救急車を女性研修医が私的利用?
 
こんな全国ニュースが流れ、事の発端となった当事者の研修医がやり玉にあがってます。
 
報道によれば、病院間の患者搬送に同乗した研修医(研修医と言っても国家試験に合格した医師)が、搬送先の病院で申送りを終えた後、勤務する病院に帰らず、自らの都合で途中下車させてもらったようです。しかも途中下車の場所が本来のルートからそれ、遠回りになったため「救急車の私的利用」と言うことで、マスコミ各社が「けしからん!」と言った報道を繰り広げたのです。
 
 
 
 
 
 
 
病院間の患者搬送、いわゆる転院搬送は医師や看護師が同乗することが原則です。が、実際には医療関係者の同乗がない搬送もよくありまして、その点からみれば研修医の同乗で安心感の増す転院搬送と言う事になります。
 
 
この事案は若い女性研修医が同乗しての転院搬送、これまた珍しくはありません。研修医で経験が浅い者も多く、救急車への同乗に興味を持つ者もいます。とは言え、搬送中に容態が急変した場合の処置は当然できますから、安心は担保できます。病院を出る時に先輩医師から「気をつけて行ってきてね~」など、笑顔で見送られる光景が見られる事も…
 
そして、病院へ患者を送り届けた後、元の病院へ同乗の医師を送り届けるのですが、僕の数多くの経験からも、今回のような「用事があるから途中で降ろして…」と言ったリクエストをもらった事は一度もありません。この研修医がどんな人物かは判りませんが、少々判断を誤ったのは事実です。第三者的には救急車を私物化してると責められても致し方ありませんからね。
 
ただ、これ、全国ニュースの話???
 
以下のように、地元メディアで取り上げられ、反省を促されるのはやむを得ないでしょうけど、結果的に大幅に遠回りした訳でもないようだし、この事でその後の救急活動に影響がおよび、命が救えなかった訳でもないのに、こぞって全国ニュース…逆に驚く感じです。
 
この元救急救命士って一体何者↓↓↓?
 
マスコミって、こーゆーコメント大好きですよねぇ(笑)

 

では実際をお話します、元救急救命士じゃありませんよ、キムニィは…(笑)

 

研修女医の途中下車自体は特に問題視しません。仮に僕の隊が病院へ帰る途中に「ここで降ろして欲しい…」と願いでがあれば、降ろしてあげると思います。多くの救急隊がそうしますよ…但し、わざわざ遠回りして降ろしてくれとなれば話は別ですけどね。

 

そもそも同乗医師の途中下車自体がほぼあり得ない事ですが、実はですね、病院搬送を終え、勤務する病院へ戻るさい、医師が同乗していると原則的には「出動不能」状態になるのです。目の前で発生した救急事故は見てみぬフリはできませんけど、医師を病院へ送り届ける必要があるため、近くの救急要請とて原則として対応しないのです。ですから。今回、問題になった行為も、帰り道に降ろすだけなら、その直後から救急出動体制が確保でき、女性研修医も食事に間に合うなど、ウィンウィンな訳だったんです。それでも私的利用って見方がゼロではありませんけどね…

 

 

にしても、これ、どういった経緯でリークしたかが不思議です。一般の方が救急車から下車した若い女性を見て不審に思い通報…しか考えにくいのですが、当の本人、救急隊もここまで大事になるとは思ってなかったでしょう。

 

決して、この問題を肯定している訳ではありませんし、お叱り受ける事案ですが、全国ニュースで連日報道し、ネット上では女性研修医の氏名を公表すべき!なんて公開処刑の準備をする輩が多い事のほうが怖い気がします。本人も反省しているでしょうし、ほどほどに…キムニィ、優し過ぎますかねぇ?

 

 

って言うか、救急車私用化問題より、こっちの方が断然ヤバい自体ですけど↓↓↓

 
これ、あり得ん…
 
コメントは控えます、では、また (;_;)/~~~
 
 
追記)
女性研修医による救急車私用問題、実際は「○○○○○○○○」に間違いない~!

