久しぶりに救急救命九州研修所、通称エルスタ九州に行ってまいりました。


福岡県北九州市にあるこの施設、全国の消防職員を救命士(国家試験に合格させる)として養成するべく、東の東京と西の福岡に2カ所設置されています。当ブログ内でもエルスタコーナー設けてますので(テーマ別でご確認を…)、気になる方は覗き見してやって下さい。



公開シミュレーション訓練見学…と言う大義名分の元、旧友そして元教官たちとの再会&交流は不変です。


当時の学生も、今では要職に就く者も多く、元教官は消防を退職しそれぞれ新たな道を歩んでいます。されど、寝食を共に同じ目標に向け走り抜いたエルスタでの経験はかけがえのないもの。皆、良い顔してます(笑)


公開シミュレーションも時代と共に変わり、今は動画はもちろん一切の撮影が禁止。一般人入場不可、見学受付時間は朝イチ午後イチの1時間のみ…と、大変厳しいものとなってしまいました。


僕が過去にこのブログで挙げた画像、今となってはお宝画像ですよ。これって恐らくSNSアップによる個人情報漏えいへの配慮なのでしょう…時代の流れですね。淋しい気もします。


二泊の短い滞在、今回は博多泊。櫛田神社で初詣を行い、帰郷となりました。


因みに神社の隣には山笠が配置されてました…圧巻です。

帰りの飛行機からは富士山が…

そして東京駅…キレイでしょ(笑)

出動多忙で長期休暇がとれず、慌ただしい二泊三日の旅となりました。


では、また、次回(@^^)/~~~

たいへん遅くなりましたが、新年のご挨拶、本年もよろしくお願いしますm(_ _)m

にしても、年末年始の救急出動ヤバ過ぎでした。僕んとこの消防には予備車を含め19台の救急車があるのてすが、一時はなんと全ての救急車が出動となり(1台は修理中)、残る救急車はゼロに。


万一、CPA(心肺停止)の出動があったなら、助けられません…とにかく無駄?な救急要請も多く、特に急性アルコール中毒絡みの要請が目立ってまして、四苦八苦。それと発熱ですね。なかには37度台の発熱で、よくよく聞けば「救急車なら優先的に診てもらえると思った…」などど発する者も…


救急車の適正利用に対するモラルも必要ですね。


新年早々愚痴の連呼、どうぞお許し下さい。とにかくメチャメチャ救急需要の多い年末年始であった点を報告すると共に、あらためて、新年のご挨拶。多忙のあまりブログ更新にも影響を及ぼしてますが、どうぞ本年もどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m

超久しぶりのブログ更新ですm(_ _)m


決してサボってた訳じゃないんですが、とにかく忙しくて…また、日々の救急出動も激増、労務管理も考慮せなばならない立場として苦悩の毎日。こりゃ、キムニィ早死にするわ(笑)


さて、今回は救急隊をターゲットにしたマニアックな内容です。


プライバシーの絡みもあり、地公法に抵触しないよう、濃いめのオブラートに包んでお話します。



今、僕の署では救急隊を困らせる出来事がおきています。ある女性が消防署に現れ、受付ロビーで身の上話や、自身の体調などを長々と伝えるのです。因みに僕の署は1日の救急出動は平均15〜6件、消防隊の出動も救急支援活動を含めれば2〜3件と、超多忙な署。


当然ながらウェルカムのはずもなく、帰ってほしいのですが、邪険に扱うと呼吸が荒くなる、いわゆる過換気症状(過去ブログ参照= No.71過換気症候群)を引き起こすから厄介です。



この方は、数年前から時々消防署に現れるようになり、最近はマメに出没。一般の来訪者から『何故、あの女性はいつも消防署のロビーのベンチに座り、職員と親しげに話してるの?』と言った、誤解を招く心配もあります。


因みに女性は救急車を何回も呼ぶ方で(隠語で救急隊は常習者と呼ぶ)、救急隊員個々の名前も知っており、それぞれに手紙まで送ってきます。内容は主に自らの健康報告(特に聞きたくもないけど)、そして僕ら救急隊員の健康を心配する様なもので、誹謗中傷・恐喝まがいなものでもないため、厳しく対応する訳にもいきません。要は現状、決定的な解決策がありません。


少し前、こんなニュース報道がありました↓↓↓



これを消防署でも…と思ったけれど、居座わるのは長くて1時間程度(但し救急隊が出動中であると、帰署するまで待ち続けることも)、ロビーのベンチに座るのは同じであれど、来署の目的も前述のとおりであるため警察通報の理由もありません。最終的には優しく帰ってもらうしかないのです。


とにかく困った困った困った状態。ここ一週間は姿を見せてませんが、自宅は署から徒歩数分の距離でもあり、いつ復活することか…上手くまとまりませんでした(笑)


