救急出動では頭痛、胸痛、腹痛、腰痛…と言う具合に、身体のあちこちの痛みを訴える傷病者が多くいます。


その中の腹痛は、上腹部(大雑把に言うならヘソの少し上)、側腹部(わき腹)、季肋部(わき腹に近い=説明しずらい)、臍部(ヘソ周辺)、下腹部のように分けられます。


そして、痛みの場所・性状で、僕ら救急隊もある程度診断(病名)がつき、それを元に対応できる病院を選定するのです。


ではここで、特徴のある腹痛のお話をしましょう。


下腹部痛の要請で現場に到着すると、苦しそうに下腹が痛いと訴える男性。


観察すると下腹部は硬くパンパンに張っている状態。聞けばオシッコが出ずらく殆ど出ていないと言う…そう、これは尿がお腹に溜まって張りと痛みを訴えるものて、そのものズバリ「腹が張って痛い」と言う人が多くいます。この、腹が張る状態を膨満感(膨満症状)と呼び、救急隊が病院連絡時に「〇〇歳男性、下腹部の膨満感、尿が2日出てない…」などと伝えるのです。


この状態を尿閉と呼び、病院で尿道から管を入れ、溜まった尿を排泄すると、嘘の様に痛みと膨満症状はなくなり、そのまま帰宅となる訳です。僕は経験がないので判りませんが、結構辛いみたいですね。


でも何故か尿閉で要請される人の殆どが男性かつ高齢者。前述のとおり、オチンチンに管を入れ、オシッコを出せばとりあえず処置は終了。その後は尿閉に至った経緯を元に診察が継続される訳ですが、世の御婦人方、絶対ではないので安心するなかれ、明日は貴方かもしれません…よ。オマンマに管など入れられぬよう、ご注意を…(笑)



追記)

尿が出ない症状(病態)にはもう一つあります。それが乏尿と言って、尿自体を生成できなくなるもので、尿が少ししか排泄されないのです。酷い時は無尿と言って、ほぼ尿が出ないなんてのもあります。本来排泄されるべきものが体内に溜まる訳ですから、尿閉(溜まった尿を出せば良いだけ)と違いちょっとばかり心配なのです…

消防が行う救急業務には、事故種別なるものが存在します。


急病、交通事故、転院搬送、一般負傷、労働災害、運動競技、自損行為、自然災害、火災、水難事故、加害(殴られた、刺された、撃たれた…)、その他…などと細かく分類されています。詳しく知りたい方は過去ブログNo.476 事故種別をご覧ください。


今回は事故種別の中で、どれに当てはめたら良いの?と思われる出動があったので、お伝えします。


悩ましい事故種別の分類に関しては、過去にあった特異な事例について協議するなどし、質疑応答と言う形で答を出しています。



が、が、が、しかし、質疑応答でも予見できないような救急事故がありました。


僕の隊ではないのですが、走行中の車から乗員が転落という事故…もちろん、ただの転落じゃありません。


助手席に乗車中、運転者と激しい口論になり、発作的に走行中のドアを開け下車しようとして転落したのです。さて、これは交通事故?一般負傷?それとも自損行為?


非常に難しいところで、救急報告のバイブルとも言うべき質疑応答集にも記載がありません…と言うか、こんなの想定外。


もちろんケガはしており、病院への搬送は言うまでもありませんが、出動報告書を作成する段階でどうしよう?と言う事になったのです。


故意に飛び降りてのケガなので交通事故ではなく、警察も交通事故として扱いません。飛び降りる際「死んでやる」と言ったら自損行為。逃げ出そうとして降りたら一般負傷、飛び降りた後に別の車にはねられたら交通事故。まさかだけど運転者が突き落としたなら加害事故…


一般の方にはどーでも良い事かもしれないでしょうが、消防的にはチョットだけ拘る部分でもあるです。



で、答はと言うと…


ふふふっ、あえて封印。

皆さん、不完全燃焼の形でモヤモヤお過ごし下さい…(笑)(笑)(笑)



追記)

実はかなり前に僕も同じ事故に出動してました。この時もケンカが原因で飛び降りちゃったんですね。頭部外傷で結構なケガだったため、大きな病院へ搬送した事を覚えてます。もちろん、交通事故扱いにはしませんでした…警察(交通事故処理車)も来ましたが、こちらも同様でしたよ。