119番は火事や救急事故が発生した時に通報し、その後は迅速に消防が駆けつけ対処、これ、至極、当然。

 

が、世の中にはこの119番を別の用途に使用する者がいたりします。

 

 

映画やテレビドラマで、悪徳貸金業者が借金を返せない者に対し、ありもしない災害を通報してサイレンを鳴らす消防車を向かわせ、嫌がらせをするシーンがあったりしましたが。今の時代、さすがにこんな昭和チックな嫌がらせ通報をする者はほぼ皆無。但し、微妙な通報が、たま~にあったりします。

 

その通報の代表的な内容は以下のとおり。

119番通報 ↓↓↓

 

消防「消防です、火事ですか救急ですか?」

通報者「火事ではないんですが、○○さんの庭から炎と煙が揚がってるんです…」

消防「家に燃え移りそうですか?」

通報者「いえいえ、そこまで炎は揚がってませんが、危ないと思うので…」

消防「では、念のため消防隊を向かわせます、あなたのお名前を教えて下さい」

通報者「いや、たまたま通りがかった者なので、名前は…」

 

この手の通報で現場に出向くと、庭先で物を燃やしてはいますが、火災に及ぶことがないのが明白。但し、結構な量の煙が…

 

そう、これは煙が出ることを嫌って…と言うより、実際は折り合いが上手くいってないご近所さんからの通報だったりするんです。僕ら消防も通報状況によってはサイレン吹鳴で現場に出向くこともあるため、当然ながら近隣の人が集まってきます。もちろん火災に発展する危険はないことが殆どですが、消防車を呼ばれた側は目からウロコ状態。付近を少し調査すると、な~んとなく、現場近くの○○さんからの通報かな?な~んて気づいたりします。もちろん守秘義務があるので、これらの情報は漏らしませんけど。

 

頻繁に煙を浴びていては洗濯物にも影響がでるだろうし、いい気持ちじゃありません。故に、間接的に煙を出させないよう消防に注意換気半分&嫌がらせ半分的な通報をする…でしょう。  

 

世の中にゃ、表面的には良い顔してても、裏じゃ悪口言い合うご近所さんもいるってことです、はい。

 

 

 

例外地域もありますが、消防的にはたき火(裸火)は原則禁止、発生する煙も公害防止や環境保護の条例等で規制されてたりしますから要注意です、はい。

 

 

ではまた、バイビ~ (^.^)/~~~

消防(救急)あるあるです。

 

消防署の勤務体系の多くは二交替制(東京消防庁のように三交代制をとる消防本部も存在します)で、朝8時30分から翌朝8時30分までがAチーム、同様にその後はBチームが引き継ぎ、再びAチーム→Bチーム→Aチーム…と言うように繰り返されます。

 

8時30分勤務交代とは言っても、朝礼のような消防独特の交代式(申送り)を行うので、8時30分きっかりにAチームからBチームにチェンジという訳にはいきません。

 

僕の消防ではだいたい8時20分頃に交代が行われるのですが、8時15分頃に救急出動要請があると少々面倒な事態がおこります。

勤務を終え、やっと家に帰れる~って時に出動があると「うわぁ、この時間でマジかぁ~」って心理が作用するのです。

 

で、その実際はと言えば、各署によって差はあるものの、だいたい8時15分頃なら、新たに勤務に入るチームが出動することが多い感じです。なぜかと言えば、8時30分に勤務を終えるチームのメンバーは、既に24時間勤務を続けてきたため疲労からの労務管理の問題(例=睡眠不足)、それに8時15分の出動となると、残業、つまり超過勤務が発生することになり、消防予算の面でも負担がかかるからです。

 

因みに僕の署では8時10分前は前チーム、8時10分過ぎたら新チームが出動するって申し合わせがされてます。とは言え、8時10分30秒みたいな時間の場合だと、状況に応じ臨機応変に対応します。

 

また、僕の署には2隊の救急隊があり、交代で出動するのですが、出動が連続したり帰署後に車内消毒や清掃が必要となった場合は交代順序がくずれ、ビミョーな雰囲気になること(え~っ、こっちが出動する順番じゃないじゃん!)もあります。一見、平穏に見えて、その裏では互いの心理戦が繰り広げられているのです。

 

もちろん、出動すること自体がイヤな訳ではないのですが、疲労が溜まっている時は(特に昨今はコロナ搬送で病院が決まらず活動が長時間となり、心身ともに疲れる)、出動を回避したい気持ちになるのです ← これ、ホンネですよ

 
勤務時間終了間際の出動要請…これって、消防のみならず警察の交通事故の事故処理などでも同じ、と、思いますよ。民間企業だって同じシチュエーション、あるんじゃないかなぁ~
 
