そば処・長野…長野県には沢山のそば屋さんがありますが、長野市内ももちろん例外ではありません。

 

 

訪れたのは長野駅から徒歩2~3分、長野プラザホテル地下にある『信州戸隠 そば味処 ぼっち』

 
ぼっち…店名にまつわる話は後述します。
 
螺旋階段を降りて行き、入店です。
 
そこそこ広い空間にシッポリと居座るそば屋さん、雰囲気はいい感じです。
 
メニューはご覧のとおり、観光地価格にはなってないようで一安心。
 
ちょい飯なんてのもリストアップされてます。こーゆーのって、意外と気になるんですよね(笑)
 
でも信念は揺るぎません、いつものとおり基本系のざるそば並盛り(880円)、天ぷらみたいな余計な物は僕には不要。
 
でね、この盛り方…ご覧いただいて判ると思いますが、5つに小分けされてザルに乗ってます。これは長野県でも戸隠(とがくし)地方で見られる独特のもので、これをぼっち盛りと呼ぶのです。恐らく、ここの店名もこの盛り方が由来かと…
 
で、そのお味は…はい、旨いっすネ、普通に…
 
そもそも挽きたて、打ちたて、茹でたてのソバに不味くなる理由は存在しませんし(苦笑)
 
これまでのブログでも散々申してまいりましたが、ソバ自体にちょいとワサビを載せ、つゆに3分の1程度麺を浸して一気にツルツルッと…これが粋なソバの食べ方だそう。
 
でも、そんなの関係ねぇ!
 
でも、そんなの関係ねぇ!!
 
でも、そんなの関係ねぇ!!!
 
ハイ、オッパピー♪
 
自分が一番好きなように食べるのが一番なんですよ、故にドップリつゆに浸けてすすってやりました、満足です。
 
長野市内には沢山のソバ屋があり、まだまだ未知なる世界ですが、ここはまぁオススメできる店ですね、その証拠が地元の人も通ってるみたいですから…
 
 
キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)
 

今回は現役救急隊の単なる独り言…他意はありません。

 

救急活動ってのは、119番で救急要請が入り僕ら救急隊が出動。現場に到着後、傷病者を観察(応急処置を含む)、その状態に基づき病院へ受入連絡を行い搬送する訳です。(No.256 救急車がすぐ出発しない理由)

 

ここで不思議に思うのが傷病者受入の電話連絡、いわゆるホットラインについて。

 

救急隊は主訴(頭が痛い、目まいがする、胸が締めつけられる…)、バイタルサイン(意識状態、血圧、心拍数、呼吸数…)、既往歴(高血圧、高脂血症、糖尿病…)、発症状況(いつ、どこで、どのように…)、かかりつけ病院同乗者の有無内服薬独歩の可否など、様々な情報を伝え、収容依頼を行うのですが、対応した医師から電話越しに「その状態であれば救急車は必要ないので、自分で病院へ来るように伝えて下さい…」と言うような回答をもらう事が、決して珍しくないのです。

 

実際に傷病者を見ている訳ではなく、救急隊からの情報のみで救急搬送不要の判断を下す事になりますが、救急活動に於いて医師の指示は絶対です。故に、傷病者及びその関係者に「病院の先生から、家族の車で来るなら診察するので救急車で来ないように…」と伝え、救急不搬送となる事がしばしばあります。

 

救急隊の本音は「なぜ、これで救急車呼ぶの?」と、心の中で叫びたくなる軽症と思われるケースでは、前述の医師の指示は正に神の一声、救急車の適正利用の観点からも救いの一言でもあるのです。が、中には軽症と思われるケースでも実は…と言う事も全くゼロではありません。故にその自信はどこからくるのか、不思議でなりません。

 

例えばインフルエンザ罹患中の傷病者から、全身倦怠(だるい=歩行可能)、軽度頭痛、発熱症状で救急要請があったとします、ホットラインに対応した医師から「インフルエンザのベッドがいっぱいで…まぁ、発熱や身体がだるくなるのは当たり前なので、自宅で様子をみるよう伝えて下さい…」との指示。救急隊としては不搬送にした後、容態急変となった場合の責任問題にも繋がるので、傷病者本人及びその関係者が納得しない限り、不搬送にする事なく他の病院を探します。

