ピーポーピーポー♪

 

後ろから救急車が近づいてきた、さぁ、ハンドルを握る貴方はどうしますか?

 

当然、車を左側に寄せ救急車を譲ると思います…いや、そうしなきゃイケナイのです。これは協力するのではなく義務であり、そうしないと反則金ではなく罰金の対象となります。建前としては、これを理解しているから車を運転して良い、つまり運転免許証を交付されている訳です。

 

が、現実は…

 

運転者も様々で、交通法規を熟知している方がいる一方で、そうでない方もたくさんいます。

 

 

念のため簡単に救急車(緊急車両全て)が接近した時の対処をお伝えしますと、車両は左側に寄って進路を譲らなければなりません。その際、停車する必要はなく、なかには「左に寄って止まって進路を譲ってください…」などと、マイクを使い、得意気になってるアホな救急隊もたまにいますが、道路交通法では止まるまで求めてはいません。万一、停車させた事が要因となり事故が発生した場合、面倒な事になる可能性とてあるのに…


救急隊の立場からすれば、自主的に左側に停車しやり過ごしてくれれば助かりますが、本来は左側によって進路を譲れば良いだけの話です。但し、交差点付近で緊急車に遭遇した場合は交差点を避け、停まってやり過ごさなければならないので注意が必要です。詳しくは道路交通法をご確認下さい。

 

 

でね、僕ら救急隊員泣かせの退避行動で一番困る…と言うか、絶対やってほしくないのがその場に停車しちゃうってヤツ。


救急車で緊急走行中、前方を走る乗用車が突然減速しその場に停車。ご丁寧にハザードランプ(非常点滅灯)を点灯させる者までいます。乗用車の運転者は後方から救急車が接近してきたため、道を譲ろうと慌てて停車する気持ちでいるのでしょうが、コレ、実は救急車側からすると大大大迷惑なのです。特に片側二車線の第2走行車線(追越し車線)を走行中にこれをやられると、隣の車線に車が走っているため救急車は進行方向を塞がれ、逃げ場を失う形の糞詰まり状態になるからです。


教習所では絶対にそう教えてないはずですが、結構、いや、かなりいるんです。特に女性や高齢者のドライバーに目立ちます。救急車に道を譲ろうとする気持ちは判りますが、逆に妨害(邪魔)する形になるので、是非是非やめて頂きたく思います。

 

なお、片側二車線の道路が渋滞しているケースでは、第1走行車線と第2走行車線の車に対し、それぞれ左右に避けてもらい、その間を通り抜ける事もよくあるので誤解されないでください…つまりは、そのぉ、臨機応変ってヤツですね。


と言う事で、救急車が後方から接近してきた時は原則として、その場に緊急停車することだけは避けていただきたいと言う話でした。


では、また、次回…(^.^)/~~~

全国各地には「名物〇〇」ってのがあり、食の宝庫・北海道もご多分に漏れず、名物だらけ。

 

そして数ある名物の中、道民によく知られるものに室蘭の焼鳥があります。

 

 

僕がおじゃま虫したのが、JR室蘭駅から徒歩5分ほど(但し、雪がなければ…)にある鳥辰本店(とりたつほんてん)です。
 
鳥辰周辺、人が歩いてません…
 
ヤバいぞ、室蘭…!?
 
ここで北海道の位置関係にうとい方、室蘭はこんな位置で~す、そしてこの地は元モー娘のナッチの出身地で~す。
 
室蘭は鉄の街、以下の地図(小さくてスンマセン)のとおり、函館と札幌を結ぶ大動脈・函館本線の東室蘭駅から乗り換え10分少々、市役所のある室蘭駅付近が中心部…とは言うものの、室蘭駅周辺はシャッター街化しつつあって、寂しい印象。実際には東室蘭駅周辺が事実上の室蘭中心街と言った感じです。
 
さて、焼鳥に戻りまして、鳥辰のメニューはこんなです。
 
焼鳥以外もあります。
 
飲み物はこんなです。
 
カウンターに陣取った僕、思わず焼台に感動~、店内は外と違い、客でいっぱいでした。

それにしても凄いっ、炭火で豪快…ズラリ並んだ焼鳥群に敬服いたしますm(_ _)m
 
店長さん、焼いてるポーズをとってくれました(笑)
 
