そば処・長野…長野県には沢山のそば屋さんがありますが、長野市内ももちろん例外ではありません。
訪れたのは長野駅から徒歩2~3分、長野プラザホテル地下にある『信州戸隠 そば味処 ぼっち』
そば処・長野…長野県には沢山のそば屋さんがありますが、長野市内ももちろん例外ではありません。
訪れたのは長野駅から徒歩2~3分、長野プラザホテル地下にある『信州戸隠 そば味処 ぼっち』
今回は現役救急隊の単なる独り言…他意はありません。
救急活動ってのは、119番で救急要請が入り僕ら救急隊が出動。現場に到着後、傷病者を観察(応急処置を含む)、その状態に基づき病院へ受入連絡を行い搬送する訳です。(No.256 救急車がすぐ出発しない理由)
ここで不思議に思うのが傷病者受入の電話連絡、いわゆるホットラインについて。
救急隊は主訴(頭が痛い、目まいがする、胸が締めつけられる…)、バイタルサイン(意識状態、血圧、心拍数、呼吸数…)、既往歴(高血圧、高脂血症、糖尿病…)、発症状況(いつ、どこで、どのように…)、かかりつけ病院、同乗者の有無、内服薬、独歩の可否など、様々な情報を伝え、収容依頼を行うのですが、対応した医師から電話越しに「その状態であれば救急車は必要ないので、自分で病院へ来るように伝えて下さい…」と言うような回答をもらう事が、決して珍しくないのです。
実際に傷病者を見ている訳ではなく、救急隊からの情報のみで救急搬送不要の判断を下す事になりますが、救急活動に於いて医師の指示は絶対です。故に、傷病者及びその関係者に「病院の先生から、家族の車で来るなら診察するので救急車で来ないように…」と伝え、救急不搬送となる事がしばしばあります。
救急隊の本音は「なぜ、これで救急車呼ぶの?」と、心の中で叫びたくなる軽症と思われるケースでは、前述の医師の指示は正に神の一声、救急車の適正利用の観点からも救いの一言でもあるのです。が、中には軽症と思われるケースでも実は…と言う事も全くゼロではありません。故にその自信はどこからくるのか、不思議でなりません。
例えばインフルエンザ罹患中の傷病者から、全身倦怠(だるい=歩行可能)、軽度頭痛、発熱症状で救急要請があったとします、ホットラインに対応した医師から「インフルエンザのベッドがいっぱいで…まぁ、発熱や身体がだるくなるのは当たり前なので、自宅で様子をみるよう伝えて下さい…」との指示。救急隊としては不搬送にした後、容態急変となった場合の責任問題にも繋がるので、傷病者本人及びその関係者が納得しない限り、不搬送にする事なく他の病院を探します。
救急隊=消防署員=公務員という事で、市民とのトラブルに弱い側面を持ちあわせているからかもしれませんが、電話の内容のみで搬送不要(救急車による)を判断する医師って凄いなぁと思うのです…法的に後押しできる何かがあるのかな。
一方で消防の基本スタイルは 空振り三振はOK、見逃し三振はNO この意味、判りますよね…
以上、独り言でした。
では、また(^^)/~~~
善光寺御開帳に出向いたついで…と言っては失礼だが、戦国時代、越後(新潟)の上杉謙信と甲斐(山梨)の武田信玄が死闘を繰り広げた川中島の戦いの場となった、川中島古戦場を訪れてみた。

善光寺御開帳…
長野市にある善光寺御開帳に足を運んでまいりました。何でも7年に1度の大イベント、つまりはオリンピックより到達度が高いイベントなのです、はい。

御開帳へ出向く目的の一つがこれ。







外国人旅行客の受入再開…
世を賑わした新型コロナ騒動も、ゴールが見え隠れする気配。
うん、よしよし、いーぞいーぞ!