以上、ここ最近、毎日コロナ関係の出動に追われるキムニイでした、では、またまた (^.^)/~~~

消防あるある…というより、日常あるあるかな、とにかく少し前の話。


署の冷蔵庫に僕が持ち込んだサラダ…

ドラえもん風に言います…

食べ忘れ〜

期限切れの飲み物などなど、消防署の冷蔵庫には危険がいっぱい。


僕が持ち込んだサラダも賞味期限オーバー…じゃなかった、消費期限オーバー。


う〜ん、コレ、大丈夫やろか???思案橋のキムニィ、たかが一袋100円少々なのに、何故かポイできず迷い箸。

僕の前世はガダルカナル島の旧日本兵だと思う(太平洋の激戦地となった島で、物資補給が追いつかず、多くが餓死したとされる)。食物が捨てられない性格 ← 決してケチな訳じゃありません(笑)


話を戻し、冷蔵庫の前で捨てるか捨てまいかを迷っていたところ、背後霊のように部下が…以下、部下との会話です。

キム「大丈夫かなぁ、期限オーバー」
部下「全然平気ですよ〜」
キム「期限切れだよ」
部下「普通に食べられますよぉ」
キム「賞味じゃなく消費期限だよ」
部下「絶対大丈夫ですって、余裕です」
キム「じゃ、あげるよ…」
部下「いや、あのぉ、僕はやめときます」

おいおいおい、食べないじゃ〜ん!結局、僕が3分の2ほど食べ、後はポイしちゃいましたが体調不良はなし。良かったぁ、食べ物を粗末にすることもなく…

それにしてもサラダ好きの部下め、いつもはホイホイ貰うくせに、調子の良い奴。やっぱり自分がカワイイのだろうか(笑)

戦場のブラックジョークに「銃弾は前からだけでなく、後ろからも飛んでくる」ってのがあります。あの部下、実は…今後の扱いを変えねばならないかな(笑)(笑)(笑)


ては、また…サヨナラ ($・・)/~~~

久々のブログ発信、とにかく猛烈にコロナ関連の救急要請が増えてまして多忙、メチャ多忙、昨日も発熱関連の出動要請が僕の隊だけでも4件 (¯―¯٥)


一部重症者はいるものの、再三言ってきましたが、やはり単なる風邪ですよ…と、僕は感じます(苦笑)


早く5類に…政府の対応が遅いとメディアが騒ぎ始めてますが、一方で死者○万人超え…と、煽るメディアには笑うしかありません。




さ、話題変換です。


留萌…これ るもい と読みます。


北海道留萌市、日本海に面した冬は豪雪に見舞われるこの街、実は今、ビミョーに熱いんです。


それは来年3月で留萌市まで延びるJR留萌本線が廃止になり、鉄道マニアがこぞって訪れる状況だから。普段ガラガラの留萌本線の一両列車が満員近くになることも…降って湧いた客足、今、留萌は少しだけ熱いのです。


で、この地でオススメのお寿司屋さんが『寿しの三徳』です。



留萌本線終着駅の留萌駅から徒歩10分程度でしょうか、街の中心付近?に店を構えてます。


留萌はニシン漁で栄えていた頃は今よりずっとずっと人口も多かったらしく、活気があったそうですが、今は昔…

店内は普通で、カウンター席にと…

小上がり席があるだけの昭和臭さが残る雰囲気。

ネタケースにはうじゃうじゃと素材が…結構いい感じ。

歳のいったご夫婦二人?で営むこの店、やや寡黙な主人ですが、話かければホッコリ返事が返ってきます…うん、このオッチャン、間違いなく良い人だ(笑)

小綺麗な女将さんの方がべシャリは一枚上、出されたビールも美味しく頂けました。

肝心の中身(寿司)と言えば…うぅっ、スンマセン、つい話こんでしまって画像はこれだけ。

伝わり難いかもしれませんが、普通に旨かったです。シャリはやや多めだった様な…そしてシャリの硬さが僕にはドンピシャリ!