 

救急隊=消防署員=公務員という事で、市民とのトラブルに弱い側面を持ちあわせているからかもしれませんが、電話の内容のみで搬送不要(救急車による)を判断する医師って凄いなぁと思うのです…法的に後押しできる何かがあるのかな。

 

一方で消防の基本スタイルは 空振り三振はOK、見逃し三振はNO この意味、判りますよね…


以上、独り言でした。

 


では、また(^^)/~~~

善光寺御開帳に出向いたついで…と言っては失礼だが、戦国時代、越後(新潟)の上杉謙信と甲斐(山梨)の武田信玄が死闘を繰り広げた川中島の戦いの場となった、川中島古戦場を訪れてみた。

 
長野市中心部から車で10分ほど、高速道路であれば長野IC下車で数分の場所。
 
めちゃめちゃアクセスが良いところにあります。
 
古戦場内に設けられた石碑の横には武田信玄…
 
そして反対側に上杉謙信…
 
二人の武将は平等に扱われてます。
 
愛車ミナヨちゃん(ナンバーが374=ミナヨ)での古戦場訪問。
 
なんの変哲もない公園内のあちこちに、無理やり戦国時代を思わせるのぼり旗…
 
何となく関ヶ原(№78 関ヶ原)の雰囲気を出す感はあるものの、関ヶ原の比じゃない←これ、ホント
 
公園の奥には博物館。
 
こんなのやってました。
 
入場料は500ドル…ではなく500円。
 
館内は基本的に長野県の歴史を伝えるものであり、川中島の戦いの特集は一部のスペースのみで扱われてました。
 
まぁ、ビミョ~な扱いでしたが、川中島の戦いは主に5回行われ、そのうち3回目の戦いが最も激しかった(死傷者も多かった)と言うことが判りました。
 
館内を出ると、この地で壮絶な戦い(合法的な殺し合い)があったとは思えないのどかな風景。
 
救急車、何台あっても足りないよねぇ…トリアージ間に合わん!
 
お約束の上杉、武田の一騎打ちの像…ま、さすがにこれは後からの創作でしょうけどねぇ(笑)
 
川中島古戦場…本音でいきます、一度行けば十分(笑)(笑)(笑)
 
因みに公園内にある公衆トイレ、その名も愛の川中島…意味わからん(笑)
 
けど、ウケた(笑)(笑)(笑)
 
以上、川中島古戦場リポートでした。
 
自称・歴男のキムニィ、最初で最後の川中島古戦場(苦笑)

善光寺御開帳…

 

長野市にある善光寺御開帳に足を運んでまいりました。何でも7年に1度の大イベント、つまりはオリンピックより到達度が高いイベントなのです、はい。

 
御開帳期間は4月3日から6月29日。
 
全国各地から善光寺参りに集う熱心な宗徒たち…高さ約20mの善光寺山門には祝善光寺御開帳とある。
 

御開帳へ出向く目的の一つがこれ。

 
この柱は回向柱と呼ばれるもので高さは10m、後で説明しますがただの柱じゃありません。
 
普段は決して拝む事のできない絶対秘仏とされる御本尊様を、7年に1度だけ公開すると言う宗教行事が善光寺御開帳です…だそうです(笑) ← 後で調べてみた
 
御本尊様の右手に結ばれた金糸は五色の糸となって伸び、更に白い糸(善の綱)で回向柱と繋がり、この柱に触れる事は即ち御本尊様とも繋がる事になり、功徳が得られるのです…だそうです(笑) ← 後で調べてみた
 
