関東「道の駅」スタンプラリー2015・みぶ(128/161・栃木) | 軽キャン♪銀色テントむし660

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今週は「長野」!デカ盛り・SL・道の駅!このキャンピングカー「テントウムシ」ですか?いいえ、「テントむし(テントムシ)」、「eK-Camp(ekキャンプ)」です。
家族4人、軽キャンカーで日本全国行脚します♪たまに、車中泊しながらお城と新撰組も巡ります。

高速道路のパーキングエリアと併設する道の駅は、開設前から訪問を楽しみにしていた大好きなスポットです。
当ブログではライフワークとなりました夏から年末までの一大イベント「関東『道の駅』スタンプラリー2015」(開催期間平成27年7月1日~11月30日)を、今回も独自の視点で楽しんでみようと思います。
蒸気機関車デカ盛り道の駅を求めて毎週末、家族旅行しているのにキャンプ歴のない軽自動車キャンピングカーeK-Campテントむし屋根開き(ROTUS(ロータス)RV販売 )」銀色テントむしテントむしオレンジ乗りのnorizoです。

毎年恒例となりましたのでスタンプラリーを楽しむコツとして、何か決まりごとを作っています。
たとえば、試食や公園、資料館の有無などちょっとポイントを絞って目を凝らすとも魅力満載であることに気が付きます。
昨年実施してみた「やっぱお土産は地産地消でしょ♪」と「ご当地観光情報をチェックしよう!」は、地域の食文化や歴史に触れることが出来て楽しめたので、引き続き今年もそのパターンでチェックしていきたいと思います。
ただ、訪問予定数が161箇所と大ボリュームのため、期間内に毎日1箇所ずつ記事を書いても年内に終了できなくなってしまうため、今年は6月から訪問を開始し、スタンプだけあとから埋めておきたいと思います。
※記事の最後のマップの上に、道の駅の近くにあるデカ盛り店情報をリンクしましたので、時間があればクリックしてみてください。

関東『道の駅』スタンプラリー2015」の訪問128箇所目は、栃木県にある道の駅「みぶ」です。
北関東自動車道の壬生(みぶ)パーキングエリアと併用となっています。
下道からだと壬生町を東西に走る県道71号線からの訪問となり、とちぎわんぱく公園(壬生総合公園)の南側になります。
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一つ目のポイント「やっぱお土産は地産地消でしょ♪」から調査してみましょう。
オリジナリティを感じる竹のカップに入った豆腐「かぐや姫(税込530円)」がいい雰囲気です。
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1個入りと2個入りが同じ価格ですが、1個入りは木製のスプーン入り、2個入りはスプーンなしですが豆腐の量は倍あります。
木製のスプーンでじっくり自然を感じながら食べるもよし、誰かと向かい合って食べるもよし、何となく温かい気持ちになる一品です。

製造は「玉田豆腐店(栃木県下都賀郡壬生町本丸2-23-5)」です。
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旧壬生城の城下町で地元の人たちの食生活を支えてきた豆腐屋さんが、地元以外の人にも提供を始めたのは面白いです。
高速道路のパーキングエリアも兼ねているスペースでの販売だけに、今後のこの会社と商品展開が気になるところです。

二つ目のチェック項目の「ご当地観光情報をチェックしよう!」はどうでしょう?
幕末の歴史に名を遺す新選組が京都で暮らした際に屯所とした「壬生村」との関係が気になる「壬生(みぶ)城址(壬生町城址公園/栃木県下都賀郡壬生町本丸1-8付近)」を訪問してみます。
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冒 頭でお話している新選組の屯所として有名な「京都・壬生村」と、栃木県下都賀郡の「壬生」のかかわりについてですが、京都壬生村から公家でありながら武芸 を好み諸国に下向した小槻(おうづき)氏が鎌倉時代にこの地に腰を据えて壬生氏を名乗り、寛正3年(1462年)に壬生胤業(みぶたねなり)によって築か れた壬生古城が始まりとされ、壬生古城は壬生城の北にある常楽寺(栃木県下都賀郡壬生町本丸1丁目)の西にあったと言われています。