では、次回(@^^)/~~~

救急要請された傷病者が死亡し、不搬送として処理する事は珍しくありません…が、安易に死亡と判断してしまうと、とんでもない落とし穴が待ち受けているため、その取扱いには最大限の注意が必要です。


まず、我が国に於いて、死亡判断できるのは、原則医師のみである事を前提として、お話しましょう。


救急隊は消防実務質疑応答に定められた条件などを元にし、以下の条件全てが揃ってはじめて死亡状態と判断できるのです。

①意識レベル300(ブログNo.383参照)

②呼吸なし

③脈なし(首元で確認)

④瞳孔が開いていて、光に反応しない

⑤冷たくなっていて体温が感じられない

⑥死後硬直又は死斑が出ている


それ以外には、誰がみても死亡しているのが明らかな状態、例えば首や胴体が切断されているとか、全身が腐敗(ミイラ化)しているような場合は、社会死として搬送する事はありません。でも、腐敗していたからと言っても、極々稀に心臓が動いていたなんて例もあるから要注意です。


僕の隊では、明らかな社会死以外は、念のため心電図をとる事を原則としています。但し、病院以外で亡くなった場合は警察が変死として扱うため、現場保存の意味からも、靴カバーを履きゲソ痕を残さず、周囲の状況も変える事なく最低限での観察にて活動するよう心掛けてます。


少し前にもこんなニュースがありました↓↓↓


これねぇ、たま〜に起きちゃうんですよね。何年か前には雪に埋もれた傷病者を死亡不搬送としたところ、実は生きていた…なんて事もありましたから。



ま、明日は我が身って言葉もあります、現場での死亡判断は十分に注意したいと思います。


以上、亡くなった人を不搬送にするお話でした…

各救急隊からあがってくる出動報告書を確認し、決裁するのも僕の業務ですが、つい先日凄いものを目にしました。


それは傷病者の年齢、なんと大正生まれの105歳。出動の内容はお話できませんが、緊急要素を含むものではありません、恐らく普段も元気なのでしょう、更に長生きして欲しいものです。でも、僕が消防の世界に入った当時は、大正どころかギリギリで明治生まれもいましたからねぇ…


今や平成生まれもとっくに30歳を超えてます、時の経つのは早いです…(苦笑)



さて、話題を変え、キムニィ電車旅のお話です。


初秋、青森から秋田へ向かう列車リゾートしらかみに乗る事ができました。


リゾートしらかみには、橅(ぶな)、青池、くまどりの3種類の列車がラインナップされてまして、僕が乗車できたのは橅になります。

冒頭、乗ることができました…と記したのは、人気列車のため、予約が取りづらい列車だからです。

車内もゴージャス、水戸岡鋭治って有名な人がデザインしたとか…

車内設置のこれ…

思わず押しちゃいました(笑)

午後2時頃、青森駅を出発、目指すは5時間後の秋田です。

リゾートしらかみは、大半が日本海側の五能線と呼ばれる路線を走ります。

一番の見せ場が、途中駅の千畳敷駅(せんじょうじき)でしょう。

ここにしばらく停車…乗客はぞくぞく下車し、歩き出します。

そして道路を横断します。


そう、駅の目の前の海岸は景勝地で、この列車は乗客へのサービスとして、駅で停車し海岸散策を楽しませてくれるのです。


海岸から駅方向を振り返るとこんな感じ。

遠く、北海道も見えました…多分、方角的に松前半島で間違いないと思うけど。

そして、出発5分前だったかな、汽笛が鳴らされ、皆、列車に戻ります。

こぞって撮影…言うまでもありません。

因みに駅に設置されていた時刻表。

同じく路線図。

とても良いひととき…

五能線には変わった名前の駅もあります。


長旅は続きます、そして満員列車の乗客は、この後感動に出くわします。


皆、カメラを構え始めました。


ここからクライマックス。

言葉は要らんでしょう…







リゾートしらかみは、日本海に沈む夕陽を見届け、無事に秋田駅へ到着したのでした。


五能線&リゾートしらかみ、この組み合わせは疲れきった心と身体のオアシスみたい、なんちゃって…では、次回(@^^)/~~~

毎年開かれる全国救急隊員シンポジウム、今回で33回目を迎え、今日明日の二日間、秋田市で初開催。(東北地方で仙台市以外は初の開催)


例年、1月開催なのですが、降雪を考慮しての前倒し11月となった訳です。

今日は初日で、朝イチの開会式にも参加。

う〜ん、やっぱりロケーションの問題かな、秋田市って辿り着きにくいのもあってか、来場者は昨年の名古屋に比して控えめの印象。

いろ〜んなブースがあります。

まるてスポーツチームのユニフォームみたいでしょ(笑)

屋外は…やっぱり寒い…

残念ながら、明日は休みがとれす、本日帰郷…ただいま秋田新幹線こまちの中。

同じ職場の救命士、地域MCの医師、旧友(同期救命士)たちとの夜の宴には参加できず、残念の極み…

来年は熊本市、再来年は横浜市での開催…今からワクワクモードです、はい(笑)

因みに僕も過去に大ホールにてプレゼンした事があったんですよぉ〜(^_^)v

では、また、次回、アディオ〜ス!