鬼暑の夏が嘘のように夜は涼しく…いや、昨夜の出動時は肌寒さも感じるほどに。


にしても人間とは勝手な生き物で、夏は暑い、冬は寒いと騒ぎ立てるのですから不思議です、あ、僕もだっ(笑)



では本編。今回は超長文です、飽きた方は遠慮せずスルーされてください(笑)


パリ五輪&パラリンピック、いつの間にか終わってました。競技の判定を含めた文句もありました。運営にイチャモンつけるのも予想どおり。とは言え有観客開催で、一応の盛り上がりは見る事ができましたし、日本の金メダルラッシュに湧いた大会でもありました、めでたしめでたし。

 

ではここで、3年前のコロナMax下で行われた東京オリンピックを振り返りたいと思います。


思い出すだけでゾッとするマスコミの非難の雨嵐。是が非でもオリンピック中止に…そして政府の悪口、文句しか聞こえてこない…その矛先は総理大臣。誰が総理になろうと、この構図(マスコミが口火をきって非難、その後はSNSの援護射撃)は繰り返されます。最後は『支持率低下…』に落ち着く訳ですょ(笑)


キムニィは当時の政府批判非難、五輪中止の連呼をスクラップしておきました。ご覧ください(苦笑)


怖い怖い、コロナは怖い!

五輪組織委員会会長の森喜朗さんを吊し上げにしてたけど、ごく一部、ちゃんと業績を評価する人もいる訳ですよ…報道は絶対されないけど。


すったもんだの聖火リレー、こんな事故もあったんです。



ネット上は怒りの渦と言うけれど、一人でいくつもアカウント持って、一斉口撃ですから。

なぜ、これが自然破壊???伐採した訳じゃなく、剪定しただけ。

こんな人もいましたねぇ(笑)

さすが、朝日新聞(笑)

日本、滅んでまっかぁ???


善意で台湾に送ったワクチンにすら文句。

あおってます、あおります、そして五輪は中止に…

コメントするのは良いけれど、この一言はどうみてもダメっしょ。


こうなる訳よ。


もう、訳判らんコメントも(笑)

収束する訳ないのを判っていながら、何故、こんなアンケート?

オリンピック見たくないってコメントも沢山ありました…で、SNSでまともな返答も…


医者いねいじゃん(笑)
数名の活動を多数に見せかけてるし…

これオモシロイ…
反対派の運動、これこそ正に密。

なんでこんなの報道するのか(苦笑)

専門家有志の会…恐ろしすぎる会。

散々文句言って、煽り続けておいて、イザ開催となるとガッツリ中継する(笑)(笑)(笑)

頼む、恐怖を煽らんでくれ。

以下のSNSのコメント見て下さい、もう、見てられんわ。





この人も叩かれました。
犯罪犯した訳じゃないのに…

挨拶文にまで文句。

芸能人も巻き込まれます。

何言ってんだか…

これ、面白いよね。
パリ五輪では選手村について散々批判を受け、東京と比較されてましたね。当時は東京の選手村が散々叩かれていたのに、今では東京の方が断然良かったって…

中止に追い込みたい…何としても。

参りました、ゾンビ登場。


寂しい夕べ…



サンデーモーニングでオリンピックを取り上げる?調子良すぎ(笑)

う〜む…

正にそのとおり!

正にそのとおり!

正にそのとおり!

なんなんだ、この知事?

凄っ、凄すぎる!

と、まぁ、長々と当時の報道をスクラップしといたんですが、単なる風邪扱いとなった今となってみると…ですよね。

因みにブログでも言い続けてきましたが、僕は騒ぎすぎ派でありました…ではまた(^_^)/~

消防団をご存知ですか?


家族(父、夫、息子…)が消防団員って人は理解出来ていると思いますが、消防団と消防署は基本的に別もの、別組織。


消防組織法という消防の幹とも言うべき法律の中で市町村は消防団を設けなければならないと明記されており、これが消防団が存在する大義名分となります。


消防団は普段は別の仕事に就いていて、火事や水害など災害が発生した際に、消防活動を行ってくれる組織であり、そのトップである消防団長は市町村長が任命し、部下とも言うべき団員は、市町村長の承認を得て団長が任命します。


消防団員の任務と言えば、冒頭に伝えたとおり災害対応ですが、専門職とする僕ら消防職員とは違い、現場へ向かうにしても遅れます。


つまり、現場到着が遅れるのは必然で、火勢鎮圧、鎮火後に到着なんてケースもかなりあります。ならば消防団など不要では?と言った考えがあるかもしれません…が、しかし、消防団なくしては消防活動が成り立たない災害があるのも事実です。火災に絞ってお話するなら、山林火災、河川敷火災、更には大規模な住宅火災など、マンパワーが必要な火災に消防団は絶対不可欠。ホントに助かる存在で、普段は別の仕事に就きながら、危険を顧みず災害対応に立ち向かう団員には頭が上がりません。



