仁木町でワインと料理のペアリングを楽しむ!

〜私はひたすらワインしか飲まなかったけどね!

ワイリングウォークフェスNIKI 2025(Wine + Pairing +Walk + Fes)

~ ワインと食の感謝祭 ~part1

 

【開催概要】

日時:2025年7月13日(日)10:30 〜 15:00(受付は10:00〜13:30)

*⾬天決⾏(荒天で開催を中⽌する場合は、前⽇7/6(⼟)13:00頃にお知らせいたします。)


場所:北海道余市郡仁木町旭台148~北海道余市郡仁木町旭台306


受付:仁⽊町⺠センター:北海道仁木町西町1丁目36-1

参加チケット代:3,000円 (クレジットカード決済のみ)

 

【開催概要】

ワイリングウォークフェスNIKI 2025では、ドメーヌアルビオーズまたは、NIKI Hills Wineryの2か所をスタート会場として、Domaine Bless、naritaya、仁⽊集会所を含めた計5会場に11 社のワイン⽣産者と飲⾷店が出店予定です。
参加者には約1.7kmの範囲に点在する各会場を徒歩で巡りながらワインとペアリングフードを楽しんでいただきます。

 

【参加ワイナリー・農家】

TOMAPU FARM 、ドメーヌ アルビオーズ 、Domaine ICHI、Domaine Bless、naritaya、合同会社 仁木産業振興社、NIKI Hills Winery、North Creek Farm、pur.、Land scape、OneTune Wines

 

【主催】
ワイリングウォークフェスNIKI実行委員会

【後援】
仁木町

【協力】
一般社団法人 仁木町観光協会

 

「北海道仁木町のワイナリーを巡る、おいしい1日。」がスタート

 

2023年から始まった「ワイリングウォークフェスNIKI」ですが、今年も開催されました。

ワイリングとはワイン+ペアリングの造語で、ウォークフェスは歩いて、各会場で行われているフェスに参加するイベント。

昨年はチケットが即日完売したので、今回は募集人数を昨年の400名から500名へと拡大して開催されました。

まずは仁⽊町⺠センターにて受付をします。

チケット代には、グラスホルダー、リーフレット、シャトルバス利⽤料が含まれていますが、ワイングラスは付属して無いので、受付会場でレンタル(要返却・デポジット制)をしました。

レンタル代金は昨年は500円だったが今年は1000円に値上がりしてたのは、持ち帰ってしまう人が多かったからだろうか?

ドメーヌアルビオーズまたは、NIKI Hills Wineryの2か所のスタート会場にはシャトルバスで移動。

私はNIKI Hills Wineryからスタート。

ドメーヌアルビオーズからのスタートだと、一番標高が低い所から高い所に登って行く事になるので、最後の方には非常に疲れるからなぁ。

 

NIKI Hills Winery会場からのスタート

イベントのテーマである仁⽊町産ワインとフードを楽しむ!ですが、NIKI Hills Winery会場では、

【NIKI Hills Winery】Pinot Noir 2023×Aperçu(仁木)

★蝦夷鹿肉のロティ インカのめざめ 黒胡椒風味

【NIKI Hills Winery】NERIO Pet Nat 2024×ポンテルナ(仁木)

★庭園の休日フィナンシェ・デセール

【合同会社仁木産業振興社】NARI-YUKI Petillant Blane 旅路 2024×ワイン、ときどき豚(余市)

★北島豚ワインポークの冷しゃぶ アプリコットソース

 などのペアリングが楽しめました。

【NIKI Hills Winery】からの眺めもスバラシイです!

 

ワインと食の感謝祭と言うイベントの主旨からは逸脱しているのですが、私の参加目的はワインのテイスティングだけなので、食事は摂らずに、ひたすらワインを飲んでいました。

こんなに多くの種類の仁木町のワインを飲める機会は、なかなか無いですからねぇ。

スタート時の行列問題

開始直後のスタート会場のNIKI Hills Wineryドメーヌアルビオーズでは、どうしてもシャトルバスが到着するとバスから降りて、すぐに飲みたいので皆さんまずは並んでしまう。

なので、だいぶ混雑してしまい、最初のワインを受け取るまでに、だいぶ時間がかかってしまうのである。

解決方法はドメーヌアルビオーズまたはNIKI Hills Wineryの2か所をスタート会場を3か所(nariytayaを追加)に増やすことだろうなぁ。

そうすると人数も分散するし、ワインに並ぶ列も少なくなる。

私なんかはワインを受け取る行列が長すぎて【NIKI Hills Winery】を飲むのを断念してしまったくらいである。

たぶん秋のに開催されるイベントやどこかで【NIKI Hills Winery】は飲めるし、飲んだ事あるワインばかりだったから飲まなかったせいもあるのだが。

 

