★人事評価プロジェクトチーム(2) | @ツギ 小さな会社の永続経営ブログ【経営者・管理者・アトツギの仕事術】

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15人ほどの会社の6代目である乾二起が、永続経営していくための、日々の経営事例、奮闘記や、日々の考え方、書籍のご紹介などを中心に、ご紹介していきます。

【日々の事例】

★人事評価プロジェクトチーム(2)

 

 

昨日、人事評価プロジェクトチームの2回目会議がありました。

 

通常業務をしながら進めるので、月に1回、1時間の開催です。

 

 

 

 

1回目に、現在の就業規則の説明。

 

昨日の2回目で、現在の給与明細、計算方法の説明です。

 

この2回の会議で、現状を共有できました。

 

つまり、フェーズ1は、現状把握です。

 

次回からフェーズ2に進むことができます。

 

 

 

フェーズ2は、現状の問題点、新案の抽出です。

 

現状の制度、体系での問題点を出せるだけ出し、それが改善していけるのかを吟味します。

 

また、新しく加えたい制度や体系も話し合っていきます。

 

そうした1個1個の案を箇条書きにしていくのです。

 

どんなことが評価されたいのか。

 

どんなことを評価し、金額化するべきなのかを書いていきます。

 

 

 

 

 

フェーズ3は、そうやってできた箇条書きレベルの案を、草案に仕上げていき、仕組み化していきます。

 

ここで、草案化する際の問題点のシミュレーションも行います。

 

ある案では、営業社員は評価されるが、同じ能力が求められる営業アシストは評価されないとか、数字で人事評価できない社員をどう評価するのかとかです。

 

そういった問題点を改善できるのか、または、許容できるのかを協議し、草案を作成する予定です。

 

 

 

 

フェーズ4は、体系化、定型化です。

 

草案にそれぞれの能力に伴った金額を代入し、肉付けを行っていきます。

 

社員全員の実際のデータを作成し、その実際のデータにその体系化した草案の金額案を代入していきます。

 

現状の給与とどれだけの誤差ができるかを見たり、合計金額として人件費予算に収まるかをシミュレーションしていきます。

 

 

 

 

 

それぞれのフェーズを半年ずつステップアップできれば、約1年半後には、新しい人事評価制度ができることになります。

 

2023年の年末に、全社員に発表し、2024年から開始できるのが理想ですね。

 

 

 

 

何事も、一歩一歩進んでこそ、ゴールが近づきます。

 

現在地がどこなのかを全員で共有し、

目的地を策定した上で、これも共有し、

その目的地に行くための道筋も共有する。

 

こうすることで、プロジェクトメンバーが迷わず同じ目標を持って、目的地に進むことができます。

 

共有していく仕組み作りが重要だと思う一コマですね。

 

皆さんもやってみてください。