消防団には少額ながら手当も支給されますが、とても生計を立てられる額ではありません。市町村によって額は異なりますし、消防団員には階級も存在するため、それも影響してきます。


また、災害現場で負傷や不幸にして亡くなった場合(死亡事故例も少なくなく、雲仙普賢岳の火山災害では多くの消防団員が殉職されてます)、市町村が公務災害補償をしなくてはなりません。これも法律での定めがあるのです。



英語でボランティアコープとも呼ばれる我が国の消防団。最近の問題は何と言っても団員のなり手が少ないことで、定数に満たない市町村が殆どと言った現状です。少子化の影響もありますが、各自治体ではいかにして消防団を増やせるかが消防行政課題の一つとなっており、外国人の登用や女性消防団員の採用など、知恵を絞っているのです。



消防団については、もっともっと語りたいところですが、長くなるのでこのへんで…では、次回お会いしましょ (^_^)/~



追記)

近年の消防団は、車両や防火衣も最新のものが使われるなど、一見、消防職員と見分けがつかないところもあります。が、火災現場で一目で判る消防団員と消防職員との大きな違い(見分け方)を言うなら、空気呼吸器を背負わないこと。空気呼吸器を所持している消防団があったとしても、十分な訓練などできるはずもなく、命に関わる危険な屋内進入は絶対と言ってよいほどありません。ここは本職の消防隊、救助隊が担当するのです…はい。

救急隊への妨害行為と題したブログ(No.1164 救急隊への妨害行為)を少し前にアップしたと思いますが、これはその最上級たるお話です。


今からおおよそ20年前の話、驚くなかれ、これ、正真正銘の実話です…


ところは福岡県北九州市(小倉)。

『オートバイの転倒事故、ライダーが負傷』との通報で駆けつけた救急隊。現場には骨折したライダーの男性…事故の起因は犬を避けようとして転倒。通常であれば救急車内へ収容し、処置を行い速やかに病院搬送…と、なるはずでした。

が、その日は少し違っていたのです。ライダーの近くにはぐったりした犬が横たわり、周囲には一目でソレと判る数名のいかつい男性、地元地区を仕切るいわゆる反社のメンバー。その数は増え、救急車を取り囲むようにしてある要求を突きつけたのです。それは「犬も病院へ連れて行け」と言うもの。

救急隊は拒否したものの、恫喝や救急車を蹴り出すなどの妨害行為も行われ、最終的にはライダーの男性と犬を一緒に乗せ、病院へ搬送したのです。

もちろん、病院到着後、犬を治療するはずもありませんし、そもそも助かる見込みのない状態。この犬は反社チームのリーダーの飼犬で、何とか犬を助けたいとの動物愛護の一心から、このような行動にでてしまったようです。

にしても、ケガ人と共に犬まで運ぶとは前代未聞の出来事。


この時の救急隊員が、救急救命九州研修所(消防職員を救命士に育てあげる養成所)の仲の良い同期生で、救命士として活動を始めて間もなくの出来事だったのです。

この話題は全国ニュースとなり、テレビでも報道されました。同期会の際に「〇〇ちゃん、なんで犬を一緒に運んだの?あれはさぁ、どんな理由があろうと、拒否しなければダメじゃん?」と、問うと「キムニィさん、それは現場を見てないから言えるんですよ、ホントにヤバくて怖かった、アレだけの男性に囲まれたら…隊長は連れて行かれちゃうし…」との事。

この同期救命士、今はソコソコのポジションにいるのですが、彼が言う事に同期も皆、納得。そうなんですよ、綺麗ごとだけの現場じゃない現実が存在するんですね。

因みに負傷したライダーは、搬送中の救急車内で震え上がっており、自分のケガの心配どころではなかったそうです。でも、よくよく考えれば、法律的にライダーに過失はなく、それどころか道路に飛び出した飼犬の管理責任が問われ、ケガの治療費やオートバイの修理代等の支払い義務も生じるんじゃなかったかな。このライダーもある意味、もらい事故、気の毒に思えます。

今は暴対法など法律が強化され、全国的にも反社の方達の影響は影を薄めつつある感じですが、当時はまだ恐れられる存在でしたから、対応した救急隊もさぞかし大変だったと思います。