この会場でまず最初に試飲したのは、【合同会社 仁木産業振興社】のスパークリングワインの4種類の飲み比べセットであった。

【合同会社 仁木産業振興社】ナイアガラ

【合同会社 仁木産業振興社】旅路

【合同会社 仁木産業振興社】キャンベルアーリー

【合同会社 仁木産業振興社】レッドナイアガラ

いかにも委託醸造先がベリーベリーファーム&ワイナリー仁木らしい出来栄えで、こんなワインまだ作っているのか!と懐かしく思いました。

地産地消を目指すカジュアルワインがコンセプトなので、コレで良いのだろうなぁ。

ワインを変えるとしたら、まずは委託時醸造先を変えないといけないだろうなぁ。

 

前回は曇りで、多少の雨も降ったりしましたが、今回は晴天でした。

日陰に居ると良いのですが、風も無かったので直射日光が当たると実際の気温よりも暑く感じ、かき氷が食べたくなりました。

仁木集会所に行く前に、思わず寄り道してしまうところだった!

 

次の仁木集会所にレッツゴー!

ここでは【Domaine ICHI】【OneTune Wines】が飲めました。

まず飲んだワインは【OneTune Wines】DF/C# 2024。

前回飲んだファーストビンテージの【OneTune Wines】DF/C# 2023も良かったが、このワインもバランスが良いですねぇ。

今回もドルンフェンダーが主体なのかなぁ。

【Domaine ICHI】は人気があり、だいぶ長い行列が出来ていました。

私はまだ飲んだことが無かった【Domaine ICHI】ゲヴェルツトラミネール 2024を飲みました。

いま飲むには少し早いような気もしますが、鳥害のあった2024ビンテージとしては、上出来ではないでしょうか!

2025ビンテージは、生産量も増えるみたいなので楽しみです。

もし購入できたら数年は置きたいですねー。

北海道でもゲヴェルツトラミネールをリリースするワイナリーが少しづづ増えていますよねぇ。

 

仁木集会所会場でのペアリングは

【Domaine ICHI】ICHI-P 2023×HATAKE NO NAKA(小樽)

★北島豚フィレ肉のボイルコンフィ オレンジピールとカシューナッツマスタード添え

【Domaine ICHI】Blanc de Noir 2020×余市SAGRA(余市)

★クリスピーな昆布 白身魚とレモン 酸葉と2色の雲丹

【OneTune Wines】DF/C# ぴんどん 2024×Casa il solito(仁木)

★ブッラータとサラミのブルスケッタ さくらんぼと

 

そしてnaritaya会場へ

ここで飲んだワインは【naritaya】Asahidai 245 Riesling 2023Asahidai 245 Chardonnay Unwooded 2023でしたが、どちらもレベルが高いですねぇ。

両方とも生産本数が少なく飲む機会があまりないですが、なかなか良いワインです。

ファーストビンテージのAsahidai 245 Chardonnay Unwooded 2023ですが、生産本数が49本とは、さすがに少な過ぎるだろー!とツッコミを入れたくなりました。

あとは、今年から自社醸造になった【North Creek Farm】ソーヴィニョンブラン 2024も飲みましたが、自社醸造になり方向性が変わりましたねぇ。

コレから、こんな感じで行くのか?

私としては前の方が好きだったカモ🦆

今回も「ガチャガチャ」にチャレンジ!

naritaya会場では、オフィシャル缶バッジなどが入った、1回200円で出来る「ガチャガチャ」が設置され、当りが出ると仁木町の貴重なワインやグッズが貰えました。

前回は1回100円で無制限で、できましたが今回は200円になり、一人1回の限定になっていました。

13時位以降は無制限で、チャレンジできるになりましたけど。

私も4回ほどやりましたが、まったく当たらず缶バッチだけのゲット!となりました。

昨年当てた人がまた当てていたようです。

やっぱり私は運が無いよなぁ。

こういうガチャガチャやクジで当たった試しがないのである。

せっかくなので缶バッチは、さっそくグラスホルダーに付けて、次の会場へと向かいました。

 

 

naritaya会場のペアリングは

【naritaya】Asahidai 245 Riesling 2023×オーベルジュ・ド・リル・サッポロ(札幌)

★リースリングのジュレを縛った 夏野菜のコンポート

【naritaya】Asahidai 245 Blanc 2024×UNWIND HOTERU&BAR小樽(小樽)