ここ、留萌は小樽や函館などと同様、寿司の街でもあったそうですが、街の衰退(人口減少)と共に寿司店も激減したとのこと。

僕の留萌デビューは3年前でしたが(ここね、海に沈みゆく夕日が超絶キレイ、それでハマりました)、以来、留萌に行くと、いわゆる人気寿司店に足を運びました。ですが、留萌の寿司屋の中にはちょいとビミョーな店も…理由は言えません(笑)

とにかくSNSを鵜呑みにしちゃイケませんゼ。名前は控えますが、有名だけどダメな店もありますから。

で、ここ『三徳』は留萌では一番…と、僕は思うのです。値段は忘れましたが観光地価格じゃありません、普通に優しいお値段でしたよ…料金忘れましたが(笑)

普通にオススメしま〜す(^.^)/~~~

キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)

 


追記)
12月1日のニュース、煽ってます(笑)

独り言少々…

 

増え始めました コ・ロ・ナ 救急要請、一時は減っていたコロナでしたが、先月あたりから一気に急上昇。が、僕的にはタダの風邪…実際、救急要請で不搬送となるケースも多々ありますからね(病院問い合わせの際、その症状なら家で様子をみるように…って的確なアドバイス?)

 

新型コロナに関する考え方はそれぞれでしょうが、2年前から過去ブログでも伝え続けてきたとおり、僕は騒ぎすぎ派であり、マスコミの大罪が大きいと思うところに変わりはありません。

 

 

さて、話題を変え、またまた北海道グルメのご紹介。

所は北海道函館市、言わずと知れた観光名所で豊富な海産物は有名ですね。当然、美味しい寿司屋さんも多数ある訳で、その中からピックアップしたのが『弁天寿司』です。

 
函館山の麓、方角で言うと北側になるのかな、函館駅から走る路面電車で10分程度の大町電停下車。そこから徒歩1~2分ほどの距離。
 
この店は人気店で、予約をした方が無難とのことでしたが、早い時間だったこともあり、たまたまカウンター席に潜りこめた僕はラッキーだったようです。事実、その後、続々と予約していた客(観光客も多数)が入店して来ましたから…
 
人気の秘密は特上1800円、上1200円というような財布に優しい価格設定もあるが、何と言っても大将の人柄。未だ脱せぬコロナ渦で、マスクを付けない姿勢にアレルギーを持たれる人は別として(僕はノー・プロブレム=笑)、気さくに話ができる大将とその笑顔にファンができるのは頷けます。この情報はSNSでも取り上げられているため、大将目当ての来客がいるかもしれません。
 
因みに僕の隣にいた神戸からのご夫妻は、飛行機が苦手なため、新幹線を乗り継ぎ陸路で函館まできたそうで、やはりSNSの評判を聞きつけ訪店したとのことでした。
 
肝心な寿司はといえば…
 
ま、黙ってご覧下さい。
 
無言…
 
無言…
 
無言…
 
無言…色っぽい…目と目で通じ合う…♪
 
無言…
 
地酒を頂きました。
 
話がノッてきたこともあり「記念に大将の写真を撮っていいですか?」と尋ねたところ「店の中はイイけど、オレは撮らないで…と言っても撮られちゃうからね」と、ニコニコ笑顔で写真撮影は事実上の黙認。故に、先の画像はキムニィ的に多少配慮し、小さく大将の横顔をとらえたって次第。決して隠し撮り、盗撮じゃありません (^_^)v
 
気分良く店を後にする頃には辺りも暗くなり、函館山山頂の灯りが美しく輝いて見えます。
 

飲んで食べて4950円なり…『函館・弁天寿司』の寿司、画像を見て判るかもしれませんが、正直言って凄まじく美味なるものではありません。キムニィグルメレポお得意の普通に美味いレベルです。が、しかし、大将の笑顔をトークに旅疲れを癒やされる…そんな+アルファが加味され、今宵も席が埋まることでしょう。

 

因みに函館山の東側の谷地頭温泉近くにも同名『弁天寿司』ってのがあり、こちらと関係性があるかは判りません。少々気になりましたが、あえて大将に聞くことはしませんでした。次回、機会があれば訪問したいと思います、ではまた(^.^)/~~~

 
キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)
 
 
追記)
函館は観光地、最近は観光地価格になる店がかなり増え、特に函館駅近辺の飲食店は注意。また、店名こそ出しませんが、函館市街、駅から若干離れた某寿司店は、微妙にボッタクられるので注意が必要。恐らくネット検索で出てくると思います…つまりは値段がない店、特に観光地では念のため警戒すべしって事ですね。