柱に触れようと、長蛇の列ができます。
 
基本的には無宗教者のキムニイですが、列に混じりました。
 
感染防止対策として柱に光触媒コーティングがなされ、柱の手前にはアルコール消毒器、触手前の消毒は必須です。
 
本堂から伸びた、この白い糸(紐状のようなもの)が柱と繋がってるんですネ。
 
善光寺参りは二度目ですが(ブログ№934 善光寺)、今回は本堂手前にある山門も拝観(料金500円)してみました。
 
こんな感じに映ります。
 
本堂側とは反対の参道方向(長野駅方面)…この参道がず~っと数キロ続くのだから凄いなって思います。
 
山門内部は厳かな感じ。中にある仏像は写真撮影禁止とあるためこれが限界。
 
結構な高さがあるので、善光寺の周囲を360度グル〜り見渡せます。
 
つくづく思うこと…長野市って山に囲まれてるなぁ。
 
 
7年に1度の御開帳、全国から大勢の人が集まる訳で、不謹慎な考えかもしれませんが、結構なビジネスチャンス。
 
「ペヤング御開帳記念やきそば」まで販売してました…キムニイ、決して購入する事はなかった(笑)
 
御開帳の意味すらよく判らぬまま、二度目の善光寺参りをしたキムニイでしたが「良い経験ができた…」が本音ですね。
 
長野市内の飲食店はもちろん、多くの店舗で御開帳にあやかった販売、イベントを実施してました。コロナ禍で停滞する経済にも少なからず影響はあった事でしょう。

今回の御開帳も通常57日間のところ、密防止策として88日間に延長のようですし(密防止だけがホントの理由かは判らないけど=笑)、まん防が出されたら回向柱の触手を禁止するなど、コロナ対策を見据えての御開帳とのこと。
 
本来、昨年が御開帳だったようですが、コロナ蔓延により時期がズレたそうな…

 
次回、御開帳の時も善光寺参りを狙うキムニイでありました、ありがとう善光寺。
 
では、また次回 (^^)/~~~

外国人旅行客の受入再開…


世を賑わした新型コロナ騒動も、ゴールが見え隠れする気配。


うん、よしよし、いーぞいーぞ!



とは言え、僕ら救急隊は相変わらず感染防止対策徹底に変わりありません。


と、ここでコロナ傷病者対応(救急隊は患者と言う言葉は使えません)のラッキーアイテムが入りました。


ポップアップ式のアイソレーター!(隔離装置)

ほら、こんなにコンパクト。

これを広げると…

こんなん出来ました〜!

ストレッチャーに被せるだけ。

元々僕んとこの消防では『805 新型コロナウイルス対策』に紹介したアイソレーターが4つ配備されてますが、これがねぇ、結構面倒なんです…

とにかく移動が大変、何故か?アイソレーター内部の空気を吸引する装置がメチャメチャ重いんです(苦)

でも、このアイソレーターは吸引装置はなく、単に隔離するのみ。でも、医療機関への搬送はこれで十分なんですね。当然、価格も優しい(笑)←値段は言えないけど

が、ここに問題が…

取説には簡単に収納できるとあるけど、これが中々上手くいきません(笑)

部下が四苦八苦でやってます(笑)(笑)(笑)

何とか元の形に収まりましたが、知恵の輪ですね(笑)

実はこのポップアップ式のアイソレーター、新たに購入したものではないんです。

お試しにお使い下さい…と言うもので1セットだけ頂いたもの…らしい(笑)


全国を見渡せば、このポップアップ式アイソレーターを主に使ってる消防本部も結構あるとのこと。まぁ、もうじき、アイソレーター自体が不必要となるでしょうけどネ(笑)

今回は(笑)がたくさん出てしまいました、ではまた次回 ($・・)/~~~

コロナ騒ぎ、相変わらず収束には至りません。

 

当ブログでも再三発信し続けてきましたが、コロナ騒動はマスゴミ主導による情報操作、騒ぎ過ぎ派のキムニィです…とは言え、本音と建前はしっかり区別、立場上きっちり感染対策は行い、現場活動に対応してます…ご安心下さい。

 

 

ここで、コロナ患者の受入に於いて知られていない、ある実情(盲点)をお話します。

 

コロナ救急患者の受入先が決まらない…こんなニュースが流れる事があります。それは格好の政府批判の材料となり、何故かネット民も一斉呼応し集団行政批判、もぅウンザリですわ(苦笑)

 

 

 

ところが受入れられるのに受け入れられないケースが結構存在します。

 