今月21日〜22日に秋田市で開催される全国救急隊員シンポジウム、前々入りって事で秋田へ向かう新幹線に乗車中のキムニィ。僕んとこの所属の消防からも、発表症例があり楽しみなところ…


さてここで、前回ブログで新潟県の粟島をご紹介しましたが、粟島へ渡る村上市岩船港にマイカーで向かう際、意図的に一般道を走行。何故か?この道沿いと平行して走るのかがJR米坂線(よねさかせん)が走ってるからです。


日本海にポツンとあるのがアワ粒みたいな粟島(あわしま)ですよ。


そして赤い線がJR米坂線(米沢市〜村上市の坂町駅を結ぶ90.7キロの路線)です…が、が、が、この路線、現在危機的状況に陥っているのです。


平成4年8月に発生した集中豪雨により、路線が甚大な被害を受け、80億とも言われる費用も重なり、今なお復旧の目処が立たず運休状態となっているのです。恐らく皆さんも想像がつくと思いますが、このローカル線も例に漏れず赤字路線。もしかすると…なのであります。


では、その米坂線の現況現実を解説抜きでお伝えします。









駅は被害なしだけど…




































線路があった場所。

二年前だと言うのに、正面の山の地滑り跡が未だに…






この休止パターン、嫌な予感がします。


死ぬほど鉄ちゃんじゃないけれど、電車を使い旅に出る事も多いキムニィにとっては、ちょっと淋しい気がします。


皆さん、どうお想いでしょう…では次回までサヨナラ〜

この夏、新潟県の粟島(あわしま)という、周囲23キロ、人口320人のとても小さな島に行ってきました。回想録的な思いを込めお話します。


日本海に浮かぶアワ粒の様な粟島、そんなマイナーな島への訪問、実は3回目。但し、最後に訪れたのは20年以上前のこと、どれだけ変わったのか興味津々。因みにこの島は粟島浦村と言う一つの自治体となってます。Youtubeでお馴染みの東京の青ヶ島(人口160人)には及びないものの、300人はかなり厳しいぞ…では粟島へ出発!



新潟県村上市、粟島へ向かう粟島汽船が発着する岩船港がある街。

船は結構新しい。高速船も出てるけど、僕はのんびり船旅が好きなんてすね。

どんより曇り空、日本海を突き進み、見えてきました粟島。

超久しぷりぷりぶりの粟島、これより一泊二日の急ぎ旅がスタート。

フェリーで辿り着ける港はここだけ。

昼に到着、まずは腹ごしらえ。ここ、粟島には食堂がほぼありません、つまり、昼食の選択肢が限られるのです。

刺身定食(1000円)、提供時間は島時間。イライラしてはいけません(笑)

昼食をとったところで島内観光…ツールはこのマシン!レンタサイクルは粟島浦村役場の貴重な収入源のひとつ。


小さな島とは言え、徒歩で回るのは無理。レンタサイクルに限ります、しかも電動じゃないと悲劇を生みます。

天候はイマイチ…


断崖絶壁もあったりで、スリリングなサイクリングが楽しめます。

高低差の激しい山道を走り抜けると、島の反対側の釜根地区と呼ばれる集落に到着。この島には内浦地区と釜根地区の二つしか集落はありません。

静かな港町。

釜根地区唯一の食堂は時間外?

約3時間の自転車旅…起伏が激しく、ブレーキが故障したら確実に崖下(場所によっては崖下50メートルくらいある場所も…)に転落昇天…って場所も待ち受けてます ← ホントに急坂かつ細い道です

そして今夜泊まる民宿にチェックイン、粟島カテゴリーでは旅館とのこと。因みにこの島にホテルはありません。

昭和やな〜シンプル(笑)

窓から見る風景、昭和やな〜

この宿のウリは食事。これは鯛のウロコを揚げたもの、美味でした、ビールに合う。

刺身は◎でした。

結構、出ますね、料理…

翌朝、窓から見る光景…帰る日なのに晴れ間が出やがった(笑)

朝食はこちら。

時間があるので、港周辺を少し散策。

島唯一の公衆浴場…でも、ポンプが故障?直す予算もないとか…

これはへき地医療の診療所、夜間は無人になるみたい。

窓に診療時間が記されてました。


こんな案内も…救命士としてとても気になります。


こちらは救急車?