時代 が過ぎて戦国時代になり天正18年(1590年)に豊臣秀吉(とよとみひでよし)による小田原征伐では、壬生義雄(みぶよしたけ)は義弟の皆川広照(みな がわひろてる)らとともに北条氏に味方して小田原城に入城しましたが、義雄は小田原で病死してしまい嫡子もなかったため壬生氏は断絶となり所領は没収され てしまいました。
北条氏にかわって徳川氏が関東に入封すると越前松平家の宗家・結城秀康(ゆうきひでやす)が城主となり、江戸時代になると目まぐるしく城主が入れ替わりました。
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時は移って幕末には、奇しくも壬生氏ゆかりの京都壬生村で勢力を伸ばしながらも、徳川幕府の衰退により京都から北へ陣を移した新選組がこの城を目指すことになります。
慶応4年4月(1868年5月)に近藤勇(こんどういさみ)を流山で捕縛された新撰組の隊士を含む旧幕府軍は、徳川政権の聖地・日光廟で決戦を行うため土方歳三(ひじかたとしぞう)を参謀として北上を開始しました。
宇 都宮城を攻略した旧幕府軍は、江戸を後発し既に壬生周辺や今市(現・日光市)周辺に進軍して来ていた新選組の永倉新八(ながくらしんぱち)らが会津藩兵と 連携して壬生城攻略を企て、慶応4年4月21日(1868年5月13日)に宇都宮城を出立、翌日未明に新政府軍安塚陣地に総攻撃をかけます。
しかし折からの豪雨で兵の疲労が嵩み、壬生城から討って出た鳥取藩兵の反撃に遭い撤退し、さらに東山道総督府の追加派遣の救援軍が壬生城に接近している報を受け、旧幕府軍は止む無く宇都宮城まで撤退となり、その後は会津まで北上し続けることになります。
永倉新八はこの際に戦線を離脱、一方の副長・土方歳三は会津を経て仙台、函館へと戦場を移し、勇敢な最期を遂げることとなりますが、それらの幕末の新選組の歴史を伝えたのは、壬生城攻略の中心的存在であった永倉新八その人でした。
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日本史にはあまり興味のなかった時期に、道の駅に出会い、地名との関わりからこれほど歴史探訪を行う人生を歩むとは思ってもみませんでした。
しかし、家族との時間をこうして歴史探訪と共に過ごせるようになったのは、道の駅のおかげと言って間違いないと思います。


□道の駅みぶ
 住所:栃木県下都賀郡壬生町大字国谷1870-2
 TEL:0282-82-3591
 開設時間 午前9時~午後7時
 休館日:火曜、年末年始
 標高:78m
 ウォシュレット:○
 イーモバイル(LTE):◎
 公園:近
 試食:少
 入浴施設:×
 近隣のデカ盛り:焼きそばもりもり(約3km)・かんちゃん(約3km)


より大きな地図で 銀色テントむしの「関東『道の駅』スタンプラリー」 を表示

公園、資料館、試食などの調査データはコチラ♪
関東「道の駅」スタンプラリー2012・28箇所目「みぶ」
関東「道の駅」スタンプラリー2013・みぶ(058/147・栃木)
関東「道の駅」スタンプラリー2014・みぶ(102/154・栃木)

◆ワンポイント◆
「関東「道の駅」スタンプラリー」とは、関東「道の駅」連絡会が主催する道の駅来場者向上に向けた取り組みの一環です。
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県および長野県の一部をエリアとした道の駅で300円(税込)で購入したスタンプ帳を片手にスタンプを押して回ります。
キャンペーン期間内に10箇所以上スタンプを押して応募ハガキを事務局に送ると抽選で200名に3000円分(前年より50名増)、450名に1,000円相当の特産品引換券(前年より150名増)が当たります。
あわせて今年も、期間内の応募者全員の中から300名にオリジナルトートバッグが当たります。
また、キャンペーン期間内に159箇所(161箇所から季楽里あさひ(千葉/平成27年10月オープン予定)、保田小学校(千葉/平成27年10月オープン予定)を除くすべて)の道の駅のスタンプを押して応募すると抽選で100名に3,000円分の特産品引換券が当たります。
※キャンペーン期間が終わってもスタンプ帳を161箇所コンプリートして応募ハガキを送ると「完全制覇認定証」とゴールドステッカーがもらえます。

開催17年目、参加8年目の「関東『道の駅』スタンプラリー」ですが、今回も急がず期間内に「短期集中・完全制覇コース」達成を目指して旅します。
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道の駅で購入したスタンプ帳とデジカメを片手に、早速調査開始です♪

□関東「道の駅」スタンプラリー2015
 主催:関東「道の駅」連絡会(監修/発行)
 制作:株式会社プランニングA
 TEL:03-3254-3193
 問合せ:平日 9:30-17:00

※この記事は主催者に了解を得ているものではありませんので、記事に関するお問い合わせはブログにコメントください♪

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2015/10/11 10:00 天候:雨
測定値:0.05μSv(測定器具:エアカウンターS)
測定場所:駐車場GL約1000mm(腰高)
※放射線量はエステー化学エアカウンターSにて測定
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