おしん おしん おしん おしん
今回は救急…いや、医療用語のワンポイントレッスン。
おしん おしん おしん おしん
今回は救急…いや、医療用語のワンポイントレッスン。
救急隊にとって、決して避けて通れない救急現場、ゴミ屋敷。
救急活動報告書的には「生活ゴミが多量に存置された屋内」などと記しますが、実際は前述のとおりのゴミ屋敷。で、このような現場に共通して多く見られるのが以下のとおりの環境 ← あくまで経験則に基づくもので、絶対ではありません
①中高年以上、独居で家族親戚と疎遠(男女関係なし)
②生活保護者
③築年数の高いアパート、マンション
そんなシチュエーションで出くわす事が多いゴミ屋敷の救急現場、数多くある中からベスト…いや、ワースト3を紹介します。
ワースト3(女性胸痛=毎回)
20年以上前の話で、救急要請常習かつ生活保護者。今では当たり前のように消防隊が支援出動しますが、当時はPA連携(消防隊が救急支援のため出場)の概念がなく、余程でない限り救急隊のみの対応。
付近住民の間でも有名なゴミ屋敷で、玄関から居住スペース全てがゴミの山。肥満体型、抱きかかえによる対応(救急車内への移動)ですが、活動後、必ず救急隊は瘙痒感(そうようかん=かゆみ)に襲われました。
ワースト2(男性体調不良)
一般住宅、他人同士3人で生活の不思議な環境。梅雨時期、夕方過ぎ、当たりが暗くなり始めた時間帯での要請。玄関や庭先は手入れが行き届いておらず「ヤバい…」と思ったのは言うまでもありません。
玄関ドアを開けると高さ1メートル以上のゴミの山。登山するかの如く乗り越え、奥の居間にいる男性の元へ向かいます。飼い猫数匹が蜘蛛の子を散らすように去っていく。尿臭便臭獣臭腐敗臭…ありとあらゆる臭いが交じる中、息絶え絶えに男性の元へ…が、一歩踏み入れた途端、落とし穴にハマるようにズボッと床面に堆積したゴミの元へ足元が吸い込まれる。問題はその後、最下部に着地した足元で、靴カバーを乗り越え謎の液体が染み込んできます。更にもう一方の足を踏み入れると同じくズボッ…男性の居る居間には大量の食べかけ弁当、横倒しになった牛乳パック(中身は垂れ流し)などなど。ハエ、ゴキブリはもちろん同席。帰署後、靴下&靴を処分したのは至極当然のこと。
ワースト1(男性意識障害)
古いマンション1階の自宅自室で「人が倒れ動いていない」との近隣住民通報。
初夏の夜間帯、玄関ドアを開けると「ドドドドドッ…」と怪しげな音が多数。電気を止められているため室内は真っ暗闇。ゴミの山は最強ではないものの、ライトを照らすと薄着の男性が横たわっており、灯りが向けた瞬間、大型小型の黒い物体が激しく動き回る…犯人はネズとゴキ。男性に意識はないものの、脈は触れ、CPA(心肺停止)ではない。覚悟を決め、やせ細った男性をターポリンシート(布担架)で移動し、車内で観察したところ、身体にハエの幼虫が多数付着した状態。搬送先は救命救急センターで「最強マックスの身体汚損状態」を伝えたうえでの受入可の返答。
ER(救急初療室)に到着後、身体を拭き上げ(救急隊も糞便など、車内である程度拭き上げてます)、導尿のためパンツを脱がしたところ看護師から悲鳴。陰嚢(チンチンの袋)に3~4ミリの真っ白なハエの幼虫がビッシリ密集…歴戦の猛者である救命センターの看護師もこれには白旗。更によく見ると陰嚢付近の股関節付近から両足先に、妙な膨らみ。そして膨らんだ皮膚から幼虫が出現。女性看護師たちが近づけない事もあり、収容依頼をかけた以上、責任もあるため幼虫排除に協力。頭を出した幼虫を拙子(ピンセット)で素早くつまみ出す地道な作業。生きている人間の皮膚を突き破って出てくる幼虫…想像して下さい、CGではなく現実です。ERのストレッチャー周囲はこぼれ落ちる大量の幼虫で大騒ぎ。
男性はこの後、ICU(集中治療室)管理となりましたが、数日後に敗血性ショックによりお亡くなりの転機を迎えました。
ゴミ屋敷、決して面白可笑しく伝えた訳ではありません。救急活動には3K(きつい、汚い、危険)が隣り合わせという事を知ってもらいたと思った次第です。
特に夏のこの時期、ゴミ屋敷対応は軽めの拷問状態と言って過言ではありません、では次回 (ToT)/~~~
帯広インデアンカレーを食したキムニィ、その夜はもちろん帯広の夜の街へ消えて行ったのです…
前にも伝えましたが、旭川の縮小版的(あくまで僕の印象)な街区のため、初帯広でも決して道に迷う事はありませんでした。
そもそも僕ら消防吏員は、業務の性格上、道を覚える事に長けているから尚更です。
そんな帯広の街で見つけましたよ、グッジョブな居酒屋『大地のあきんど』

若手中心のスタッフでしたが、SNSで揶揄されがちな接客も全く問題なし。
普通に…いや、普通以上にオススメして良い店でした、僕的には(笑)
キムニイのオススメ度指数…★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)