仮に40歳のシングルマザーがいたとしましょう。昨夜、就寝前から軽い倦怠症状(だるい)と頭痛症状があり、その日は我慢したけど、朝、起きたら39度の熱。ふらつきながらギリギリ歩ける状態となり、堪らず自ら救急要請。小学1年と4年の子供がいて、同級生にコロナ感染者が多数発生、学級閉鎖になったばかり…但し、子供は無症状で元気。このシチュエーションだと、コロナ感染危険大であるのは理解できるでしょう。

 

一方、発熱39度で身体がだるくなるのは当然、普通に風邪症状でも同じ事が言えます。基礎疾患がなければ救急車を呼ぶ事はほぼないでしょうが(高齢者や症状が強い場合は別)、連日のコロナ報道で恐怖を植え付けられているせいもあり、不安になり救急車を呼んでしまう訳です。

 

このパターンの救急要請に於いて、病院へ搬送依頼を行うと以下の様な返答が多くあります。

医師「ベットが埋まっているので他の病院へ…」

医師「熱が出てだるいのは当たり前、緊急じゃなければ自宅で様子をみて…」

 

と、こんな感じで受入拒否…そして、情報が何故かリークしてマスコミ格好のネタ「病院受入拒否、患者たらい回しに…」となり、囃し立てる訳です(苦笑)

 

 

ところが意外にあるのが受入れるけど受入れられないって不思議な返答。

 

これ、どう言う事???

医師「受入れはします。けど、コロナ陽性陰性にかかわらず、CT検査などで脳に異常がなければ、鎮痛剤や解熱剤を出して帰宅てもらいます…ベッド満床で入院は無理です…」

 

え、受入オッケーじゃん…と、思われるけどこの返答にこそ落し穴が存在するのです。この女性は家族と疎遠で誰も迎えに来られないとします、こうなると受入不可と言う事になってしまいます。

 

これはね、迎えが来ないと帰宅できないって点がポイント。つまりタクシーで帰ると言っても、感染リスクがあり無理(陰性ならOKですが、受入要請の時点では判別できてない=陽性として扱う)。ですから家族が自家用車で病院駐車場に待機、患者本人が徒歩または防護衣に身を包んだ医療スタッフ介助により、自家用車に乗込み帰宅する事になります。当然、迎えに来た家族は濃厚接触者となるので帰宅後は自宅待機。

 

消防の救急車は病院から自宅へ送り届けるルールが存在しないため、当然無理。となると、残された唯一の手段は民間救急の患者搬送車両で送ってもらうのみ。ところがその数は十分でなく、防護対策をとる必要性、更にはその費用などクリアするべき点が多くあります。

 

これが受入れるけど受入れられないって理由です、お判りいただけました?

 

 

 

以上、今回は診察はできて処置も行えるけど、帰宅する手段がないため受入れられないといった、不思議なお話でした。

 

少々くどくなりましたが、この辺で…(@^^)/~~~

家系ラーメンの総本山、吉村家と言えば、家系フリークであれば知らぬ人はいないでしょう。


家系、生みの親とも言うべき吉村家は横浜にあります。

横暇駅から思いっきり徒歩圏内、通りの奥にはランドマークタワーも見えるロケーション。

「お客様は我が味の師なり」いい響きですねぇ(笑)

オーダーは券売機にて…
この店は行列必至ですが、先に券売機で食券を求め、並ぶシステム。

オプションは手書きで記され、ちょっぴり昭和感が味わえます(笑)

店内は常に…と言って良いでしょう、満席状態。が、厨房内の従業員の手際が極めてよく、待たされる感はないんですね。

キビキビしてます。
 
着丼、これがノーマル基本形の吉村家のラーメン。家系は麺の硬さ、脂の量などを自らオーダーできるシステムですが、僕は全て基本形…これ、信念です(笑)

そして、ゴメンなさい、値段は忘れました(笑)(笑)(笑)

食レポって、難しい…特にラーメン博士はいろ〜んな表現を使い、巧みに表現しますが、僕はブレません。

普通に上手い!