ズバリ、備長炭なんかじゃありません、が、しかし「そんなの関係ねえ~、ハイ、オッパッピィ」と言わんばかりの大量の炭で火力ガンガン。もちろん、もれなく白煙が付いてきますがソレも良し(笑)
 
そして出来上がりがこちら、これ、タレです、旨いです、満足です。
 
何を食べても旨いです。
 
塩をメインに頼んでみましたが、室蘭焼鳥はタレが推しみたいです。
 
もう、解説は不要でしょう「名物に旨いものなし」って格言がありますが、ここ室蘭焼鳥には当てはまらないようです、満足です、★★★に限りなく近い★★でありました。

あ、そぅそぅ、お気づきかもしれませんが、函館のハセストの焼鳥弁当同様(ブログ№631 ハセガワストア)、豚肉を焼鳥と称する文化があるんですね。
 
キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)
 
 
追記)
『鳥辰本店』からほど近くに、ここも有名な『味鳥』がありまして、人生初のはしご焼鳥を経験(笑)
 
室蘭では「精肉」と呼ばれる豚ロースが名物のひとつで、どの焼鳥屋にもあるとのこと。
 
玉ねぎが緩衝材になるのも室蘭の特徴。
 
結局、二軒目でもこんなに食べちゃいました、だって旨いんだもん。
 
更にオマケで、JR東室蘭駅はこんなです。
 
カメラの位置を引くと、少々珍しい形をしているのが判ると思います、奥に長い?
 
そして東室蘭駅から伸びた終点の室蘭駅、いわゆる盲腸線とよばれるヤツです。
 
東室蘭駅に比して、小ぢんまりとしています。
 
室蘭市駅近くのメインストリートであろう通り、シャッター街?????
 
では、また次回、バイチャ(^.^)/~~~

『ぐったりして動けないでいる、何とかして欲しい…』


こんな通報での出動、珍しくありません。


例をあげるなら↓↓↓

一人暮らしの高齢男性、数日前から動けなくなり、たまたま訪問した家族(息子や娘) or 民生委員等が発見通報ってのがよくあるパターン。


数日動けないって事で、オシッコを漏らしてるケースも多々あります。



救急隊を含む、医療従事者はこの状態を『脱力』と表現します。読んで字の如し、力が入らないって事ですね。


但し、脱力と言っても様々で、観察の結果、身体の片側に力が入らないようであれば脱力ではなく麻痺と判断し、脳の血管が詰まったり、出血を疑う所見になり、対応を急ぐ事になります。もちろん両側に力が入らない場合でもその疑いはゼロではありませんけど…


一方、両足はもちろん指先も普通に動かせたり、触ってる感覚もある場合は、とりあえず脳出血や梗塞は否定する感じで活動に臨みます。



脱力の原因は様々ですが、独歩(独り歩き)不可なので、何はともあれ入院設備のある医療機関への搬送を余儀なくされます。そして検査の結果、原因が判明して治療へと向かう訳ですが、僕たち救急隊員が脱力の原因を疑えるシチュエーションが一つあります。


それは電解質異常…少し難しい言い方なので言い換えると、栄養が偏った状態。血液中に含まれるカリウムと呼ばれるものが不足する(低カリウム血症)と力が入らず、動けなく(立てなく)なったりするのです。


カリウムは野菜などに多く含まれるため、不規則な生活をしている人には、現場で「野菜とか食べてますか?」などと聞く事もあります。まぁ、だいたいにして食生活が乱れてる人は生活も乱れてるいる事が多く、カリウム云々より、他の病気も心配される事があるんですけどね。


決めつけはいけませんが、とりあえず僕は経験則で『脱力=低カリ』を頭に入れて対応するようにはしています。


因みにこれも過去の経験から、脱力による救急要請は高齢者とは限らず、30代(精神的に病んでる人もいました)から中高年までいたりするから不思議です。



脱力…救急車を呼んだ人が行える応急処置は基本的にありません。どうぞ、救急隊の到着をお待ち下さい。なお、僕は昨今のメチャメチャ忙しい救急業務(仮眠時間は常に1〜2時間)のせいか、朝、出勤した途端、脱力症状にみまわれます、ではまた(^.^)/~~~