自分ごとですが、僕も反社のリーダー格の関係者(妻)を搬送する際、その部下達から「何やってんだよ、とっとと〇〇病院へ連れて行けよ!」と詰め寄られた事があります。怒号の飛び交う現場でしたが、その時、隊長である僕は毅然とした態度で「黙ってろ、処置してんだよ、邪魔すんじゃねぇ!」と大声で言い返してやりましたよ…心の中で…


と言うように、一般常識の通じない者もいる現場に対応するので大変です。人対物の火災と違って、救急は人対人なので、臨機応変な上手い対応が要求される訳です。


犬を搬送…僕が隊長であっても、そうしたかもしれません。今でも同期の集まりでその話題が出る事があり、笑い話となってますが、当時を思うと大変なご苦労だったと思います…お疲れ様でした。


以上、あり得ないようなホントの話でした。詳しく話ししたいところですが、これ以上は守秘義務。報道された範囲内に留めておきます。この事故、いや事件は救急車・犬搬送・逮捕等のキーワードで検索すると、直ぐに出てきます… (⁠・⁠_⁠・⁠;⁠)

不慣れな救急車…


どーゆーことかと申しますと、普段乗り慣れている救急車が何らかの事由で別の救急車が代用となった場合、結構やりづらい…とゆう話。


まぁ、これは救急車に限った事じゃなく、日常生活でも同じですけどね。



つい最近も、我が救急車が整備に入るため、その間、代用の救急車をあてがわれました。


こちらがあてがわれた救急車の内部。

天井部には感染防止用ビニール製の幕が束ねてあります。これもまた、各救急隊それぞれのオリジナルで、個性が出るところ。

僕らの救急車にはこんなもの設けてません、だって◯▽□◎▷だもん(笑)

モニターは日本光電製、僕の救急車はZOLLです。

これは特定行為ケース。見た瞬間、あぁ、あまりやらん救急隊やなぁ…と感じます(笑)

そして外傷セット。

かなり昔、僕も外傷バックを分けていた時がありましたが、コレって特定行為セットと外傷バックは一つにまとまるんです…いや、まとめるべきなんです。

こんなに沢山詰め込んでも、余程の外傷でない限り使い切る事はほぼ、いや、絶対と言って良いほどありません。

現場に出向く際、手にする資機材は必要最低限且つ効果的なもの、これが理想。


今、僕の消防のCPA(心肺停止)対応は、デマンド(酸素)、ZOLLのモニター(AED)、吸引器、特定行為兼外傷セットバックの四つの資機材を隊長、隊員、機関員(運転手)がそれぞれ手にして現場に一斉に出向き、ストレッチャー(担架)搬送は二の次。まずは点滴をとりアドレナリンの使用で、同時に挿管またはLTによる気道確保…その間は消防隊(CPA事案は消防隊が出動し、救急隊のサポートに入る)が、胸骨圧迫や自動式心臓マッサージ機を装着、それが終わって搬送に移ります。


話が脱線しましたが、この救急車の資機材配置は整い過ぎの印象。実際、見た目はキレイに収まってますが、いざ、本番って時にはどうなんだろぅって感じました。


そりゃ、汚いよりはキレイにまとめるにこしたことはないものの…言いたいこと判るかな、要は花より団子って事。もちろん、団子とて最低限見た目も必要ですけどね。



以上、今回はビミョーに専門色の強い内容でしたm(_ _)m

ジョーブログをご存知?

有名なユーチューバーですが、この方のブログは基本的に廃墟巡り。かつて栄華を誇った繁華街、温泉街、遊技施設、ホテル、商業施設などが、廃業等により廃れきった現状を伝えるもの。


その人気ユーチューバーが訪れたのが、栃木県の山あいにある鬼怒川温泉郷。首都圏から東武鉄道で一本の地理的優位さも手伝って、大盛況だった鬼怒川温泉も、バブル崩壊で奈落の底へ…ネット検索すれば、すぐに鬼怒川温泉廃墟の画像が出てきます。


その鬼怒川温泉にジョー君がステイした際、訪れたのが居酒屋しげちゃんです。


鬼怒川温泉駅(駅周辺は活気が戻りつつあるみたい…)からは微妙な距離、徒歩だとキツイかな。にしても、凄い造り、ほったて小屋にも見えるぞ(笑)

