で養父の里見義弘(さとみよしひろ)が相模国の後北条氏と和睦したことにより、義頼は北条氏政(ほうじょううじまさ)の娘・鶴姫を正室に迎え、さらに2年後に鶴姫が死去すると氏政の妹・菊姫を後妻にすることとなります。
天正6年(1578年)に義弘が死去すると嫡男の梅王丸と家督と領土をめぐって対立し、義頼は北条氏政の支援を受けて、館山城の築城となる天正8年(1580年)に上総国を制圧し、梅王丸を出家させ、里見氏の領国全てを継承しました。
同年、後北条氏に対抗するため甲斐国の武田勝頼(たけだかつより)と常陸国の佐竹義重(さたけよししげ)が甲佐同盟を結ぶ際、翌天正9年(1581年)には里見氏も武田氏と同盟しました。
DSCF8993_20160729080344365.jpg

天正10年(1582年)には織田氏による武田氏の滅亡で同盟は破綻、妻の死後敵対した北条氏政を撃退する一方で、豊臣秀吉らと手を結んで連携をとるなど、卓越した外交手腕を見せ里見氏は存続させました。
DSCF8994_20160729080842dca.jpg

1614年(慶長19年)に里見氏は徳川氏により改易、館山藩は取り潰しとなり、その際に館山城も廃城・破却されたそうです。
DSCF8995_20160729080842fe2.jpg

1781年(天明元年)に10代将軍・徳川家治(とくがわいえはる)の小姓であった稲葉正明(いなばまさあきら)が館山藩主となって館山に入りましたが城を再建することはなく2代・正武(まさたけ)が城の麓に館山陣屋を構えてそこを新たな政庁としました。
4代・正巳(まさみ)は、幕末期の動乱の中で徳川慶喜(とくがわよしのぶ)の信任を得て若年寄、老中格、海軍総裁、陸軍奉行、大番頭、講武所奉行などを歴任し、幕府海軍の創設や外交問題などに大きな功を挙げました。
DSCF8996_2016072908084130f.jpg

明治元年(1868年)の戊辰戦争では、榎本武揚(えのもとたけあき)率いる旧幕府海軍が館山湾から、上総請西藩などの旧幕府方が陸からそれぞれ侵攻してくるなどしましたがこれを乗り切り、新政府に恭順しました。
翌年明治2年(1869年)5代・正善(まさよし)の代に版籍奉還で藩知事となり、明治4年(1871年)の廃藩置県で館山藩が廃され館山県となり県知事となりますが同年11月14日、館山県は木更津県に編入されて廃され館山城の歴史も幕を閉じることとなりました。
DSCF8998_20160729080840b27.jpg

~参考~
飛鳥時代(592年~)
奈良時代(710年~)
平安時代(794年~)
★源平合戦(1180年~)
鎌倉時代(1180年代~)
南北朝時代(1330年代~)
室町時代(1392年~)
戦国時代(1467年~)
→築城時期
★本能寺の変(1582年)
★全国統一(1589年)
★関ケ原の戦い(1600年)
★大坂冬の陣(1614年)
→廃城時期
★大坂夏の陣(1615年)
江戸時代(1600年代~)
★黒船来航(1853年)
★桜田門外の変(1860年)
★大政奉還(1867年)
明治時代(1868年~)
★戊辰戦争(1868年)
大正時代(1912年~)
★第一次世界大戦(1914年~1918年)
昭和時代(1926年~)
★第二次世界大戦(1939年~1945年)

真夏には海水浴客で混雑していますが、夏場以外の景色も美しく、訪問への道のりをドライブするだけで心地よくなります。
のんびりと海を見て休日を過ごして、週明けからシゴトを頑張ろうかなどと、思い直しつつドライブを続けます。


□道の駅南房パラダイス(アロハガーデンたてやま
 住所:千葉県館山市藤原字平砂浦1495
 TEL:0470‐28‐1511 
 開設時間 午前9~午後5時
 休館日:なし
 標高:8m
 ウォシュレット:×
 イーモバイル(3G):○
 公園:近
 試食:多
 入浴施設:×
 近隣のデカ盛り:デカ盛ダイニングおはな館山店(約12km)・鏡軒ノ味(約12.5km)
 近隣の史跡:館山城址(本編)


より大きな地図で 銀色テントむしの「関東『道の駅』スタンプラリー」 を表示
公園、資料館、試食などの調査データはコチラ♪
関東「道の駅」スタンプラリー2012・99箇所目「南房パラダイス」
関東「道の駅」スタンプラリー2013・南房パラダイス(140/147・千葉)
関東「道の駅」スタンプラリー2014・南房パラダイス(151/154・千葉)
関東「道の駅」スタンプラリー2015・南房パラダイス(062/161・千葉)

◆ワンポイント◆
「関東「道の駅」スタンプラリー」とは、関東「道の駅」連絡会が主催する道の駅来場者向上に向けた取り組みの一環です。
税込400円のスタンプブックを購入し、関東の道の駅全165駅(短期集中は164駅)のスタンプを押して回ります。
DSCF7765_20160505225336802.jpg
スタンプ帳は1ページごとに1か所の道の駅が紹介されていて、ページによっては期間内に利用できるクーポン券がついています。
期間中にスタンプを10箇所押して応募すると、抽選で450名に特産品引換券1,000円相当が、200名に特産品引換券3000円相当が当たります。
また「164駅短期集中」完全制覇コースは、新らしく対象となる茨城の「ひたちおおた」を除く164駅のスタンプを11月30日までに押して応募はがきで応募すると100名に特産品引換券3000円相当が当たります。
両コースにはダブルチャンスとして100名に3000円相当の特産品が届く抽選権もついてきます。
応募期限は2016年12月1日までの消印のついた応募はがきが対象になります。
ほかにも完全制覇コースの参加なら、もれなく「完全制覇認定証」と「ゴールドステッカー」が貰えるのも見逃せません。

2016/07/03 12:30 天候:晴れ
↓■このカテゴリの人気ブログはコチラからチェック■↓
blogram投票ボタン