僕は無類の麺好き、もちろんラーメンも含まれますが、実は家系は決して得意な分野ではありません。

が、ここで食べた家系…雰囲気&総本山と言う心理的後押しがあったかもしれませんが、上手い!そう、感じましたねぇ…

家系、ありですね ← この表現、叱られますね(笑)


もちろん、僕の地元にも家系の弟子や分派と思われるラーメン店が多数あります。今後は苦手意識を持たず、訪れるとしましょう…ご馳走でした。

全く食レポになってませんが、ご勘弁を…
 
キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)

僕は福岡県北九州市にある救急救命九州研修所 (通称=エルスタ九州)に、新規養成6ヶ月、薬剤追加講習2ヶ月、指導救命士養成研修2ヶ月…約1年をここで過ごしました。

 

エルスタ九州は衣食住を共にする全寮制。北海度から沖縄まで全国の消防職員が一斉に集います。そして、この施設内では救命士として学びとる事以外に大きな財産が得られます。

 

それが生涯の 友 です。

 

長期にわたり、寝食を共にする訳ですから友情が芽生えないはずがありません。

 

社会人となってからの共同生活ですし、学生のソレとは違います。まして同じ職種、共通の話題にも事欠きません。それ故、卒業ともなると涙、涙の別れとなるのです ← これホント、大の大人が涙します…僕もでしたね(苦笑)

 

 

そんなブ厚い友情で結ばれた仲間(同期生)は卒業後、救急のイベント(各地で開催されるシンポジウム、臨床救急医学会などなど)や、同期の集まりで親交を深める機会があります。

 

そして主催した地区の同期救命士が、地元の観光地に連れていくなど、いわゆるオモテナシをする事があります。関東で言うなら神奈川の救命士は横浜や湘南、群馬は草津や伊香保、栃木は日光や那須…と言った具合です。

 

と、ここで困ったのが埼玉県。

 

下の地図をみれば判るかと思いますが、東京と隣接、プロ野球チームやJリーグチームを有し、名古屋を誇る愛知県に僅かに及ばないものの、都道府県別人口は堂々の全国第5位。九州最大の福岡県、神戸を持つ兵庫県、最大面積の北海道を押しのけての5位なんです。


 
そんな埼玉県の救命士の悩み、それは県内に案内する場所がない…つまりはメジャーな観光地がないって事。
 
ま、無理やり絞り出せば長瀞渓谷(ながとろけいこく)、川越(江戸の街並み)など、若干はあるけれどメジャーデビューに程遠い感は否めません。食べ物とて同じで、名物と呼ばれるものがほぼないのです。
 
故に埼玉県の救命士はエルスタ内で「いいよなぁ、皆、観光案内する場所があって…埼玉って連れて行くところがないから…」と、ぼやく姿を何度も目にしたものです。で、危機感を抱いた埼玉が売り出した代物、それが 肉汁うどん

 
埼玉名物???
最近、駅やスーパーで見かけたりします…頑張ってます埼玉、涙ぐましい努力に思わずウルウル(T_T)
 
ま、隣県を見れば判ると思いますが…
 
水沢うどん、高崎パスタ(群馬)、宇都宮餃子、佐野ラーメン(栃木)、横浜中華(神奈川)、北茨城のあんこうを含む海の幸、水戸納豆(茨城)と言うように、到底太刀打ちできるものではない…と、僕は思うのです(涙)
 
但し、夜の宴を企画する場所に悩む必要はありません。ゴチャゴチャしてる点は微妙ですが、県都さいたま市界隈(大宮駅周辺)には飲み屋街が充実してますから。
 
草加せんべい(埼玉を代表する銘菓)に代わり、肉汁うどんが名物となるか…前途多難ではありますが、心からエールを送りたいと思います。ガンバレ埼玉、ガンバレさいたまんぞう!
 