鬼怒川で一番古くて汚い店、こう豪語する大将は80歳近い年齢、快くポーズをとってくれます。

「ジョーブログを見て訪ねてきたんだ」と伝えると、似たような人がたくさんいるそぅ…カウンター席しかない小さな店内は恐らく定員5〜6人。

壁にはジョー君の写真が貼られてました。

撮影して良い?と聞くと前述のとおり、このポーズをとってくれます。

茶目っ気たっぷりの大将、この人柄にジョー君惚れ込んだんですねぇ。なんと、懲りずに2回、この店訪問してますから。

一応、食べ物を紹介しときます、やきとり500ウォン…ではなくエン。

しいたけ(400円)、可もなく不可も…

もつに(500円)、可もなく不可も…う〜ん、少しスカスカ(笑)

もつにと表したのは、店内のメニューにそう書かれていたから。

味は可もなく不可もなくだけど、如何せん内容物(モツ)が少なッ(⁠ب⁠_⁠ب⁠)

こちらはサービス。

なんだかんだ言って、完食したけど、胃腸が大丈夫か少し不安との闘いともなりました…何せきたな…いやいや、綺麗ではないですから(笑)

でも、結果は帰宅後含め、異常なし!

大将のボトルもあります、客から貰ったそぅ(笑)

ジョー君イチオシの店ですが、ズバリ勇気をもって訪店してください(笑)。冒頭にも伝えたとおり、大将自身も鬼怒川温泉一汚い店と豪語しているように、認めてます。

僕はマレーシアやタイ、インドネシア、フィリピンにある、日本人観光客があまりこない離島が好きで、地元民しかいない海沿いの屋台などで飲食した事があり、この時、衛生面で酷い思い出もありましたが、まぁまぁソレに勝らずも劣らず的なシゲちゃんです(笑)(笑)(笑)

にも関わらず、客が通うのはやはり人柄かな。この大将、とにかくオモシロオカシイんですよ、人を引き付ける何かがあるのでしょう。この日も僕以外に東京からユーチューブで知って、訪ねてきた男性がいましたから…

ジョー君イチオシです、とてもじゃないけど判定できません↓↓↓(笑)

キムニイのオススメ度指数…??? (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)


もう一度言っておきます、潔癖症の方、清潔なトイレを好む女性は、遠慮された方が良いかもしれません。キムニィはギリギリでした、でも、ホントに楽しかったけどね(笑)(笑)(笑)

では、また(^_^)/~


追記)
ここ、外国人観光客にも人気みたい。シゲちゃん、わざわざ写真やお礼の手紙を見せてくれました、恐るべしYouTube。それと、昔だけれど、坂上忍も来た事があるんですよ、こちらも写真を見せてくれました…とにかく不思議な店です。

9月に入り、ウソのように朝夕は秋を感じさせる陽気になってきました。但し、陽射しが出れば気温も上昇、まだまだ熱中症に注意が必要。因みに救急隊が行う熱中症調査報告(このデータが遅滞なくマスコミに伝わり、皆さんの元へニュースとして届くのてす)は10月まで続きます…お上からの指示。



さて、話題を変え、飲み歩きコーナー!


今回は久しぶりのアタリ!の店を紹介。ところは埼玉県浦和市…じゃなかった、政令指定都市のさいたま市(大宮市と浦和市が遥か昔に合併、強大なさいたま市となっている)。


中浦和駅に隣接する居酒屋で、ロケーションは良好、その名はカモメ荘なり。


入口、雰囲気も良いでしょう〜、期待がもてます。

ここは靴を脱ぐスタイル、店内はほんのり薄暗い感じ、カウンターはもちろん、卓席もあります…カタログデータ50席。

この店、日本酒オシ?

フードもまぁまぁ良さそう。

面白いのが箸置きで、これ、ラムネなんですよ、こんなん初めてですわ(笑)

一応、メニューの端っこにウンチクが…

何より嬉しい醤油陣、自称半分九州人のキムニィにとり、刺身用の甘い醤油は必須アイテム。

いよいよ本編、まずは瓶ビール、赤星(税別550円)

次いでカモメ荘のポテトサラダ(税別490円)

半熟卵がね、アクセント、ポイントだね、美味いっ!