新型コロナウイルス感染症の影響でWeb開催が続いていた全国救急隊員シンポジウム、1月26、27日の両日、泣き出しそうな空の元、広島市で3年ぶりに現地開催が行われました。

 

相模原市(神奈川)→札幌市(北海道)→神戸市(兵庫)→千葉市(千葉)→高松市(香川)→仙台市(宮城)→堺市(大阪)高崎市(群馬)→広島市(広島)…相模原シンポジウムで開会式直後のメイン会場で2000人を前にプレゼンテーションして以降、皆勤賞を続けているキムニイは広島も参戦、得るものがありましたよ。

 

会場は道路を挟み2会場に別れますが、受付のあるメインは広島市文化交流会館。

 
今回は羽田から飛行機で広島入り…って言うか、飛行機の方が新幹線より安かったから(笑)
 

最強寒波が押し寄せる羽田空港はほぼ快晴…メチャ低温&強風。

 

久しぶりのJAL、最近はLCCばかりに乗り慣れているせいか、エコノミーであってもビジネスクラスに匹敵するかの如くシートピッチに歓喜の自分(笑)(笑)(笑)

 

無料Wi-Fiサービスもあり、実質1時間弱のフライトに退屈する暇はありません。

 

人生初の広島空港、高度を下げ雲海にのまれると強力な揺れが襲ってきます、これまで100回以上は飛行機に乗ってるであろう僕ですが、フライト中の揺れは未だ慣れません。

 

更に高度を下げて行くと、窓の外には山、山、山、そして、雪、雪、雪、上下左右に揺れ、おいおいパイロット大丈夫?高度下げすぎじゃん?それとも視界の悪さで進路を見誤った?

 

が、山中に突っ込む…と思いきや、突然滑走路が出現。翼が左右に振られながらも着陸成功~、外は猛吹雪。鉄道、高速道路などにも影響を及ぼした最強寒波の中でのフライトでした。

 

着陸後、広島空港が凄まじいほどの山中にあると判りました。ここから広島市内までは高速道路を使って約1時間、遠すぎやろ~

 

羽田空港まで行く時間と出発ロビーで待つ時間等を考慮すると、新幹線の方が早いですね。どうやらキムニイにとって最初で最後の広島空港かもしれません。

 

余談が長くなりました、ここから少しだけシンポジウムの話。

 

現地開催とは言っても、事前登録者限定の開催のため来場者は普段より少なめ…

 

会場もややコンパクトなイメージも、アウトドアスペースにはいつもの展示コーナーも…

 

やはりコロナを意識した車両展示。

 

もうじき、ただの風邪にシフトするんですけどね…

 

コロナとは関係なく、運転席と後部を仕切るこの扉は有用な気がします。是非、僕の消防でも取り入れてもらいたい。

 

プレゼンテーションブースでは「女性・再任用救急隊員のさらなる活動推進」に興味がわき、視聴させてもらいました。僕の直属の部下に再任用職員8名がいることが要因で、なかなか面白い発表もありました。

 

他には「救急需要対策・労務管理・外国人対応」が目を引きました、特に労務管理は最重要課題だからです。僕の署も一日10件~15件の出動がほぼ毎日続きます。疲労が抜けず、休息も十分に取れず、いつ事故が起きてもおかしくない環境があるからです。コレと言った解決策は見いだせなかったけれど、他の消防本部の取組みを知る事ができたのは収穫ですね。

 

2日間のシンポジウムですが、楽しみの1つに旧友との再会もあります。

 

夜の街・広島が舞台。

 