消防の世界では消防車(消防車、梯子車、救助工作車、救急車…)の運転手を機関員と呼びます。


機関員に関しては、過去ブログ№388 消防車の運転手に記してあるので、興味ある方はお読み下さい。


さて、機関員についてですが、世界には様々な人種がいるように、ハンドルを握る機関員にも多種多様な人がいます。


運転の上手い下手はもちろん、丁寧な者がいれば荒い者もいます。また、運転自体ではなく、地理がよく判らなかったり(これ、消防職員として失格なんですけど、現実に存在するから怖いです)、雨天時になかなかワイパーを作動させないとか…(困)


また、交通法規(緊急車両の特例を含む)を熟知してない者までいるから驚きです。通常走行に於けるキープレフトの原則を知ってか知らずか、ノロノロ運転で(法定速度厳守で走り、発進の際も超ゆっくり、車間距離は異常に空けて後続車に渋滞を招く)周りが見えてない者。更には交差点で停車してから合図を出す、夕暮れ時になかなかライトを点灯しないなどなど…


とにかくピンからキリまでいるものです。しかし、何と言ってもヤバイのが飛ばす奴…つまりは速度出し過ぎる奴。これ、全国どこの消防にも「あいつの運転やべ~ぞ、飛ばすから…怖くて乗ってられねぇ〜」なんて陰口叩かれるカミカゼ機関員が99%ほぼ間違いなくいます。僕は階級的にも隊長なので、白(救急車)、赤(消防車)共にもう運転する事はありませんが、隊長席(助手席)に座った時にカミカゼ機関員が横に居れば、緊走中の速度は口が酸っぱくなるほど注意します。


今の時代の悪い点は、口うるさく言うと嫌な上司と思われる、故に黙認…みたいな風潮がまかり通る事。が、コレは絶対に違いますよ、だって速度の出し過ぎは一歩間違えれば死亡事故にも繋がるのですから…嫌われようが、細かい隊長と思われようがそんなの関係ありません。

注意&指導!


と言うことで、本日は飛ばし過ぎる危険な機関員の話でした。えっ、僕が機関員だった時はどうかって?もちろん、緊走中の交差点進入、車線変更、速度、追越し、合図のタイミング、速度を出せる場所ではそれなりに…全てメリハリある運転を心掛けましたよ。そのおかげか、一度も事故らず(擦ったことも含め)に機関員卒業です。通常走行の際も法定速度+10キロ程度での走行(笑)を心掛け、渋滞を助長させる事のないよう安全運転一筋でしたからね…


最後の一行、ブン殴ってやって下さい(笑)

では、また (^_^)/~

6日、モビリィティリゾートもてぎ(旧名称・ツインリンクもてぎ)で、国内四輪最高峰のレース、スーパーGT最終戦が行われ、救迷士キムニィ、レースボランティアとして参加してきました。
 
予選、決勝ともに晴天に恵まれ、また、各クラスに於いてこの最終戦でシリーズチャンピオンが決まるとあって、全国から多くのモータースポーツファンが来場、大盛りあがりとなりました。
 
クラッシュ連続、レッドフラッグ連続、大荒れのレースとなりましたが、最終戦にふさわしい熱いレースが繰り広げられました。大破したマシンをよそに、ドライバーに大ケガがなかった事が不幸中の幸い。
 
と、ここてレース内容とは違う、凄~いシーンを目にすることができましたので、ご報告…ご紹介いたしましょう。
 
モビリィティリゾートもてぎがあるのは栃木県茂木町(もてぎまち)、決勝レース前に交通安全PRのため、地元の栃木県警察交通機動隊の車両がウォームアップラップの先導を務めることになりました…が、その車両のラインナップが凄まじいのです。
 
NSX、Z、GTR、レクサス、インテグラ…これ、凄くないっすか?
 