とは言え、僕ら救急隊は相変わらず感染防止対策徹底に変わりありません。
と、ここでコロナ傷病者対応(救急隊は患者と言う言葉は使えません)のラッキーアイテムが入りました。
コロナ騒ぎ、相変わらず収束には至りません。
当ブログでも再三発信し続けてきましたが、コロナ騒動はマスゴミ主導による情報操作、騒ぎ過ぎ派のキムニィです…とは言え、本音と建前はしっかり区別、立場上きっちり感染対策は行い、現場活動に対応してます…ご安心下さい。
ここで、コロナ患者の受入に於いて知られていない、ある実情(盲点)をお話します。
コロナ救急患者の受入先が決まらない…こんなニュースが流れる事があります。それは格好の政府批判の材料となり、何故かネット民も一斉呼応し集団行政批判、もぅウンザリですわ(苦笑)
ところが受入れられるのに受け入れられないケースが結構存在します。
仮に40歳のシングルマザーがいたとしましょう。昨夜、就寝前から軽い倦怠症状(だるい)と頭痛症状があり、その日は我慢したけど、朝、起きたら39度の熱。ふらつきながらギリギリ歩ける状態となり、堪らず自ら救急要請。小学1年と4年の子供がいて、同級生にコロナ感染者が多数発生、学級閉鎖になったばかり…但し、子供は無症状で元気。このシチュエーションだと、コロナ感染危険大であるのは理解できるでしょう。
一方、発熱39度で身体がだるくなるのは当然、普通に風邪症状でも同じ事が言えます。基礎疾患がなければ救急車を呼ぶ事はほぼないでしょうが(高齢者や症状が強い場合は別)、連日のコロナ報道で恐怖を植え付けられているせいもあり、不安になり救急車を呼んでしまう訳です。
このパターンの救急要請に於いて、病院へ搬送依頼を行うと以下の様な返答が多くあります。
医師「ベットが埋まっているので他の病院へ…」
医師「熱が出てだるいのは当たり前、緊急じゃなければ自宅で様子をみて…」
と、こんな感じで受入拒否…そして、情報が何故かリークしてマスコミ格好のネタ「病院受入拒否、患者たらい回しに…」となり、囃し立てる訳です(苦笑)
ところが意外にあるのが受入れるけど受入れられないって不思議な返答。
これ、どう言う事???
医師「受入れはします。けど、コロナ陽性陰性にかかわらず、CT検査などで脳に異常がなければ、鎮痛剤や解熱剤を出して帰宅てもらいます…ベッド満床で入院は無理です…」
え、受入オッケーじゃん…と、思われるけどこの返答にこそ落し穴が存在するのです。この女性は家族と疎遠で誰も迎えに来られないとします、こうなると受入不可と言う事になってしまいます。
これはね、迎えが来ないと帰宅できないって点がポイント。つまりタクシーで帰ると言っても、感染リスクがあり無理(陰性ならOKですが、受入要請の時点では判別できてない=陽性として扱う)。ですから家族が自家用車で病院駐車場に待機、患者本人が徒歩または防護衣に身を包んだ医療スタッフ介助により、自家用車に乗込み帰宅する事になります。当然、迎えに来た家族は濃厚接触者となるので帰宅後は自宅待機。
消防の救急車は病院から自宅へ送り届けるルールが存在しないため、当然無理。となると、残された唯一の手段は民間救急の患者搬送車両で送ってもらうのみ。ところがその数は十分でなく、防護対策をとる必要性、更にはその費用などクリアするべき点が多くあります。
これが受入れるけど受入れられないって理由です、お判りいただけました?
