ワイリングウォークフェスNIKI 2025で、オススメのワインと気になったワイン!

しかし、生産本数の少ないワインばかりになってしまった!

 

ワイリングウォークフェスNIKI 2025(Wine + Pairing +Walk + Fes)

~ ワインと食の感謝祭 ~part2

 

【開催概要】

日時:2025年7月13日(日)10:30 〜 15:00(受付は10:00〜13:30)

*⾬天決⾏(荒天で開催を中⽌する場合は、前⽇7/6(⼟)13:00 頃にお知らせいたします。)


場所:北海道余市郡仁木町旭台148~北海道余市郡仁木町旭台306

受付:仁⽊町⺠センター:北海道仁木町西町1丁目36-1

参加チケット代:3,000円 (クレジットカード決済のみ)

 

【開催概要】

ワイリングウォークフェスNIKI 2025 は、ドメーヌアルビオーズまたはNIKI Hills Winery の2か所をスタート会場として、Domaine Bless、naritaya、仁⽊集会所を含めた計5会場に11 社のワイン⽣産者と飲⾷店が出店。

各会場でワインのペアリングや仁木町のワインを飲みつつ、歩きながら景色も楽しむイベントです。

 

【参加ワイナリー・農家】

TOMAPU FARM 、ドメーヌ アルビオーズ 、Domaine ICHI、Domaine Bless、naritaya、合同会社 仁木産業振興社、NIKI Hills Winery、North Creek Farm、pur.、Land scape、OneTune Wines

 

仁木町をワインを飲みながら歩く!

私はスタートのNIKI Hills Winery会場を10時30分に到着し、仁木集会所へ向かい、naritaya会場、それからDomaine Bless会場、最後にドメーヌ アルビオーズ会場まで、ワインを片手に飲み歩いた訳ですが、その中でもコレはオススメしたい!コレは気になった!と言うワインのレビューをします。

 

ワイリングウォークフェスNIKI 2025で

試飲した中で、オススメのワイン

 

【Domaine Bless】シャルドネ 2024

青リンゴや洋梨、パインやレモンなどの柑橘の香り。

リリース直後(まだ正式に発売していないかもしれ無いけど)2024ビンテージという事もあり、樽香は、まだ強めです。

アフターは酸味と旨味、そして果実味とミネラルがあります。

まだフレッシュ感もあるので、今すぐに飲んでも良いが、私としては樽が強く感じられるので、あと1、2年ぐらいは置いても良いカモ🦆

できれば、3、4年は置くと樽香の馴染んで来て、バランスも良くなるカモ🦆

2023ビンテージはの猛暑のせいか酸と糖度のバランスがあまり良くなく、酸も弱めでしたが、2024ビンテージは良い出来ですねぇ。

今年飲んだ余市&仁木のワイナリーの中では【ドメーヌユイ】シャルドネが、一番かと思っていましたが、タイプは違いますが【Domaine Bless】シャルドネも良いですねぇ。

ボリュームや果実味などは【ドメーヌユイ】の方がありますが、繊細な酸味とエレガントなミネラルのバランスの良さは【Domaine Bless】シャルドネも負けてないですねぇ。

北海道のシャルドネは年々良くなっているのが、実感できるワインでした。

生産者:ドメーヌブレス

品種:シャルドネ

スタイル:

Alc:12%

 

【naritaya】Asahidai 245 Riesling Épisode 1 2023

青リンゴやライム、アプリコットやハチミツなどの香り。

アフターは旨味と甘味、そして酸味と果実味があります。

今すぐに飲んでも良いが、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆

できれば、3、4年置いても良いカモ🦆

ワイン名の【naritaya】Asahidai 245は、畑の住所「旭台245番地」から名付けられています。

北海道でもあまりリリースされていないリースリング主体のワイン。

リースリングは、もっとリリースするワイナリーが増えて欲しいのですが、栽培面積が少ないから、なかなか購入できる機会もないのですよねぇ。

【naritaya】Asahidai 245 Riesling Épisode 1 2023も生産本数は285本。

ちょうど、リースリングを試飲していると「北海道でリースリングのワインを発売しているのは【naritaya】【ふらのワイン】だけなんだよ!」とウンチクを語っている人がいました。

「少ない本数だが限定などで販売しているワイナリーが他にもありますよ!」と、横から話に割って入ろうかとも思ったが、私は引っ込み思案なので言わずじまいでした。

やはり日本ワインのリリース情報とかは、あまり知られていないのだなぁ!!と実感しました。

あとリースリングのワイン会もやらなきゃイカンよなぁ!と思いました。

生産者:naritaya

委託醸造:Domaine Bless

品種:リースリング 93%、ピノ・ブラン、ピノ・グリ

スタイル:

Alc:11%

 

【Domaine ICHI】ゲヴェルツトラミネール 2024

ライチやトロピカルフルーツ、ハチミツや白い花の香り。

アフターは酸味と旨味、そしてミネラルと果実味があります。

今すぐに飲むよりも、1、2年ぐらい置くか、できれば、3、4年くらいは置いて他方が良いカモ🦆

ゲヴェルツトラミネールですが、そんなに甘すぎないのが良いですねぇ。

2024年は鳥害もあり、ビンテージとしては大変だったと思いますが、ワインの出来自体は良いです。

2025年は生産量も増えると言う事なので、リリースされるのが楽しみですねぇ。

【Domaine ICHI】も昔のような当たり外れも少なくなり、ワインの全体的なレベルが上がって来てますねぇ。

醸造家の人柄は、ワインに出ると言う人がいて、私は信じてなかったけど、そんな事もあるのかなぁと最近は思うようになりました。

【Domaine ICHI】のワインを飲むと上田一郎さんの誠実な人柄を感じますからねぇ。

生産者:Domaine ICHI

品種:ゲヴェルツトラミネール

スタイル:

Alc:12.5%

 

ワイリングウォークフェスNIKI 2025で試飲した中で、気になったワイン

【OneTune Wines】DF/C# ぴんどん 2024

イチゴやレットチェリー、プラムなどの香り。

アフターは旨味と果実味、そして苦味と酸味があります。

今すぐに飲んでも良いが、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆

できれば、3、4年置いても良いカモ🦆

ファーストビンテージは2023年なので、2024年はセカンドビンテージ。

委託醸造先は、前回と同じく【Domaine Bless】です。

ロゼワインのようですが、どうもつくりが違うようです。

色々と試行錯誤しているようですよねぇ。

全体的なバランスは良く、飲みやすいワインに仕上がっています。

売ってるところを見た事ないので、生産本数は少ないのだろうなぁ。

ドルンフェンダーと言えば赤ワインを、思い出すがロゼワインも良いカモ🦆

生産者:OneTune Wines

委託醸造:Domaine Bless

品種:ドルンフェンダー主体

スタイル:ロゼ(たぶん)

Alc:11.5%

 

【Land scape】フールドブレンド 2024

パッションフルーツやアプリコット。ハチミツや黄色い花の香り。

洋梨や青リンゴ、白桃などの香り。

アフターは甘味と苦味、そして旨味と果実味があります。

今すぐに飲んでも良いが、1、2年ぐらい置いても良いカモ🦆

【Land scape】の福光賢治さんは2019年に東京から仁木町に移住。

余市町の木村農園や岩見沢市の10Rワイナリ-で研修を受け、2024ビンテージが販売店向けとしては初めてのリリース。

しかし【Land scape】フールドブレンド 2024の生産本数が63本なので、飲める機会は、イベントでもない限り難しいだろうなぁ。

たぶん【ドメーヌイチ】ICHI-B フィールドブレンドを目標にして、つくっているのでは?などと思いました。

でも樹齢3年の若木と言う事もあり、まだワインにボリュームが足りない感じがしますねぇ。

プティ・マンサンとピノ・グリが主体なので、樹齢が上がってきたら複雑味やボディに厚みが出てくるカモ🦆

長野県とかプチィマンサンを栽培するワイナリーが増えているが、北海道もこれから増えていくのか!

これからの可能性はありそうなワインでした!

生産者:Land scape

委託醸造:ベリーベリーファーム&ワイナリー仁木

品種:プチマンサン37%、ピノグリ32%、シャルドネ13%、ソーヴィニョンブラン10%、カベルネフラン5%、ゲヴェルツトラミネール3%、ピノムニエ1%

スタイル:

Alc:12%

 

今回は晴れていたので、気持ち良く歩く事が出来ました。

「ワイリングウォークフェスNIKI 2025」のメインテーマのペアリングはしませんでしたが、仁木町の希少なワインをキレイな景色を見ながら飲めて良かったです。

まだ牧歌的な雰囲気で、余市ラフェトのような殺伐としてないのが良いですが、これから規模も大きくなって、何年後にはチケットも取れなくなり、参加するのも難しくなるのかなぁ。

なんて思ったりもしました。

仁木町は余市町ほどワイナリーは、まだ多くないので、仁木エリアとしてのワインとして、漠然と認識されていますが、これからはワイナリーでの格差が出てくるような気がします。

ワインに対する意識や醸造技術や経験の差が、結構あるからなぁ。

これからまだワイナリーも増えていくだろうし、仁木町のワインは、どうなっていくのか!

将来が楽しみではあります!