銀色テントむしの家族でお出かけ…焼津「焼津市文化センター」 | 軽キャン♪銀色テントむし660

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今週は「長野」!デカ盛り・SL・道の駅!このキャンピングカー「テントウムシ」ですか?いいえ、「テントむし(テントムシ)」、「eK-Camp(ekキャンプ)」です。
家族4人、軽キャンカーで日本全国行脚します♪たまに、車中泊しながらお城と新撰組も巡ります。

焼津の博物館に行ったら、丸坊主の高校生がたくさんいるので何かと思ったら、高校野球の組み合わせ発表会でした。
蒸気機関車デカ盛り道の駅を求めて毎週末、家族旅行しているのにキャンプ歴のない軽自動車キャンピングカーeK-Campテントむし屋根開き(ROTUS(ロータス)RV販売 )」銀色テントむしテントむしオレンジ乗りのnorizoです。

東名高速道路の焼津(やいづ)インターから県道81号線を東に進み、国道150号線と交差する八楠交差点を西に曲がり、新幹線、東海道本線の線路を越えたら三ヶ名ICを東に入り、清見田公園南交差点を北に進むと見えてくるのが「焼津市文化センター」です。
建物の裏にはたくさんの無料駐車場がありますが、スポーツマンっぽい男性陣がさわやかに誘導してくれるので不思議に思っていたら、ちょうど夏の甲子園静岡予選の抽選会と訪問日が重なっていました。
心地よい誘導を受けて、文化センターに入ると図書館の2階近くに見えてくるのが「焼津市歴史民俗資料館」です。
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館内からだと大ホールの向かいに入口があります。
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焼津の歴史は漁師の歴史であるかのように、海産物と暮らした人々の歴史をうかがい知れます。
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また、小学校時代に習った「第5福竜丸」について、地元の苦悩を痛感します。
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ビキニ島での水爆実験により被害を受けたのは乗員だけかと思っていましたが、当時、この海域で水揚げされた魚からは放射線が観測され、それにより漁業全体が大きなダメージを受けていたことが、当時の新聞などにより詳しくわかります。
地元の歴史資料館のいいところは、こうした「教科書の1行」がクローズアップされて、より深いところまで知ることができるところにあります。

また、企画展として、戦時中の日本についての資料が展示されていました。
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戦 時下の資料と言うと、武器や徴兵された方々の手紙などが多い中、ここでは、戦争に行かなかった人たちの戦争への協力体制を強いられる当時の様子が多く、戦 争費用捻出のための「切手購入」や「国債購入」への誘導のポスターなどが展示されており、今まで知らなかった世界大戦の裏側を垣間見ることができました。

ズシリと心に残る悲しい歴史を見た後は、同じ敷地内の「小泉八雲記念館」も覗いてみましょう。
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小泉八雲(こいづみやくも)と言えば、明治時代に日本の怪談をまとめた作家としてのイメージが強く、島根県や九州、東京大学といった地点での活動が拠点だと思っていたのに、「なぜ焼津?」と言う気持ちで訪問してみました。
入口を入って受付のすぐ奥には大型モニターを使った解説ビデオが流れます。
約11分間のビデオが2種類あるんですが、ここで焼津と八雲のつながりが初めて理解できます。
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ところで、「耳なし芳一」を書いた小泉八雲が外人さんだったってご存知でしたか?
明治を代表する偉大な文学者の、そこに至る道程には、ちょっとコミカルでもあり悲しさも深く感じられる展示となっています。
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八雲に関する書籍も多く置かれており、子どもから大人までその文学に親しめるのもこの資料館のポイントです。

どちらも入場無料なので、実のところそれほど期待していなかったのですが、予想以上に深く追求したその展示の数々に時のたつのも忘れて、じっくりと過ごしてしまいました。
天候にも左右されませんので、焼津方面にお出かけの折、行き先に困ったら、ちょっと焼津の歴史に触れに焼津市文化センターを訪問してみてはいかがでしょう。


□焼津市歴史民俗資料館
 小泉八雲記念館
 TEL:054-629-6847
 静岡県焼津市三ケ名1550(焼津市文化センター内)
 開館時間 9:00-17:00
 休館日:月曜日、12/29-1/3
 駐車場あり


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2013/06/22 13:30 天候:晴れ
測定値:未測定(測定器具:エアカウンターS
測定場所:駐車場GL約1000mm(腰高)