あっという間の一時なんですけどネ。

 
それと、とりあえず広島名物・お好み焼きはやっつけました。
 
当たり前だけど、店によって違います。
 
焼きそば麺が入るのが広島風…個人的には普通のお好み焼きで良いかも。
 
3年ぶりの救急隊員シンポジウム現地開催、広島の2日間はあっという間に過ぎたのでした。
 
夜の街が恋しい…シンポジウムよありがとう、来年は名古屋市(愛知県)、再来年は秋田市(秋田県)です、ごきげんよう~
 
 
追記)
JR広島駅は改築工事中、完成は数年後だろうけど、今は駅まで路線バスが乗り入れてないなど観光客にはかなり不便な状態。早く完成すると良いですね…

増毛町(ましけちょう)、北海道は日本海に臨む、人口5000人にも満たない小さな町。


そんな過疎化が進む田舎町に、ちょっと面白い店がある。


『Cafe De Soba 凛(りん)』がソレ。

この街の数少ない観光名所のひとつ、旧増毛駅から歩くこと10分、道路からやや奥まったところにあります。



こうして見ると、道路から奥まっているのが判るかと思います。


見てのとおり、古民家を改装した感じの店で、ホッとする感じがします。

女性のみで営業しているようで、豊富なメニューの一つ一つにらしさを垣間見ることごができるんですね。

手書きです。

お決まりのスイーツも。

ドリンクも充実。

店内を見回すと「キャー、カワイイー、オシャレー!」って訳ではないものの、小綺麗にまとめられてます。

また、オーナーの趣味がこうじたものか、それとも元々専門職かは判りませんが、手作りの品が売りに出されてるんですよ。

さぁ、ソバですが、オーダーしたのはニシンそば(1200円)、冷たいやつです。

そばのお味は…アゴが外れるほどではないですが、はい、まぁ、いわゆる、普通に無難に美味しいです。

ニシン、これはインパクトあったかも…かつてこの地域は、海を挟んで向かい側にある小樽市を含め、ニシン御殿が建つと言われるほどの盛況を極めた時代もあったそうですが、ソレも今は昔…ニシンが獲れなくなりました。

そば粉を使ったスイーツ。

不思議な味、口に入れるとソバ粉の風味がほんのり…甘すぎず、甘くなさすぎず…パサパサ感が逆に僕には◎でした。

仕事、細かいです、拘ってます。

思わずコレ、買ってしまおうか迷いましたがヤメました。うん、ヤメて正解…勢いで買ってはみたけれど、結果、使い道に苦慮する自分ですから(笑)

増毛町の不思議ソバ屋さん、到達難度が高いですが、面白い店でありました。

キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)


オマケ)
増毛町には日本最北端の酒蔵、國稀(くにまれ)酒造があります…試飲もできますよ。

いい味出してるでしょ(笑)

風待食堂、このノスタルジックな食堂は…

観光案内所でした。

内部には居酒屋?
いえいえ、コレは作り物。

高倉健と倍賞千恵子が出演した『駅〜ステーション』で使われたセットなのです。

そしてこれが旧増毛駅。

こちらも歴史ある駅舎…と思いきや、留萌本線が一部廃線になった後(留萌〜増毛間)、観光町おこし的に初代駅舎を復元したものなのでした。

つまりは最近建てられた駅舎、しかも廃線後…これ、逆に笑えます。

という訳で、少しだけ増毛町をご照会。

では、また、バイチャ(^.^)/~~~

今回もニュースネタを元に、救急隊員の実情をお話しましょう。



東京消防庁で救急隊員が居眠り運転し(緊急走行中ではなく、通常走行の時です)、救急車が横転する事故が発生しました。


報道は以下のとおり…


恐らくは傷病者を病院に搬送後、帰り道で起きた、深夜の事故と思います。

冒頭に「起こるべくして起こった…」とありますが、珍しく僕の嫌いなマスメディアが消防寄り…気持ち悪いくらい擁護の報道で少々戸惑い気味 ← 徹底的に叩かれると思ったのですが…

で、このニュース、現役の救急隊長の僕からみても、報道のとおり起こるべくして起こった事故と感じます。


因みに僕の署(僕の隊)は、昨年一年3700件の出動がありました。一般の人には想像がつかないと思いますが、とてつもない数字なんですよ。一日平均10件以上の出動があり、その中にはコロナ関連、酔っぱらい、ゴミ屋敷、凄惨な現場、3次救急(命に関わるホンモノの救急)、遠方への転院搬送、精神疾患、行旅病人、DQN、ゲロションベンウンチなどなど、凄まじいストレスがのしかかる出動がもれなくついて回ります。病院が決まらず、4〜5時間現場に滞在なんて出動も決して珍しくありません ← そもそもこの時点で救急活動の定義か外れてるんですけどネ(困)

