銀色テントむしの古城めぐり…宇都宮「飛山城史跡公園」 | 軽キャン♪銀色テントむし660

軽キャン♪銀色テントむし660

今週は「長野」!デカ盛り・SL・道の駅!このキャンピングカー「テントウムシ」ですか?いいえ、「テントむし(テントムシ)」、「eK-Camp(ekキャンプ)」です。
家族4人、軽キャンカーで日本全国行脚します♪たまに、車中泊しながらお城と新撰組も巡ります。

ズキマル君に「クルマでドコかに出かけたいなぁ…」と言われたので、少し早起きして宇都宮方面を目指します。
蒸気機関車デカ盛り道の駅を求めて毎週末、家族旅行しているのにキャンプ歴のない軽自動車キャンピングカーeK-Campテントむし屋根開き(ROTUS(ロータス)RV販売 )」銀色テントむしテントむしオレンジ乗りのnorizoです。

JR 東北本線の宇都宮(うつのみや)駅東口からロータリーを出て県道64号線を東へおよそ7.6キロ、鬼怒川を渡ったら道場宿交差点から国道408号線を南へ 1.1キロほど進み、NTT電話交換センターのある信号から西の路地に入って道なりに400mほど進むと見えてくるのが「飛山城史跡公園(とびやまじょう しせきこうえん)」です。
駐車場と無料の資料館がありますが、開園時間が午前9時からとなっており、時間より少し早かったため、開門を待っての入場となりました。
DSCF4387_20150418104108975.jpg

飛山城は、宇都宮(うつのみや)氏重臣芳賀(はが)氏が鎌倉時代後半に築いた重要な拠点で、およそ300年間もこの地を治めた城だそうです。
残念ながら建築物は残存していませんが、整備された敷地から学び取れることは多いようで、各時代の復元住居などが見どころの一つのようです。
DSCF4382_20150418104107131.jpg

早速散策路に従って進んでみますが、整備された堀や復元された橋など、本丸がなくても城の様相を楽しむことができます。
DSCF4380_2015041810410566b.jpg

休憩所のようにも見える建物は、将兵の詰め所として使われていた「掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)」で、板葺石置屋根(いたぶきいしおきやね)もいい感じです。
DSCF4388_20150418104103325.jpg
建物内の見学も可能で、高台にあることから見渡す景色も見応えがあります。

ちょっと倒壊しているのかと思った建物は「竪穴建物」です。
DSCF4391_20150418104102ff9.jpg
石器時代や縄文時代の茅葺きなどの竪穴式住居は復元建築物として見かけることがありましたが、こちらも中世の板葺石置屋根であるため、近代的で見事です。
残念ながら訪問した際には建物内の見学ができませんでしたが、はじめて見る建築物だったため屋外だけでも十分に堪能することが出来ました。

もちろん茅葺きのものもあります。
DSCF4393_2015041810410122e.jpg
こちらの方が時代をさかのぼったものだそうで、「田舎の建物」と言うと、このあたりをイメージしていましたが、これも「竪穴住宅」となっており、先ほどの板葺よりも古い時代から使われてきた建築方法のようです。
もちろん「竪穴」なので、玄関より屋内のほうが低い造りとなっており、建物内のほとんどが土間敷きでした。

史跡についてさらに詳しく理解できるのが併設する「とびやま歴史体験館」です。
DSCF4394.jpg
立派な建物ですが、こちらも入場無料です。

平屋の館内なので小さいお子さん連れでもゆっくりと見学できるのがメリットです。
DSCF4397.jpg

NPO法人の皆さんが管理してくださっているそうで、公園も資料館もとてもきれいなのが印象的でした。
今回は参加しませんでしたがガイドツアーや、土塁登りに参加することもできるそうで、夏休みなど家族で参加してみるのも楽しそうです。

鬼怒川近くに中世の様相を残す美しい公園と資料館に、季節を変えてまた再訪してみたくなりました。


□飛山城史跡公園(とびやま歴史体験館)
 TEL:028-667-9400
 栃木県宇都宮市竹下町380-1
 開園時間 09:00-17:00
 休園日:月曜日
 入園料:無料
 駐車場あり


より大きな地図で 銀色テントむしの古城巡り を表示

↓■このカテゴリの人気ブログはコチラからチェック■↓
blogram投票ボタン


2015/04/04 9:00 天候:曇り
測定値:未測定(測定器具:エアカウンターS
測定場所:駐車場GL約1000mm(腰高)