 
お断り)
ここまで記した内容は、何れも埼玉県の救命士からもたらされたもの(皆、口を揃えて同じ話をしてくれます)、決して埼玉県をバカにした訳ではありません…って言うか東京、神奈川、大阪、愛知に継ぐ人口を誇る埼玉県です、間違っても上から目線の発言はできません(笑)

 
と言うことで、観光案内に乏しい埼玉県ってお話でした、では、ここらへんでおしまい(@^^)/~~~

行旅病人とは前回ブログに記したとおりです。が、中には詐病で入院し、食を確保しようとする人…正しくは行旅病人を装い病院で寝泊りを企てる人が世の中のほんの一握りですが、現実に存在します。

 

では、偽装行旅病人(勝手に造語を作ってしまいました。でもこれ、実際の話です、人権団体の方々、どうか責め立てないで下さい)について、少し詳しくお話します。

 

 

まずは救急出動指令の内容。

「60歳男性、腹痛で動けない、駅前の公衆電話から本人通報…」


動けないと言いつつ、公衆電話まで移動している事が変。そして公衆電話からの119通報がポイント。今の時代、よほどの事情が無い限り携帯電話を持たない人はいません。なのに公衆電話…この様な出動指令の場合、救急隊は「これ、怪しいね…」と話ながら現場に向かいます。

 

現場に到着すると、手提げバックを片手に電話ボックス近くのベンチに座り、腹が痛い、動けない…を言い続ける訳です。保険証はなく、所持金とてごく僅か、食事も満足に摂れてない、家族もいない、住所もない。


可哀そう…同情する気がない訳ではありませんが、だからと言って行旅病人を装い入院しようってのは別の話。

 

問題なのは搬送を前提に活動しなければならない点です。救急隊の経験則から「この人、絶対にウソついてるんだけどなぁ」とは思っても、本人から腹が痛いと言われれば「痛くないでしょ、搬送しませんよ」とは言えないのです。

 

やむなく救急搬送を試みるため病院へホットラインをいれます(ブログNo.256 救急車がすぐ出発しない理由=参照)、こんな感じですね。

「○○救急隊の救命士キムニイです、60歳男性腹痛、本日○○時ころから腹痛継続です…」

 

ここまでは順調、が、顔の見える関係の医師に対し、ウソはつけません、正直に補足内容として以下を付け加えます。

「先生、実はこの方、住所なし、所持金なし、保険証なし、家族なし、昨日は東京に居たそうです。救急隊が見る限りバイタル正常で重症感は感じられません。ただ、本人が腹が痛いと言う以上、ウソでしょとは言えないため…」

 

これで医師もこの傷病者を察っします、当然ながら、この手の傷病者を熟知してるからです。

「判りました、受入れましょう、但し、検査して異常がなければ帰ってもらいます、入院はできませんよ」

 

と、優しい医師ばかりではありません。診療費用が支払えないのであれば、受入れできない的な返答も普通にあります。


本来、お金がないため診察を拒むことはできません。ですから、当初受入れに前向きだったものが、以下の様に変化します。

「ごめんね、今、ベッド満床で…他の病院をあたって下さい」

 

ひど~い!と言われそうですが、それは違います。病院とて慈善事業じゃありません、病院経営ってものがあります。診療費不要、入院もオッケーなボランティア病院ではあっと言う間に潰れてしまいます。

 

そこでホットラインの前に、行政の関係所々に連絡し、搬送後の事後処理(医療費支払い等)の確約をとるケースも珍しくありません ← そもそも、この時点で救急業務から逸脱してるんですけどネ


実際には診療費用が確保されたとしても、受入れを嫌がる病院は多々あります。その理由(実態)はあえて伏せておきます(苦笑)


 


前回ブログでも言いましたが、偽装行旅病人はホントに激減しました。ここ最近はほぼ皆無の状態。もしかしたらこのまま消滅するのでは…やはりコロナが影響しているのかもしれません。

 

 

 

以上、2回にわたり行旅病人の裏事情をお話させていただきました。今後もウソと決めつけず、上手く対応しようと思います。では、バイナラ (@^^)/~~~

 

 

 

追記)

偽装行旅病人、これまで幾人とみてきましたが、不思議と頭が痛いと訴える人は殆どいないんですね。その多くは腹が痛い、足が痛くて歩けない、胸が痛い、気分が悪い…なのです。

行旅病人(こうりょびょうにん)、知る人は少ないと思います。

 

では、もの凄~く雑に解説します。

行旅病人…旅先でぶっ倒れた人(病人)の事を指します。ここで問題となるのはぶっ倒れた人の扱い…おっと、動物ではないので扱いって単語は不適切ですね、アイすいません m(_ _;)m