僕の隊でも昨年夏、昼間出ずっぱり(救急出動が続く)の日の深夜帯、県外へ片道80キロの転院搬送要請(重症患者の搬送で、凄まじいほどの医療機器が装着されていた)が入いった時のこと。往路は20代の隊員、帰路は労務管理の面から40代の主任に運転をさせたのですが、帰りの高速道路でよもやのウトウト…左に寄りすぎ走行車線から外れ、あわやと言うところで助手席の僕が大声で注意!次のパーキングエリアで係長(隊長)である僕がハンドルを変わる事態も起きました。まさにヒヤリ・ハット。この件があって以降、労務管理の面から、昼と夜を正規救急隊員と警防隊員(消防隊)を入れ替えるなど、工夫をこらしている次第です。

但し、人員に余裕がある訳ではないし、救急隊員の資格や消防隊の隊長が不在になる問題から、必ずしも、毎回労務管理を実行できない状況なのです。

今回の東京消防庁の事故とて、上層部も事情を知る訳ですから、頭ごなしに事故を起こした隊員を責めないと思います。もちろん事故を肯定する訳にはいかないので、それなりの処分はあるでしょうが、同じ救急隊として同情しちゃいますねぇ…


まとめとしては、この事故、血税で借り受けた救急車を壊してしまった点はお叱り受けようとも、仕方ないのかなぁと思います。単に救急隊員の数を増やせば良いとお思いの方もいるでしょうが、そう簡単に解決できる話じゃないんですね。話せば長くなるのでこの辺でやめときます…

指導救迷士キムニィでした m(_ _;)m

銃創ってご存知でしょうか?

 

これ、救急隊も使用する医療用語で、その名のとおり銃による創(キズ)って事です。

 

今回は銃創について、チョコットお話してみましょう。

 

 

つい先日、盗難車を発見した警察官がパトカーで追跡。被疑者はパトカーや一般車に衝突させるなど、激しい抵抗をみせた挙げ句、警察官が拳銃を発砲、搬送先の病院で被疑者死亡のニュースが流れました。

 

マスコミが食いつく格好のニュースネタでもあり、各局血眼になっての報道合戦。

 
「逃げ方が普通じゃない」って、これ、一般的に考えれば飲酒や薬中など、前(前科前歴)のある者とみるのが普通かな。
 
「ネット上で割れる賛否」とありますが、僕の周囲では否を唱える者は殆んどいません。亡くなったのは気の毒だけれど、常識的に考えて無抵抗の相手に発砲するはずもない訳だし…
 
銃創の話に戻りますが、当然、銃弾が皮膚表面を貫く訳ですから出血を伴います。
 
銃創による死亡の多くは失血死と言って良いかもしれません。昨年、亡くなられた安倍元首相も大量出血によるものと記憶しています。
 
救急隊が行う応急処置としてはまず止血。酸素投与と同時に圧迫止血、ターニケット(止血帯)など、とにかく大量出血の阻止に努めます。もちろん、CPA(心肺停止)となれば胸骨圧迫(心臓マッサージ)を即開始するのですが、ここで残念な報告。交通事故を含め、外傷によるCPAは救命できる可能性が極めて低いとされています。失った血液は輸血すれば元に戻る…人間の身体はそんな簡単なものじゃありませんからね。安倍元首相が銃で撃たれ、心肺停止の状態で搬送された…このニュースを聞いた瞬間「あぁ、これはダメだ…」と多くの医療関係者は思ったはずです。
 
そして止血ですが、救急隊にできる処置には限界があります。表面上の出血、つまり外出血には対応できても体内の出血を止める事は物理的に不可能。CPAにならない前に、急いで救命センター等の高度な処置が可能な病院への搬送となります。その間、血圧を保つため点滴をとる…これしかできる事はないのです。

 
銃創自体、救急隊的にはレアな症例で、経験豊富な僕でさえ一度しか遭遇していません。その症例は今回とは逆に、警察官が撃たれ殉職すると言うショッキングなもので、病院に着くまで、救急車内で必死に声をかけ続ける仲間の姿が今でも忘れる事ができません。それ以外では病院実習中に遭遇した事があります。男性(反社関係者)が腹を拳銃で撃たれたもので、ER内に緊張が走りましたが、救急車が到着した時、意識はあって普通に話ができて、血圧もしっかりしていたのです。奇跡的に大血管など致命的になる箇所を外れていたため、大事に至らない幸運な例もあるんですね。
 
「警察官発砲で男性死亡」このニュースが報じられた同じ頃、海を渡った銃大国アメリカではこんな事件も起きてるんです、日本じゃ考えられません ↓↓↓
 
因みに僕らの救急隊、防刃ベスト(刃物を通さない)は積載してますが、防弾ベストは基本的に積載していません。

銃による出動、事件、事故がおきないことを祈って (。-ω-)zzz. . .