刺身、梅盛合せ二人前(税別1280円)

アップで…新鮮さが伝わるでしょう。

しっかりしてましたよぉ、お刺身さん。

九州の甘い醤油と相まって、旨さアップ!因みに九州人って、マグロ(赤身)はあまり食べないんですよ、基本的には白身です。

海なし県の埼玉ですが新鮮、現代物流に感謝感謝感謝。

普通に美味しいです…

そして、本日仕入の朝採れ野菜(税別590円)

これはね、目で旨さを感じちゃう一品。オーナーさん上手い事やりおったねぇ。

そして生まれて初めての牡蠣のなめろう(税別690円)、のりを巻いて頂くのですが、これがまた美味、日本酒に合います!

ライスワイン(日本酒)は滋賀県の七本槍(半合490円)ってのをチョイス、ネーミングに引かれついつい…スーっと喉に吸い込まれていきました、悪くない。

会計はこんな感じで…満足です。


清潔感ある店内は、若い客が多い気もしたけれど、バカ騒ぎするような雰囲気の店ではない印象。たまたまだったのかは初見なので判りませんけどね(笑)

接客も丁寧で問題なし、素直にオススメできるかな。また行きたい店の一つになりました。滅多につけない飲み歩きコーナーでの★★★、ご馳走さまでした\(^o^)/


キムニイのオススメ度指数…★★★(超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)

凄っ!


栃木県の鹿沼市ってとこで、今年6月に行われた市長選挙。


候補者のポスター(チラシ)が凄いんです!



って言うか、当時、ネットで密かに話題になっていたようですが、僕はつい最近このニュースに気付き、ド肝を抜かされました!


そのポスターがこちら↓↓↓


これ、ヤバくないですかぁ…

思わず吹き出しちゃいましたよぉ〜、桜木花道を探しちゃいました(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)


この中の顔ぶれは現職の栃木県知事、そして総裁選に立候補予定の自民党の茂木幹事長(栃木選挙区)も含まれてます、これ、凄すぎです(笑)(笑)(笑)

著作権とか、いろいろ問題ありそうだけどさすがに根まわしはしたのでしょう…でも、僕的にはこのくらいのユーモアは有りと思いますよ。

因みにこの立候補者は残念ながら落選したみたいですけど…ね。

以上、ホッコリする話題でした。

皆さんこんにちは。


今日はちょっと変わった目線での救急のお話、その名も妨害行為。なんとなく想像つくと思いますが、読んでみたとおり、救急隊への妨害行為についてです。


まず、どんな妨害行為があるかと言えば「血圧なんてどうでもいいから早く運んでやれ!」みたいな取巻きからの妨害や、傷病者本人が「早く病院へ連れて行け!」と暴れてしまうケースで、これには飲酒絡みや精神疾患をもっているなど、正常な意識状態でない場合も関与します。


でもね、実はこれら妨害行為に対しては、我々を守ってくれる法令があるのをご存知ですか?


では、我が法治国家・ニッポンが誇る法令をご紹介しましょう。


①刑法204条 傷害罪

これ、説明不要ですよね、人を傷つけたりしちゃいかんのです、はい…


②刑法208条 暴行罪

傷害罪と混同しやすいですが、こちらは殴ったり、蹴ったり、突き飛ばしたりしたけど、身体が傷つかなかったケースが該当します。つまり傷害罪の一歩手前みたいな感じかなぁ…因みに物を投げつけられるのも暴行罪に当りますよ。


③刑法222条 脅迫罪

これまた読んで字のごとくで、例えば救急隊に対して「ただじゃおかねぇーぞ」とか「お前の家探し出すからな!」みたいなのは完全にアウト〜!


④刑法231条 侮辱罪

これは「医者でもねぇクセしやがって、オメーら運び屋だろーが!」みたいにバカにするような言動もこの罪に当たります。


⑤刑法234条 威力業務妨害罪

こちらは威力、つまり実質的に力を振りかざして救急活動を阻害する行為が該当します。救急車内で暴れるのはもちろん、度を超えたクレームで声を張り上げ、活動に支障きたさせる場合もこの罪が成立する可能性がありますよ。


⑥刑法261条 器物損壊罪

これは説明不要でしょう。物を壊しちゃアカンのです。救急車を蹴ったり、内部の救急資機材を破壊するのも完全アウトっす。損害もキッチリ請求します!


と、まぁ、思いつく法令をざっと並べてみましたが、他にも多くの法令に守られ且つ後ろ盾となって、僕たちの救急活動が成り立っている訳ですね。これらは本来、救命士(隊長)として知っておかねばならないものですが、残念ながら、実際には関係法令を熟知してない者もたくさんいる現実も存在しちゃうんですねぇ…でもご安心を、キムニィは大丈夫(^_^)v


それでは、また、次回、続きを…