★魚介のポシェ 地場産グリーンアスパラガスのムース 蕎麦粉のクレープ添え

【North Creek Farm】ゲヴェルツトラミネール 2024×ワインビストロカタバミ(小樽)

★北島豚・ニセコ産男爵芋・大葉のコロッケ

 

 

いよいよ、Domaine Bless会場へ

毎回、ここの畑に来ると思いますが、やはり綺麗ですよねぇ。

Domaine Bless会場で試飲できたのは、

【Domaine Bless】MUSUBI 2024

【Domaine Bless】MUSUBI 十二単 2024

【Domaine Bless】MIKOTO 2022

【Domaine Bless】Chardonnay  2024

【Domaine Bless】ITO〜糸〜 2023

5種も試飲できるのは良いですねぇ。

 

そして、今年から参加の【pur.】ピノ・ノワール 2023も試飲できました。

委託醸造先は山田堂で、2024ビンテージは熟成中で、まだリリースはされていないようです。

【pur.】はピノ・ノワールとシャルドネがメインでカベルネ ドルサ、ムニエ、ドルンフェンダー、トラミナー、ピノ・グリ、ケルナーなども栽培しているようなので、他のワインも飲んでみたいものです。

ちゃんとした会社なので、他の新規ワイナリーとは違う感じですねー!

 

しかし、開始から3時間以上経つと、さすがに疲れが出て来て、ドメーヌ アルビオーズ会場には行かなくていいじゃないか!と思ってしまうのだが、帰りのシャトルバスに乗る為には、行かないとダメなのである。

 

ワインのレポートを書きながら試飲していると「いやー、楽しんでますねぇ!」などと声をかけられますが「そんなに楽しい訳じゃないんです、どちらかと言うと苦しいのです。もう習慣になっているので止める訳にもいかず、仕方なくいつも書いているのです!」と言うのが本心なのです。

 

Domaine Bless会場のペアリングは

【Domaine Bless】MUSUBI 十二単 2024×Aki Nagao(札幌)

★真タラのブランダード

【Domaine Bless】EMI〜咲〜 2023×ジャルダンポタジェテラニシ(札幌)

★鴨 仁木さくらんぼビガラート Wチーズスフレ

【Domaine Bless】MUSUBI 2024×ルコネッサンス(名古屋)

★昆布じめにした水蛸の炙り セロリとヨーグルトのピュレ

【pur.】ピノ・ノワール 2023×Niquis Miquis(仁木)

★熟成牛バーガー 行者ソース

 

最後はドメーヌ アルビオーズ会場

【TOMAPU FARM】は最近、飲んだので、最後の試飲は【ドメーヌ アルビオーズ】BONBORI 2024【ドメーヌ アルビオーズ】TAMATUKI rose 2023にしました。

2023ビンテージからからニュージーランドの醸造家Theo ColesとAlex Craigheadにアドバイスを受けていると言う事だが、2024ビンテージもそうなのかなぁ。

いまだワインの方向性がハッキリしないような気がするのは私だけなのか。

これLOOPで出しているのかなぁ?

同じ系列の【フィールドオブドリームズ】は、これから、どうなるのか?なんて事も思いました。

 

イベントに参加すると「何か美味しいワインありました?」「あったら教えて下さい!」などと、よく聞かれますが、もう「美味しい」よりも「面白い」とか「変わってる」そんなワインを探すために私はイロイロなイベントに参加している気がします。

 仁木町のワイナリーでは、今回も【ヴィニャ デ オロ ボデガ】が参加していないけど、どうしてなんだろう?

このイベントに参加しているワイナリーの人に質問して良いものなのか?

やはりタブーなのか?

謎だ!

 

ドメーヌ アルビオーズ会場のペアリングは

【TOMAPU FARM】NATSU 2023×お酒とおばんざいginza(札幌)

★道産野菜のゴロゴロサラダ

【ドメーヌ アルビオーズ】BONBORI 2024×Yoichi LOOP(余市)

★プラリナッツとカマンベールチーズのグジェール

【ドメーヌ アルビオーズ】TAMATUKI rose 2023×リストランテ ケーダッシュ(札幌)

★夏野菜のラタトゥイユと鶏ハムのジェノベーゼソース

 

終了時間が近くなり、15時台のバスだと混むので、14時50分のシャトルバスで仁木町民センターへ。

朝飯も食べず、ずっとワインを飲み続けていたので、さすがに疲れました。

もう、ほとんど苦行を行っていると言っても過言では無いよなぁ。

などと思いつつ帰路につきました。

 

長くなったので、ワイリングウォークフェスNIKI 2025で、今回飲んだ中でオススメのワインと気になったワインのレビューはpart2で・・・