追記)
ここ北海道にも散見される、◯◯横丁みたいな飲食街が、れ例に漏れず帯広にも存在します。
線状降水帯が九州地区に発生、我が第二の故郷・福岡はもちろん、災害が発生しない事を祈ります…
さて、今回はカレーの話。
カレーが名物の街は全国各地に点在していまして、度々ブログで取り上げてきた金沢はその代表格。その一方で、北の大地にもあるんですね、有名なカレーが…いえいえ、名物スープカレーじゃありませんぜ。
ところは帯広『インデアンカレー』です。
キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)
今、勤務している署から、他の署への補充勤務…例えばA消防署からB分署(出張所)へ出向き、勤務することを僕の消防では助勤(じょきん)と呼んでいます。
これは何らかの理由で欠員が生じてしまった際、その署の最低人員を確保するために行われるもので、本署(大きな消防署)から管轄の分署に出向く事もあれば、その逆もあったりします。
そして前当番は郊外のある分署に欠員が出たため、僕が除菌…じゃなかった、助勤に出たのでした。
分署には責任ある階級の者が不在となったため、僕が当直責任者としての助勤出向で、乗組は普段の救急車ではなく消防車。
昨日はCPA(現場での挿管、アド投与はルーティン)を含む13件の救急出動。
夜間は週末も味方し、飲酒絡みの要請多数で仮眠は約1時間。24時間勤務中、署に滞在できたのも4〜5時間、残りは全て救急車の中…過労死寸前のキムニィ、本日はバタンキュ〜でした(笑)←笑えねぇ
前フリはさておき、焼鳥の話。場所は室蘭…そぅ、ここは焼鳥ワールド。半年ぶりの室蘭、前回はJR室蘭駅徒歩5分の『1016 鳥辰本店』を紹介しましたが、今回はJR東室蘭駅徒歩15分『やきとりの一平』です。

先日、豪華客船タイタニック号の沈没跡をみるため、深海に潜った潜水艇が行方不明になる事故がおきました。
凄まじい水圧で爆縮(潜水艦業界用語で圧壊と呼ぶそぅ)と呼ばれる現象が発生、乗員5名は一瞬のうちに亡くなったであろうと推測されています。水圧で全方向から艇体が潰れ、空気が圧縮される事により内部は一気に高温、そして破損箇所から海水が…助かる見込は万に一つもありません。
真っ暗闇の深海、狭い空間で艇体がきしみ、次いで内部が高温になり海水が流入…想像しただけで恐ろしい話です。
当初、各国の救助救出体制に注目が集まりました。
船内の酸素は残り◯時間…固唾を飲む状況でしたが、結果的にその心配はなかった訳です…ここで気になるのが、捜索(救助救出)に要した莫大な費用。誰に請求がいき、誰が支払うの?
この事故は外国での話ですが、日本でも海や山での遭難にヘリや船、そして警察、消防、海保、自衛隊などから出向く人員など、多大な労力と費用が生じます。
SNSを覗くと「どれだけ迷惑かけてるか判ってる?しっかり捜索費用は払ってもらいましょ…」的な書き込みがかなり目立ちます。また、捜索者が二次災害に遭遇しようものなら「自分の趣味のため、他の人まで巻き込んで…氏名公表して下さい!」と言った公開処刑的なコメントを放つ人も珍しくありません。まぁ、自分は匿名だし責任もない、何とでも言える訳です。
さて、捜索費用ですが、日本国内では結論として無料です。これはあくまで消防の話ですが、消防の使命は消防組織法、消防法に記されているように国民の生命、身体、財産を守ることです。つまり、そこに助けを求めている人がいれば、法に従い使命を果たすまでの事。これを拒否した場合は法に背く事になり、別の法で罰せられます。たとえそれが犯罪絡みであろうと、捜索に当たった消防ヘリ、車両、船艇、人件費等は基本的に請求しません。恐らく、警察、海保、自衛隊も同じ公務員であるため、考え方は一緒と思います。
但し、民間会社のヘリや船舶を使用(チャーター)したものに関しては少々違うかもしれません。が、この場合でも請求額を支払えないとなると、法的に強制徴収できるかはいささか疑問です。支払い能力がないとなれば、最終的には依頼した自治体が費用を賄うのかな?僕も専門分野でないのでココは何とも言えません、あとで担当の者に確認しておくとします。
冷静に考えると、公務員や自治体は税金で成立してる訳で、つまりは大元を辿れば国民が支払う事になるんですけどね。
タイタニック探索の潜水艇費用は3500万円。一般人にはほど遠い金額で、裕福さに対するやっかみから批難する人もいるようですが、お金を払ってわざわざわ怖い思いをするジェットコースターやお化け屋敷と同じでは?と思えてならない救命士キムニィでありました。
では、バイチャ (;_;)/~~~
救命士制度が発足してから30年が経過。
当初、除細動(電気ショック)をするにも救急現場から電話で医師に許可をもらっていた事をご存知?