救急出動、超ヤバい状況が続きます。

とにかく搬送先(傷病者の受入先)が決まらない…更に出動件数も激増、過酷です。

 

 

と、まぁ愚痴はこの辺に、今回はテツ(鉄道)のお話。

 

北海道の鉄道事情は実に厳しく、道内を網羅していた鉄路の半分が消えさり(廃線)、スカスカ状態。

 

最近では日高本線、石勝線夕張支線、札沼線が相次ぎ廃止。また、根室本線の富良野~新得間も廃止濃厚、トドメは新幹線札幌延伸に伴い、札幌からニセコを経由して函館に至る函館本線(山線)が廃止決定。


 

そして今、廃止秒読みの路線があります

 それが 留萌本線!

 
広い北海道も今や鉄道はこれだけ。赤線部分が留萌本線。
 

3月末で石狩沼田~留萌、3年後に深川~石狩沼田が廃止となります。

 

途中駅は10、かつてはこの駅以外にも、藤山~峠下間に桜庭駅、東幌糠駅の2駅があったそうです(何れも廃止)。

 
寂れた留萌駅1番線ホーム(って言うか、今はこれしかないけど)。

これら画像は昨年夏、留萌本線廃止のニュースが流れる前に訪れたため閑散としていますが、廃止決定後は、終日鉄道ファンが押しかける毎日とのこと。
 
夕陽のきれいな日本海沿いを留萌から増毛町(留萌本線)、稚内市(羽幌線)へと繋がっていた鉄路も、利用客減少により廃止となり、今はここ留萌が留萌本線の終着駅。
 
留萌駅舎自体はそこそこ立派で、地元FMラジオ曲も入ってたりします。
 
駅前に渋滞はありません。
 
駅前大通り、昼前なのに人影なし!
 
ガラ~ン、駅構内、利用客ほぼなし(苦笑)
 
無駄に広い待合室。
 
この光景も3月でなくなります。
 
駅内には名物駅ソバ ← 味は普通、何故か地元民が朝昼と押し寄せたりします、何故?何故?何故?
 
僕もつい、食べてしまいました(笑)
 
名物にしんそば…
 
ニシンがのってるだけ、正真正銘の普通です(笑)
 
作り手は2名、歳をとったオバちゃんの方はツユの濃さが微妙に安定しません。オバちゃんから「どう、味、こ濃くない?」と言われたことも(笑)
 
