既往歴と現病歴って…
一般の方には超どーでもいー話(言葉)ですよね…ですが、この使い分け、救急隊にとっては極めて重要
医療従事者であれば常識で、確実に知っています。では、そうでない方にお話しましょう。
既往歴と現病歴って…
一般の方には超どーでもいー話(言葉)ですよね…ですが、この使い分け、救急隊にとっては極めて重要
医療従事者であれば常識で、確実に知っています。では、そうでない方にお話しましょう。
久しぶりにキムニィの食レポ、いっちゃいま〜す!
ところは東北、山形県山形市
山形と言えば、ラーメン消費が全国一のラーメン大国。当ブログでも紹介してきましたが、今回は冷やしラーメンなるものをお届けしましょう
JR山形駅から徒歩15分ほど、市街地中心にある栄屋本店、ここは冷やしラーメンを考案した、つまり元祖とされています。














キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)
オマケの話)
山形市ってのは、戦争中に空襲を受けなかったため、市内のあちこちに大正・昭和初期の建物が残ってますよ〜、ヤラセ建物じゃなく、ホンモノ!
交通事故による救急出動、実はこんな例もあるのです。
交通事故の要請現場は基本的に道路、それ以外に大きな商業施設の駐車場なんてのもありますが、家、つまり自宅からの交通事故の要請もあったりします。
運命のいたずらって、あると思います?
始動救命士キム、現場の経験値はかなりになりますが、何とも切ない運命のいたずら…的な現場に遭遇したことがあります。
その話は今から20年以上前に遡ります。
晴れた日の昼下がり、とある中華料理店から救急要請、内容は「男性客が意識を失って倒れた…」というもの。
現着すると、身体の大きな男性が店内に倒れている…その原因はすぐ判りました、心肺停止です。
当時は今と違い、現場でアドレナリン投与(一般の方に判りやすく、乱暴な言い方をするなら心臓を動き出させる薬)を行えませんから、ナルハヤで病院へ搬送する事が良しとされていました。もちろん、しっかり心肺蘇生を試みるが前提です。
と、ここで、この男性には助かるチャンスと言えるサインが現れました。電気ショックを行え!と言う音声メッセージ。心臓に復活のチャンスが残っていたのです。しかも、何度電気ショックを行ってもメッセージが継続(医師から何度でも電気ショックを行えの指示)、たしか7〜8回は除細動を試みた記憶があります。
結局、心肺停止の状態で病院到着、傷病者に接触してからおおよそ15分後です。今、言うならショック抵抗性Vfだった訳です。
が、この男性、驚くなかれ、救命センターでの処置の甲斐あって、心拍再開、意識も戻り、後日、軽快独歩退院の転機に至ったのです。救急隊接触直前に心停止となったため、胸骨圧迫(心臓マッサージ)の効果が最大限に現れたものでした。
と、ここまでは大変嬉しいお話でした…が、が、が…
この後、残酷な結末が彼を待ち受けていたのです。
男性を搬送した救急出動からおおよそ一ヶ月後、当直勤務を終えようとした日の朝、一緒に現場対応した部下から「キムニィ主任(当時は主任)、これ見て下さいよ…」と手渡された朝刊。
そこには『◯◯歳男性、歩行中、乗用車にはねられ、病院に搬送されたが間もなく死亡』の記事。
この男性、かなり珍しい苗字で、年齢、住所も一致…そう、この男性、ラーメン店で心肺停止となったあの男性だったのです。
せっかく助かった命だったのに、一ヶ月後、まさかの…でした。汗だくになりなが、頑張って胸を押し続けた救命活動、アレは一体何だったのだろう。運命では片付けられない切なさを今でも思い出します。
人生、判らないものです…ね
僕んとこの消防には6台のはしご車があります。
そのうちの1台、屈折タイプのはしご車(20メートル級)をホンのちょこっと紹介。






物騒なニュースが飛び込んできました。
野生の熊に人が襲われるソレ。
以前は山菜採りの最中、山中で被害にあうというものが主でしたが、最近は市街地まで熊が出没。昨年は北海道で新聞配達の男性が熊に襲われ命を落とす悲劇もありましたが、昨日は福島で街なかの工場内に熊が進入といった信じられない出来事も…