更に白バイ5台がプラスされ、栃木県警やる気マンマン(凄すぎっ)
 
壮観です…

 

若干レトロ感が出てきたNSXのパトカーも凄いけど、レクサスのパトカーも凄い!ところでNSXでの取締り、違反者は一体どこに乗せるのだろう(笑)

 

個人的にはこっちの方がレアでした。って言うか、こんなパトカーあったんだ…でも、これ、さり気なく速いぞ~、僕の中では現代版・羊の革を被った狼ですから(笑)

 

早朝、パドック横に警察車両が集結、先導リハーサルが間もなく行われます。

 

そして、コースを試走…僕の配置は転倒やクラッシュが多発するV字コーナー。

 

白バイ5台、パトカー5台が連なっての3周の試走。白バイ、結構、コーナー攻めてましたねぇ。

 

因みに白バイには女性隊員数名が含まれてました、恐るべしヤマトナデシコ。あれ、でも、女性隊員って赤い制服では?尋ねたところ「いやいや、色々と事情がありまして…」と苦笑い。

 

まるで子供の様に僕も…ピース(笑)

 

普段は憎っくき警察ですが(笑)(笑)(笑)、この日は羨望の眼差。昼には一般来場者にパドックが開放され、レーシングカーはもとより警察車両も大人気。交通安全PRは十二分に果たせた感じです。

 

でも、警察車両の隣に静か~に配置されていたセーフティーカーもカッコイイです。
 
オレの車だよ(笑)
 
これもオレの(笑)
 
決勝前には航空自衛隊松島基地からF2戦闘機2機もウェルカムフライトで登場。
 
寄り添う2機が至近距離でのフライト。
 
ズームアップすると、その距離間が判ります、結構近い…
 
そして戦闘機も去り、いよいよGT500&300のレース。
 

KONDO RACINGの監督を務める、マッチこと近藤真彦の姿もありました。一番奥、NGKのGの文字の下の茶髪の人がソレ。

 
決勝レースが近づきます。
 
ウォームアップラップ先導役の警察車両も配置につきます。
 
いよいよスタート、レッドシグナルの向こうに白バイ、パトカー群がかすかに見えますが判るでしょうか。
 
ちょっとズームアップ…ここから先、レース開始なのでオフィシャルも撮影禁止となりお見せできません、ご了承下さい。
 
そして荒れまくったレースを制したのはKONDO RACING。シリーズチャンピオンを手にした近藤監督も大喜び。
 
GTRが63周のレースを制したのでした。
 
なお、レース終了後の一般道は近年稀に見る超ミラクル大渋滞…駐車場から出口のゲートに辿り着くだけでも軽く1時間以上。来年はどんな熱いドラマが待っているのやら、ではでは(^.^)/~~~
 
 
追記)
実は僕、四輪より二輪のレースの方が好きでして、二輪世界最高峰レースのMOTO GPのゆくえも気になってました。シリーズチャンピオンが期待されたMOTO2の小椋選手、残念無念…


韓国ソウル、梨泰院(イテウォン)で150名以上が亡くなる痛ましい事故が発生。犠牲者のなかには日本人留学生2名も含まれ、遺族の悲しみを思うと胸が痛みます。


この事故、救急隊的にはどう映り、どう対応すべきだったかをキムニィ目線でお話しましょう。


事故発生後、次々と報道が…

そして救急医療についても…

もしも僕がこの現場に先着したら…

正直なな意見(感想)ですが、パニくる可能性が大と思います…百歩譲ってパニくるまではいかないにしても、平常心はまず保てないと思います。

傷病者が多数発生する事故を消防では集団救急事故と呼び、対応策は地域の医療機関などと連携するなど、各消防本部ごとにと取り決められているのが一般的です。参考までに僕の消防では、基本的に傷病者10名以上若しくは救急車5台以上が出動する救急事案を集団救急事故として取扱います。

現場に最初に着いた救急隊は大原則として、重傷者がいたとしても搬送はしません。先着救急隊は傷病者の負傷の程度を選別し、後から来る救急隊へ仕分け(トリアージと呼びます)を行うのが役割なのです。

その時に使用するのがこちらのトリアージタッグと呼ばれるカード。

下段にはキリトリ線が入った4色に塗り分けられた部分があり、黒は心肺停止(死亡状態=原則として搬送しません)、赤は重症、黄色は中等症、緑は軽症に区分され、トリアージを行う際にキリトリ線部分を引きちぎり、後から来る救急隊へ搬送優先順位の目安にさせる訳です。

この写真では最下段が緑色(引きちぎってない)なので、軽症と判断します。緑部分だけを引きちぎると黃と赤と黒が残り、最下段は黃なので中等症(生命に危険はない=骨折し痛がっていても、命に危機のある赤色を先に搬送)と言う事になります。