以上、今回は診察はできて処置も行えるけど、帰宅する手段がないため受入れられないといった、不思議なお話でした。
少々くどくなりましたが、この辺で…(@^^)/~~~
家系ラーメンの総本山、吉村家と言えば、家系フリークであれば知らぬ人はいないでしょう。



僕は福岡県北九州市にある救急救命九州研修所 (通称=エルスタ九州)に、新規養成6ヶ月、薬剤追加講習2ヶ月、指導救命士養成研修2ヶ月…約1年をここで過ごしました。
エルスタ九州は衣食住を共にする全寮制。北海度から沖縄まで全国の消防職員が一斉に集います。そして、この施設内では救命士として学びとる事以外に大きな財産が得られます。
それが生涯の 友 です。
長期にわたり、寝食を共にする訳ですから友情が芽生えないはずがありません。
社会人となってからの共同生活ですし、学生のソレとは違います。まして同じ職種、共通の話題にも事欠きません。それ故、卒業ともなると涙、涙の別れとなるのです ← これホント、大の大人が涙します…僕もでしたね(苦笑)
そんなブ厚い友情で結ばれた仲間(同期生)は卒業後、救急のイベント(各地で開催されるシンポジウム、臨床救急医学会などなど)や、同期の集まりで親交を深める機会があります。
そして主催した地区の同期救命士が、地元の観光地に連れていくなど、いわゆるオモテナシをする事があります。関東で言うなら神奈川の救命士は横浜や湘南、群馬は草津や伊香保、栃木は日光や那須…と言った具合です。
と、ここで困ったのが埼玉県。
下の地図をみれば判るかと思いますが、東京と隣接、プロ野球チームやJリーグチームを有し、名古屋を誇る愛知県に僅かに及ばないものの、都道府県別人口は堂々の全国第5位。九州最大の福岡県、神戸を持つ兵庫県、最大面積の北海道を押しのけての5位なんです。


行旅病人とは前回ブログに記したとおりです。が、中には詐病で入院し、食を確保しようとする人…正しくは行旅病人を装い病院で寝泊りを企てる人が世の中のほんの一握りですが、現実に存在します。
では、偽装行旅病人(勝手に造語を作ってしまいました。でもこれ、実際の話です、人権団体の方々、どうか責め立てないで下さい)について、少し詳しくお話します。
まずは救急出動指令の内容。
「60歳男性、腹痛で動けない、駅前の公衆電話から本人通報…」
動けないと言いつつ、公衆電話まで移動している事が変。そして公衆電話からの119通報がポイント。今の時代、よほどの事情が無い限り携帯電話を持たない人はいません。なのに公衆電話…この様な出動指令の場合、救急隊は「これ、怪しいね…」と話ながら現場に向かいます。
現場に到着すると、手提げバックを片手に電話ボックス近くのベンチに座り、腹が痛い、動けない…を言い続ける訳です。保険証はなく、所持金とてごく僅か、食事も満足に摂れてない、家族もいない、住所もない。
可哀そう…同情する気がない訳ではありませんが、だからと言って行旅病人を装い入院しようってのは別の話。
問題なのは搬送を前提に活動しなければならない点です。救急隊の経験則から「この人、絶対にウソついてるんだけどなぁ」とは思っても、本人から腹が痛いと言われれば「痛くないでしょ、搬送しませんよ」とは言えないのです。
やむなく救急搬送を試みるため病院へホットラインをいれます(ブログNo.256 救急車がすぐ出発しない理由=参照)、こんな感じですね。
「○○救急隊の救命士キムニイです、60歳男性腹痛、本日○○時ころから腹痛継続です…」
ここまでは順調、が、顔の見える関係の医師に対し、ウソはつけません、正直に補足内容として以下を付け加えます。
「先生、実はこの方、住所なし、所持金なし、保険証なし、家族なし、昨日は東京に居たそうです。救急隊が見る限りバイタル正常で重症感は感じられません。ただ、本人が腹が痛いと言う以上、ウソでしょとは言えないため…」
これで医師もこの傷病者を察っします、当然ながら、この手の傷病者を熟知してるからです。
「判りました、受入れましょう、但し、検査して異常がなければ帰ってもらいます、入院はできませんよ」
と、優しい医師ばかりではありません。診療費用が支払えないのであれば、受入れできない的な返答も普通にあります。
本来、お金がないため診察を拒むことはできません。ですから、当初受入れに前向きだったものが、以下の様に変化します。
「ごめんね、今、ベッド満床で…他の病院をあたって下さい」
ひど~い!と言われそうですが、それは違います。病院とて慈善事業じゃありません、病院経営ってものがあります。診療費不要、入院もオッケーなボランティア病院ではあっと言う間に潰れてしまいます。
