蒸気機関車とデカ盛りと道の駅を求めて毎週末、家族旅行しているのにキャンプ歴のない軽自動車キャンピングカー「eK-Camp(ROTUS(ロータス)RV販売 )」銀色テントむし乗りのnorizoです。
「関東の駅100選」は1997年から2000年にかけて、各年24~26駅選定されたそうです。
エリアは国土交通省の関東運輸局管内にある茨城、栃木、群馬、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨となります。
選定理由として…
・駅舎の保存価値が高く、記念碑や名所旧跡などがあり、歴史を物語る駅・近代的な駅施設で、便利で人に優しい駅
・図書館、ホール、温泉等公共的施設を備えた多目的な駅
・ユニークなデザインの駅
といった、特色のある駅が選ばれました。
選定された駅の内、現存する駅は98あります。
今回やってきたのは「関東の駅100選2000年第4回選定」、JR東海道本線の「大磯(おおいそ)駅」です。
選定理由は「明治時代から別荘地となっている気品ある地に、端然とたたずむ木造建築の駅。」だからです。
大 磯は江戸時代には東海道の宿場町として栄え、明治時代以降は要人の避暑・避寒地として知られ伊藤博文(いとうひろふみ)、吉田茂(よしだしげる)など歴代 総理大臣、山縣有朋(やまがたありとも)、大隈重信(おおくましげのぶ)、陸奥宗光(むつむねみつ)、岩崎弥之助(いわさきやのすけ)ら明治の開国時代の 立役者となった政財界要人の別荘が多く建てられました。
木造建築のまま残る天井の高いホールは洋館の様相を成し、幕末の偉人たちの足跡をわずかに感じ取ることが出来ます。
復元であろうと思われますが、灯り取りの窓やライトもノスタルジックな雰囲気がたまりません。
駅舎北側に入口はなく、勾配の多い土地ですが、それだけに駅を見下ろす景観も楽しめます、
さすがに認定から15年以上経過していることもあり、金色の「関東の駅100選認定プレート」は現存していませんでした。
しかし、駅務室に置かれたスタンプの中には「関東の駅100選」と記載されたものが残っていますので、駅員さんに尋ねてみてください。
歴史深い街並みの入口として栄える駅前には、観光案内所や土産物屋も備えており、散策にも最適です。
ちょっとした休みに、横浜よりももう少し観光範囲を広げ、古き良き時代の街並みを眺めてみてはいかがでしょう。
□大磯(おおいそ)駅
神奈川県中郡大磯町東小磯1
所属事業者:JR東日本(東海道本線)
開業年月日:1887年(明治20年)7月11日
駐車場:有料?
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2000年(第四期)選定駅
関東の駅100選 選定理由
明治時代から別荘地となっている気品ある地に、端然とたたずむ木造建築の駅。
2016/03/19 15:30 天候:曇り
測定値:未測定(測定器具:エアカウンターS)