因みに駅前にあるラーメン『海栄』、ここは超確実に旨いです。留萌に行くと必ず立ち寄ります(ブログNo.978)、営業時間が短いので到達難度が…
 
留萌駅から深川方面(旭川方面)…今は深川駅まで鉄路が続いてます。
 
一方、留萌駅から増毛方面…増毛駅まで続いていた鉄路、この先数百メートルで途絶えてます。
 
奥に見えるのが留萌駅、途切れたこの線路は増毛駅まで伸びてたんですねぇ。また、北へ向かう羽幌線もあったためか、広い敷地が確保されてます。
 
一度途切れた線路が留萌市内で復活(残っている)。
 
今でも整備すれば列車が走れそう。
 
留萌本線は函館本線の深川駅が起点。
 
峠超えのシーンもある(携帯電波が届かない箇所もあり)。
 
除雪車も配置。豪雪地帯を走る留萌本線、冬期、雪による運休は珍しくないそぅ。
 
通称ダルマ駅、廃車となった客車を活用した駅舎で、北海道では結構目にします。
 
ダルマ駅、この光景も見納めです。
 
こちらもまもなく見納め。
 
日本海に沈む夕日…何もない留萌にハマったのは、ここから見た夕日のせいでした。
 
奥の奥が増毛町、かつては海岸沿いに増毛駅まで線路が続いてたんですね。夕日を浴びながら海岸沿いを疾走する列車の姿は遥か昔。
 
昨年12月(先月)、冬の留萌を再訪、起点となるのは深川駅4番ホームです。
 
1両編成の気動車。
 
留萌から深川に到着後、留萌に折り返し運転…12月初め、雪はまだまだ序の口だそう…です。
 
留萌に近づくと天候急変、雪、風、雪、風…
 
留萌に宿った僕、ちょいと乗りテツ気分で、夜間の留萌本線も体験しちゃいました。
 
普段はほとんど客がいない列車ですが、この頃は鉄道マニアが夜間にも関わらず、数名乗車してました。
 
近年、空気を運び続けていた留萌本線の列車さん、約100年のおつとめ、一足先ですがお疲れ様でした…

次、留萌に行くには高速バスになるのかなぁ…では、また(^_^)/~

明けましておめでとうございます…と、あらためてのご挨拶。

消防署の令和5年度が始まりました、朝の点検からスタートです。

 

では、年始年末のキムニィ救急隊の動きをご紹介。

 

 

相変わらずコロナ関連の要請は後を絶ちません。多くは救急車で病院に行かずともOK、いわゆる軽症が多い印象。そりゃ、40度近い熱がでれば体はだるく、ぐったりしちゃいますが、数日寝てれば元気回復(本人にしてみれば不安だろうけど)です。一方、病院間の搬送(転院搬送)の場合は結構な重症が多く、人工呼吸器に接続されての搬送とて珍しくありません。

 

さて、コロナは置いといて、年末、腹立たしい救急要請がありました。

 

救急出動ラッシュでクソ忙しい(←失礼、公務員が使う言葉じゃありませんね…お詫びいたします)大晦日前日。深夜2時をまわった激寒の中、中心繁華街の歩道上で60代男性、気分が悪いとの通報。警察官に取り巻かれ、気分が悪いと連呼する男性。0度近い外気温であるためとりあえず救急車内へ…普通に歩いて乗車です。

 

車内に入ると早速リバース開始。そして「気持ち悪い、病院へ行け!」の繰り返し。名前や住所を聞いても「そんなのどうでもいい、病院へ行け、あ~気持ち悪い…オエ~」です。

 

年末警戒中の警察官が歩道にうずくまっているのを発見、救急要請したものですが、よくよく話を聞くと、前日午後5時から飲み始め、飲み過ぎによる気分不良ってやつなんです。バイタルサインはほぼ正常で救急搬送する理由がありません。っていうか、この日もコロナ対応など、救急要請が多数入り、職員非常招集で予備の救急隊を増隊するほどの忙しさ。本来、この状況下で酔っぱらいを相手にしている暇はありません。救急搬送はできないと伝えても一向に降りようとしない男性。最後は「病院へ行かねえなら、家まで連れていってくれ」です。最終的には警察官と救急隊員がタクシー乗り場まで連れていき、家路へ。タクシーに乗った途端「金、持ってねえよ」ですから驚き。結局、家に着けば金はあるとのことでタクシー運転手も了解し、家路へ…初乗り運賃+αの料金、ハイリスクなお客さんです。因みにこの活動、現場滞在は1時間以上、迷惑千万です。そして何より酷いのが、この男性生活保護なんです。ありえんでしょ?救急隊多数出動でひっ迫する中、好きな酒をたらふく飲んで、気持ちが悪くなって救急車に来てもらって「病院へ行け、名前はどうでもいい、寒いから家へ送れ…」人権保護団体の方にこの現場を見せてあげたいものです。

 

誤解を招くといけないので一言。過去ブログでも申してきましたが、生活保護制度を否定してる訳じゃありません。その一方で、このように制度を履き違えていいる人がいるって話です。

 

 

年が明けての救急出動数も全く減らず、毎日のように救急隊増隊が続きます。新年早々病院ベッドも満床が多く、受入先の選定に四苦八苦の状態。通常、年末年始って病院のベットは空く傾向(入院患者も一旦帰宅させてあげる)なのですが…う〜ん、困ったものです。このさきどうなることやら…

 

 

では、本年もどうぞ宜しくお願いします、新年早々グチ混じりブログでアイスイマセンm(_ _;)m

新年明けましておめでとうございます。

令和5年がスタートしました、今年も地公法スレスレの現場のお話、そしてインチキグルメリポートなどなど、時間が許す限り発信していきます。

どうぞ宜しくお願いします。


令和5年は高級ワインでスタート(笑)