そこでホットラインの前に、行政の関係所々に連絡し、搬送後の事後処理(医療費支払い等)の確約をとるケースも珍しくありません ← そもそも、この時点で救急業務から逸脱してるんですけどネ
実際には診療費用が確保されたとしても、受入れを嫌がる病院は多々あります。その理由(実態)はあえて伏せておきます(苦笑)
前回ブログでも言いましたが、偽装行旅病人はホントに激減しました。ここ最近はほぼ皆無の状態。もしかしたらこのまま消滅するのでは…やはりコロナが影響しているのかもしれません。
以上、2回にわたり行旅病人の裏事情をお話させていただきました。今後もウソと決めつけず、上手く対応しようと思います。では、バイナラ (@^^)/~~~
追記)
偽装行旅病人、これまで幾人とみてきましたが、不思議と頭が痛いと訴える人は殆どいないんですね。その多くは腹が痛い、足が痛くて歩けない、胸が痛い、気分が悪い…なのです。
行旅病人(こうりょびょうにん)、知る人は少ないと思います。
では、もの凄~く雑に解説します。
行旅病人…旅先でぶっ倒れた人(病人)の事を指します。ここで問題となるのはぶっ倒れた人の扱い…おっと、動物ではないので扱いって単語は不適切ですね、アイすいません m(_ _;)m
さあ、本編…
付き添う人が居れば良いのですが、仮に一人旅の途中で意識不明となり倒れたとします。我が国は親切な人々で埋め尽くされてます、直ぐに付近の者が救急要請。所持金・保険証の有無に関わらず、病院に搬送され平等に医療行為を受けられます。この時の医療費等は、倒れた場所の自治体(市町村)が行う決まりになっているのです。
この元となる法律が行旅病人及行旅死亡人取扱法です。
度々改正はされているものの、なんと明治32年制定、つまりは100年以上も前の法律が堂々生きているのです。条文を見れば判りますが、国語をしっかり勉強してなければ読解不可能、参考として第一条一項を記してみます↓↓↓
第一条 此の法律ニ於テ行旅病人ト称スルハ歩行ニ堪ヘサル行旅中ノ病人ニシテ療養ノ途ヲ有セス且救護者ナキ者ヲ謂ヒ行旅死亡人ト称すスルハ行旅中止房シ引取者ナキ者ヲ謂フ
まぁ、これは何とな~く意味が理解できるでしょうが、第二条以降もこんな感じで、さっぱり判らない条文も多々あります。
問題は、この法律を逆手にとった人が居ると言う事。全国民からみれば、ごくごくごくごく僅かな数ですが、今も皆無ではありません ← 最近は激減しましたけど。
ここから先は実際にあった(ある)話です、人権保護団体の皆々様、どうかご理解ください。
僕の消防の管内で最も多く見られる場所が鉄道の駅。例として「ホーム上で電車から降りた客が腹痛をおこしている」こんな通報で現場に行くと、腹を押さえ、時折辛そうな表情を浮かべ救急隊到着を待つ傷病者。衆人下であるため、とりあえず救急車内へ収容。途中で救急隊員はピンときます。傷病者の服装(不衛生で乱れている事が多い)、衣類などの入ったバックを携行、無職、現住所なし、保険証なし、所持金わずか…そして直前まで他の都・県に居たと言う情報を得た瞬間です。近距離キップで乗車し、わざわざこの地へ来て腹痛を起こすのです。傷病者は入院希望を救急隊に申し出ますが、入院を決めるのは病院の医師ですから(ブログNo.855 入院は医師か決めるもの)もちろん応えられません。
ここまで書けば理解できるでしょう、そう、この傷病者に腹痛などなく、食事が摂れてないため、入院しての夕食&朝食目的の詐病なのです。但し、本人が腹が痛いと言う以上、嘘でしょう?とは言えず、止む無く病院へ連絡(受入要請)。ところが病院の医師から、検査し異常がなければ入院はできませんよ…との返事がくると、では病院へ行かず我慢します…と、搬送を拒否し、不搬送未収容扱いとなるのです。
真偽のほどは判りませんが、この様な行旅病人に対し、自治体(市区町村)が少額の金銭(その額は自治体により異なる)を手渡し他の地へ移動してもらう…そんな話を先輩救命士からよく聞かされたものです。実際、一週間前は宮城、三日前は福島、一昨日は栃木、前日は埼玉、そして東京に居た(逆パターンもある)…みたいなケースを僕自身、何度も経験してますしネ。
と、ここまで詐病の行旅病人の話ばかりしましたが、病院への搬送が必要なホンモノ救急もありますから決めつけは厳禁、それ故厄介なのです。それに相手は人ですし、言動に注意を払わないと逆ギレなんて事態も想定しなくてはなりません。つまり取扱い注意の救急事案でもある訳です…ま、トラブルと言っても殆どの現場に警察官が来ますから、暴力沙汰になる事は殆どありません。もちろん警察官も行旅病人の実態は周知してます。親切な国、ニッポンだからこその救急事案と言う事でありましょう。
今回は普段馴染みのない行旅病人についてのお話でした…これ、全てノンフィクション、ではまた次回 (^^)/~~~