と、言ってもこの島に常備消防はないので役場の片隅に配置されてます。

役場の公用車、この島ではとにかく軽自動車が約に立ちます。狭い道も多いし、そもそも速度を出せる場所もないですから…

そして、これが粟島浦村役場です。

全景はこんなです。

さぁ、そして島とお別れの時間。

サヨナラ粟島…

帰る日なのに、皮肉にも晴れ…

オマケですが、この粟島のゆるキャラがヤバイんです…

泡姫ちゃん、これって…

完全にアウトなヤツ(笑)(笑)(笑)
と言うか、これは公式なゆるキャラではないく、おふざけで誰かが作ったものみたい…なお、泡姫ちゃんTシャツ、島のどこにも売ってなかったです(笑)


最後にとっておきのオマケ、20年以上前のキムニィ(白パン)です…粟島の海岸(岩場)での一コマ。海に潜ってタコ捕まえてたりして遊んたことを覚えてます。


では、また(ToT)/~~~


トランプ大統領復活〜!


のニュースと共に所持しているビットコインが上昇気配…キムニィ、そこそこ持ってるんですよ、ソレを(笑)


グングン上がる事を期待しつつ、今回は救急車の耐用年数の話です。


救急車にはもちろん寿命があります。で、その救急車ですが、ざっと世間を見回すと、主流はトヨタ。


乗り慣れてるせいもあり、やっぱりトヨタの救急車は使いやすいと感じますねぇ。


そして、その救急車の寿命…いや、耐用年数なんですが、各消防本部ごとにまちまちで、コレだっ!と言う決まりはありません。僕んとこの消防では9年または10万キロが車両更新の目安です。が、昨今の出動件数増加により、10万キロなど、あっという間に走破してしまうため「はい、更新」とはいかない状況なのです。


因みに僕の救急隊は、今年度、既に出動が3000件を超えてまして、一日100キロ以上走る事も珍しくありません。年間2万キロの計算でいくと、5年で10万キロを軽くクリアしちゃう事になります。更に考えなくてはならないのが、メーター読みの距離より実際には多く走っているということ。これは一般車と比してアイドリングの時間が極めて長いから。救急現場での滞在、そして病院到着後の滞在ではエンジンをかけたままで、赤色灯、前照灯、エアコン、車内の救急資器材などなど、全ての電力の供給源はエンジンとなります。


ここまでの話でお判りかと思いますが、救急車のエンジンは超々酷使されているのです。故に、故障の少ない世界のトヨタ車とはいえ、あちこちで綻びが出てきます。


救急車は車検はもちろん、6ヶ月点検など、整備体制は万全ですが、それでもなお故障、不具合が発生するのです。皆さん、街で見かける救急車を見かけたら、救急車の悲鳴にも耳を傾けて下さいな…


ではでは($・・)/~~~

耳を疑うような事故が起きました。

山梨県で警察官が事件の被疑者を確保した後、拳銃をしまう際に誤って自らの手を撃ってしまったとの事。



ケガをされた警察官に対して大変辛い思いをされた事、お見舞い申し上げたいと思います。この点を前提に、少しだけ厳しいコメントを…


ネット上では、今回の事故に対し同情の声(仕方ないよアメリカなどと違い、銃を扱う事が不慣れなんだから…)が多く聞かれます。それどころか、警察官の数を増やさない政府のせいでもある…など、論点がズレた意見すら散見されるから驚きです。

確かに我が国では、警察官が拳銃を使用する犯罪に直面するのは極めて少ないと思います…が、しかし、この事故はあり得ない事故と思うのです。

厳しい事を言うようですが、人を殺傷できる拳銃、その扱いは警察学校でも最も慎重に行われているはず。現行法上、拳銃を所持できるのは警察官のみ。つまり拳銃を扱うプロな訳です。僕ら消防人も同じで、滅多に使われない救出方法もありますが、だからと言って上手く助けられなかったでは済まされません。

ケガをされた警察官は重傷との報道があります。至近距離で撃ち抜いたので、何となく負傷の程度も予測がつきます。大変お気の毒とは思いますが、こらは自己責任なのかなぁ…と、僕は感じました。


ケガの回復をお祈りします、ではまた…


追記)
この事故の少し前にも、大分県で銃の取り扱いミスがあったようです。この事故で負傷者が出なかった事は幸いでした。
我が国の警察官は銃を扱う機会など、一生のうち数回かもしれませんが、前述のとおり拳銃使用のプロでなきゃいけません。大変とは思いますが、治安維持のため、是非とも頑張って下さい…