 

 さあ、本編…

 

 
行旅病人の実際は脳卒中や心筋梗塞など重篤なものから目まい、腹痛…と様々で、転倒によるケガといった外傷も含まれます。


付き添う人が居れば良いのですが、仮に一人旅の途中で意識不明となり倒れたとします。我が国は親切な人々で埋め尽くされてます、直ぐに付近の者が救急要請。所持金・保険証の有無に関わらず、病院に搬送され平等に医療行為を受けられます。この時の医療費等は、倒れた場所の自治体(市町村)が行う決まりになっているのです。

 
この元となる法律が行旅病人及行旅死亡人取扱法です。

 

度々改正はされているものの、なんと明治32年制定、つまりは100年以上も前の法律が堂々生きているのです。条文を見れば判りますが、国語をしっかり勉強してなければ読解不可能、参考として第一条一項を記してみます↓↓↓

 

第一条 此の法律ニ於テ行旅病人ト称スルハ歩行ニ堪ヘサル行旅中ノ病人ニシテ療養ノ途ヲ有セス且救護者ナキ者ヲ謂ヒ行旅死亡人ト称すスルハ行旅中止房シ引取者ナキ者ヲ謂フ

 

まぁ、これは何とな~く意味が理解できるでしょうが、第二条以降もこんな感じで、さっぱり判らない条文も多々あります。


問題は、この法律を逆手にとった人が居ると言う事。全国民からみれば、ごくごくごくごく僅かな数ですが、今も皆無ではありません ← 最近は激減しましたけど。

 

ここから先は実際にあった(ある)話です、人権保護団体の皆々様、どうかご理解ください。

 

僕の消防の管内で最も多く見られる場所が鉄道の駅。例として「ホーム上で電車から降りた客が腹痛をおこしている」こんな通報で現場に行くと、腹を押さえ、時折辛そうな表情を浮かべ救急隊到着を待つ傷病者。衆人下であるため、とりあえず救急車内へ収容。途中で救急隊員はピンときます。傷病者の服装(不衛生で乱れている事が多い)、衣類などの入ったバックを携行、無職、現住所なし、保険証なし、所持金わずか…そして直前まで他の都・県に居たと言う情報を得た瞬間です。近距離キップで乗車し、わざわざこの地へ来て腹痛を起こすのです。傷病者は入院希望を救急隊に申し出ますが、入院を決めるのは病院の医師ですから(ブログNo.855 入院は医師か決めるもの)もちろん応えられません。

 

ここまで書けば理解できるでしょう、そう、この傷病者に腹痛などなく、食事が摂れてないため、入院しての夕食&朝食目的の詐病なのです。但し、本人が腹が痛いと言う以上、嘘でしょう?とは言えず、止む無く病院へ連絡(受入要請)。ところが病院の医師から、検査し異常がなければ入院はできませんよ…との返事がくると、では病院へ行かず我慢します…と、搬送を拒否し、不搬送未収容扱いとなるのです。

 

真偽のほどは判りませんが、この様な行旅病人に対し、自治体(市区町村)が少額の金銭(その額は自治体により異なる)を手渡し他の地へ移動してもらう…そんな話を先輩救命士からよく聞かされたものです。実際、一週間前は宮城、三日前は福島、一昨日は栃木、前日は埼玉、そして東京に居た(逆パターンもある)…みたいなケースを僕自身、何度も経験してますしネ。

 

と、ここまで詐病の行旅病人の話ばかりしましたが、病院への搬送が必要なホンモノ救急もありますから決めつけは厳禁、それ故厄介なのです。それに相手は人ですし、言動に注意を払わないと逆ギレなんて事態も想定しなくてはなりません。つまり取扱い注意の救急事案でもある訳です…ま、トラブルと言っても殆どの現場に警察官が来ますから、暴力沙汰になる事は殆どありません。もちろん警察官も行旅病人の実態は周知してます。親切な国、ニッポンだからこその救急事案と言う事でありましょう。

 

 

今回は普段馴染みのない行旅病人についてのお話でした…これ、全てノンフィクション、ではまた次回 (^^)/~~~