トリアージタッグはゴム紐で結ばれていて、これを腕や首に掛け、後からくる救急車や医療チームへのサインにします。

全国どの救急車にもトリアージタッグは載っていて、僕の救急車にも30枚が積載されています。つまり、30名の傷病者に対応できる事になります。

が、今回の梨泰院の事故は150名の死亡者、つまりは黒(とは言っても、現場到着時には赤も多数いたはず)。傷病者数が余りに多過ぎて、単隊でトリアージできるレベルではありません。韓国にDMATがあるかは判りませんが、これ、凄まじい規模の大災害。対応する医療チームのメンバーの殆んどが初めての経験のはず。

救急医療の初動対応の不味さを指摘するマスコミもありましたが、まさに後出しジャンケン。一体誰から運び出せば良いのか…大混乱の現場、救命できた家族からは感謝されるでしょうが、そうでない家族からは「早く搬送すれば助かっていた…」と、荒げた声が聞かれる事でしょう。

集団救急事故対応に100点満点の活動は絶対にありません。現場に行ってない救命士が「何故、あの傷病者を先に搬送してしまった?」などと、現場を指揮する隊や先着救急隊の活動を批判する者もいますが、これも後出しジャンケン。逆の立場になった場合、結構似たような事してますから…


過去ブログ『№795 後医は名医』にあるように、後からなら何とでも言えるって訳で、集団救急事故に対する満点対応は永遠のテーマではないかと思います。

但し、ネカティブ思考オンリーでは前に進まないので、満点に近づけるべき努力を惜しまない…この点を忘れてはいけないのです…二度と悲劇が起きない事を願うと共に、このたびの事故で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。


追記)
トリアージタッグの裏面はこんな感じ。

「父親がかかっているのでA病院へ搬送してください…」

 

救急要請を受け現場に到着、そして傷病者の症状に見合った病院を選定し、ホットライン(救急専用の電話番号での通話)で医師から受入の了解を得た後、病院へ向け搬送開始…と、これが救急活動の基本形。

 

が、病院選定について家族などから「B病院は評判悪いからイヤ」とか「C病院は入院中にイヤな思いをしてるからダメ」などと、救急隊に注文をつけてくる人が結構いたりします。

 

冒頭で記したように「母親がかかっていた」とか「父親が入院してるので」と言った理由で搬送病院を希望指定される事も珍しくありません。が、そのケース、ホットライン医師からの返答はほぼ同じ。心優しいキムニイ救急隊は家族を納得させる意味も含め、一応伝えてあげますが、結果は以下のとおり。

 

例)D病院へ搬送依頼のホットラインをかけたとします。

キムニイ「○○歳の男性、めまいの訴え…この男性の父親がD病院に入院中とのことで、家族がD病院への搬送を強く希望するものですから、一応確認させてもらってます…」

D病院医師「あ、それは関係ありません」← 秒殺、瞬殺で却下、ジ・エンド

 

看護師を知ってる、事務員が友人だ…このような事由により搬送を依頼(希望)される事もありますが、ほぼアウト。規模が大きく、高次医療を行う病院は尚更この傾向が強い気がします。皆さん「自分の家族が入院している病院だと都合が良いから…」は通じませんので周知されて下さい。

 

救急搬送に関する情報は過去ブログでも扱ってます、興味ある方は振り返ってみてくださいな…

№256 救急車がすぐ出発しない理由

№419 搬送先の希望は聞いてくれる?

 

 

追記)

こんなエピソードも…因みにこれ、マジに実話です、作ってませんよぉ↓↓↓


高齢男性の腹痛を、かなり距離のあるA大学病院へ搬送依頼した時の話です。

 

キムニイ「○○歳の男性、2時間ほど前からの腹痛ですが…」

A大病院医師「今ね、ベッド満床なので、管内の二次病院を当たって下さい…」

あっさり、受入不可の返答

キムニイ「この男性の息子さん、A大病院の外科の○○先生ですけど…」

A大病院医師「えっ…」

数秒間沈黙

A大病院医師「え~と、少し待ってもらえますか…」

1〜2分の保留音

A大病院医師「はい、受入れます、到着まで何分ですか?」

 

悪意はありませんでしたが、意図的に男性の息子が医師(中堅どこで、そこそこの地位)であることを後回しに伝えてみたのです。これが現実なんですね、世の中きれい事ばかりじゃないっ!(笑)