それが今では救命士が点滴をとり、アドレナリンと呼ばれる心臓の動きを取り戻す薬を射ったり、気管挿管と言って気管内にチューブを挿入したり(実は僕、気管挿管の名手。実績は全国の救命士No.1かもしれません…これマジな話)、低血糖の人にブドウ糖を射ったり…更にはソコソコの医療知識もあるなど、ミニドクターと呼んで良いくらいの変貌ぶりです。
そんな救命士には医療従事者としてのスキル維持目的で、病院実習や研修、合同訓練はもとより、医師や看護師と顔の見える関係を深める意味も含め、飲酒飲食の場もあるなど、地域医療の病院とは密接な関係が構築されています。
そして、耳にするのが病院事情。
特に酒の席ではホンネが出るから、さぁ大変(苦笑)
一見、平穏に見えそうな病院ですが、人間関係がグチャグチャ…結構ヤバい話まで耳にします。
A先生とB先生は犬猿の仲、C先生とD先生は仲良さそうだけど考えが全く合わない、E先生は外科出禁、F先生は看護師とできてる、G先生は口だけ…などなど、もの凄〜く澱んでいたりするのです。
ま、そりゃ、医者とて人の子、全部が全部、馬が合うはずもないし合わせる必要もない。出身医大も違ければ、経験、得意不得意分野もありますから。
そして、コレは多分、救命センターを併設してる病院の多くに当てはまるであろう裏事情。
救命センターのある大きな病院には『救急科(病院により呼名は様々)』と呼ばれ、救急搬送されてきた傷病者を真っ先に対応、つまり初期治療する『科』があります。
まずはそこで応急処置や検査、時には救命処置を行い、一段落したら重症ならICU(集中治療室)、入院加療が必要なら一般病棟などへと振り分けらるのですが、一般病棟、例えば内科や外科などの医療スタッフ(看護師はもちろん、中には医師も含む)からは、必ずしも『救急科』は歓迎されない事情が存在します。
どー言う事?簡単に言ってしまえば「救急科が勝手に患者を受入れるのは良いが、初療だけして後はこちらに…」要は患者を丸投げじゃん的雰囲気が、長い歴史の中に蓄積されたが故、不満に結びつくようです。
判りやすい例がドクターヘリで、ドクターヘリの患者は基本的に重症者が多く、特に急を要する場合には、前述の救急科の判断だけで、ドクターヘリを飛ばしてる病院に短時間で搬送(帰投)する事もあります…が、戻ったは良いが、初療を行った後は入院のため病棟へ(ICU、HCU、NICU、CCU、通常の病室などなど)…当然ながら、病棟とて一般外来の診察や手術など、決して暇してる訳ではないので不満が出る訳です。お膝元の『救急科』の看護師からも「H先生、ベットもないのに重症者連れ帰ってきて、一体どうする気なんだか…」と、陰口を叩く者もいるなど、必ずしも一枚岩でない実情があるようです。
まぁ、これらは病院内のお家事情ですから僕ら救急隊には関係ない事で、搬送される傷病者にとってももちろん同じ事。とにかく健康な身体にしていただければ良いだけの話ですから。
ここまでの話、人間関係の問題や考え方に相違があるなど、全ての病院に当てはまるかは判りませんが、大なり小なり色々あるのは事実です。
結論を言うと、患者を積極的に受入れ、初療を行う使命感の強い救急医(ドクター)ほど、救急隊からの評判とは裏腹に、病棟の医療スタッフからは、評判が悪くなる傾向がある事もなくない… ← あえて難しい言い回しにしてます(苦笑)
以上、今回は病院裏事情の話でした。貴方の街の先生方は一体どうでしょ〜、ではまた次回 バイバイ(^_^)/~
『加登長』は何店舗かあるらしく、テレビで紹介されたのはこの店じゃないけれど、ここが総本店と言う事で訪店。元々は航空自衛隊基地のある小松市が発祥らしいのだが、今はその地に加登長はないらしいです
おしぼりに気がいってしまい、うどん自体はどーでもよくなってしまったキムニィ(店主さん失礼しました、普通に美味しかったです…)、このおしぼりを使用してる店は全国にたくさんあるでしょうが、何しろ初体験だっただけに感動してしまいました…
以上、報告オワリ!
キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)
追記)