熊による人的被害については、過去ブログNo.1153くま外傷でお伝えしたとおり。
で、そのつけ足しになります。
僕は全国に救命士ネットワークを持ち、医師とも結構な付き合い&知り合いがいます。そんな中、秋田で長く救急診療を行っていた先生から、興味深い話を聞かせてもらいました。
医師「熊って左利きが多いのかな…」
キム「何ゆえ?」
医師「皆、右顔面をやられるんです」
キム「ふむふむ」
お判りですよね、熊と対面して向かって右側、つまり熊は左手(正確には左前足)で一撃を加える…というもの。
故に熊は左利き?となるのです。中華料理の世界では右手が重宝されるようですが(右手でハチミツを舐める説もあるが真偽は不明)、この点で言えば右利き。が、くま外傷の視点から見れば左利き???
秋田で診療した医師が、たまたま偶然、連続して右顔面(右半身)を負傷した患者に当たっただけかも知れませんが、それにしては多すぎるってお話でした。
北海道生息のヒグマより体長が一回り小さなツキノワグマでさえ、一撃で命を落とすことがあるくま外傷、怖いです。愛されキャラのくまのプーさん…実態はちょっと、いや、かなり違うようですね。
では、また ($・・)/~~~
追記)
ぜんぜん話は変わるけど、アフリカなどの獣害では、カバによるものが多いそぅ。ノンビリ愛らしいと思ったら大間違い。極めて凶暴…ライオンに襲われて死ぬなんてのは稀らしい…です。
暑くなりましたねぇ、今年もいよいよ地獄の夏がやってくるかと思うとゾッとします。熱中症、どうか穏便に…
では今回の話題へ…
こんなメールが僕の元へ…アレレ、オレ、使ったっけ???
画面をスクロールすると、現れたのは49850円と言う、高くもなく安くもない絶妙な額、もしかしたら、僕の勘違いでカードを使用していたのかなぁ…と






















まぁ、これはホンモノなんでしょう、信じます
救急出動でよくある腹痛。
救急隊にとり日常茶飯時の一つの腹痛には、命に危険が迫るものから(滅多にない)、入院することなく痛み止めを処方され帰宅するもの(これが一番多いかな)まで様々。
腹痛の場所もお腹の上の方、下の方、真ん中、左、左下、右、右下と、これまた様々。
腹痛の原因は病院での検査後に病名として判明し、治療に繋がりますが、救急隊も経験則から現場でおおよそ病名が推測できるものがあります。代表例が尿管結石で、右若しくは左の下腹部、側腹部、更には背中、腰に激烈な痛み(痛みに強弱がある)があり、尿が赤身がかっている、過去に尿管結石をやった事がある…これ、ほぼほぼ確定と言って良いものです ← 因みに尿管結石自体、耐え難い痛みですが(僕も尿管結石の経験者)、今すぐ命に危険が迫る状態ではありません。
はい、相変わらずブログさぼり癖爆進中の始動救命士キムです。
さて、今回はショートあるある…ではなく、ないないです。
昨年は秋を通り越して一気に冬!みたいな感じでしたが、今年は春を通り越して一気に夏!なんてことになるのでしょうか?
と、前置きはほどほどに、前回は消防警戒区域のお話でしたが、その続きで火災警戒区域のお話です。
両方とも似たような響きで、テープ(ロープ)を張り、ここから中へ入ってはいけません的なものであるのは同じです。
でも、消防警戒区域は火災現場で消防吏員や消防団員が行える行為…で…す…が、一方の火災警戒区域は、その性格が前者とは異なります。
これは火災が発生していない状況が大前提。今、ココに火災が発生する可能性が大きく、大きな被害が出ると予想される場合にだけ行える権限なのです。
例えるなら、ガスの臭いが漂っているとの通報で消防隊が到着、コレは超ヤベーぞ、引火爆発したら大災害になっちまう…と判断した場合に、テープ(ロープ)を張って、区域内への出入りを禁止、そして区域外へ退去させる、更には区域内での火の使用を禁止させることができちゃうのです。
火災警戒区域の設定は消防法第23条の2に明記され、同区域を設定できる者は消防署長(若しくは消防長=警察でいう県警本部長)と定められています。その理由は、火災警戒区域は火災が起こっていない現場から退去を命じたり、火の使用を禁止するなど、憲法で保障されている基本的人権を無視する行為ですから、消防人として経験値や豊富な知識が必要とされる者にのみ与えられる権限で、誰でも行えるものではないから…と…言いたいところですが、署長から委任を受けた消防隊員、消防団員であればオッケー、つまり実際には消防警戒区域の設定者と同様、署長でなくとも権限を行使できるという訳です(笑)
そりゃそうでしょ、119通報で現場に出向くのは署長ではなく消防隊員です。その消防隊員が「やべ~、超ガス臭ぇじゃん!」と思っても、直ぐに市民を避難させたり、火を使わないで!と言えないなんてあり得ません。ですからそれを見越して事前に署長からこの権限を委任されているという訳です。
消防警戒区域と火災警戒区域は、消防職員の昇任(昇級)試験では絶対におさえるポイント。問題として出し易いし、まぁ、間違える人はあまりいないサービス問題かな。
繰り返しますが、火災警戒区域の設定は安易に行えません。因みに僕が隊長でこの権限を行使したことは未だなし(隊員としては経験済みですよぉ)。
参考として、激ヤバの火災警戒区域内では拡声器や無線機の使用もアウトなんですよ。電池を含め電気の力を必要とする電子機器のわずかな火花が引火爆発の誘因ともなるからです。
今月も大隊長となる日がありますが、火災警戒区域を設定するような現場がない事を祈って…また次回 (^_^)/~
オマケの追記)
火災警戒区域の設定に従わない者には、罰金や拘留などの罰則(消防法第44条)もありますよ〜