TODAY'S
 
50代に入り、人生を立て直すことになるとは思っていなかった。


仕事も、肩書きも、生活リズムも一度リセット。

正直、体調も気持ちも万全とは言えない時期でした。


そんな僕を、思いのほか支えてくれたのが毎朝のお弁当作りです。





朝、少し早く起きる。

朝ごはんを用意して、自分のお弁当を作る。

それだけのことなのに、身体の調子が明らかに変わってきました。


  理由はシンプルです。


それまでのランチは、大味で脂っこいものが多かったのです。


時間がない日はコンビニやマック、野菜が足りないと思ったらサブウェイへ。

「仕事中で時間がないから仕方ない」と思っていましたが、50代の身体には正直こたえるようになりました。


そして、思い切ってお弁当に切り替えてから、揚げ物は激減。

味も自然と薄くなりました。


その結果、午後のだるさが減り、夜も無理なく過ごせるようになりました。



  常備しているのは、卵とブロッコリー、葉物野菜。

派手さはありません。でも、これで十分。

50代に必要なのは“映える料理”じゃなく、続く仕組みです。


お弁当作りを始めると、不思議と料理が楽しくなります。


「次はこれを入れてみようかな」

そんな小さな工夫が、生活への前向きさに繋がっていく。


休みの日に晩ごはんを作ることも増えました。

ときに子どもが「美味しい」と言ってくれる。

その一言で、「自分はまだ家族の役に立てている」と思える。


  50代には、こういう実感が本当に大事です。


世の50代男性の旦那さんたちは、やることは山ほどあります。


仕事、子どもがいる方はちょっとしたお世話、家事。

洗い物、掃除、洗濯、アイロン、靴磨き。

休日は子どもと公園や散歩。体力的にも楽じゃない。




  だからこそ、全部終わったあとの時間は、堂々と自分のものにしていい。


ABEMAで好きなWWEのテレビを観る。密かにExcelやパワーポイントの教科書を読んでの学び直し。その後は東野圭吾さんの本を読んで世界観を広げていく。



  その時間を気持ちよく迎えるために、生活を整える必要があるんです。


再スタートに、派手な挑戦はいりません。

まずは毎日の身体とリズムを取り戻すこと。

お弁当作りは、その最初の一歩として、驚くほど効果があります。



  50代からでも、生活は立て直せます。

僕はそのことを、今日もお弁当箱を洗いながら、実感しています。