★リーダーシップ(サーバント型) | @ツギ 小さな会社の永続経営ブログ【経営者・管理者・アトツギの仕事術】

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15人ほどの会社の6代目である乾二起が、永続経営していくための、日々の経営事例、奮闘記や、日々の考え方、書籍のご紹介などを中心に、ご紹介していきます。

【日々の事例】

★リーダーシップ(サーバント型)

 

 

リーダーシップには、様々な形があります。

 

 

会社によって、

 

組織によって、

 

リーダーシップの取り方が変わるでしょう。

 

 

 

リーダー自らが先頭で動いて、みんなを動かすリーダーシップ

 

リーダーというよりも、マネージャーとしてみんなを動かすリーダーシップ

 

 

 

このマネージャー的リーダーシップの考え方の中で、最近、サーバント型リーダーシップという考え方があります。

 

従来から、この方法だと言われる管理者の方もおられるかもしれませんが、私はこのサーバント型リーダーシップを取るようにしています。

社員の生活を守らなければならない経営者、管理者としての仕事のメインは、社員が動きやすい環境を作ることだと考えます。

 

 

自分で考え

 

皆と考え

 

最後までやりぬく

 

 

自走的集団を目指すには、社員が自発的に会社を良くしていこうと思う環境を作らねばなりません。

 

つまり、社員を支える感覚が必要なのです。

 

 

社長は、社員全員のサポーターとして、

 

どうしたら社員が気持ち良く仕事をできるか

 

どうしたら社員がやりがいを持てるか

 

どうしたら社員の収入が増えるか

 

を考え、実行していたら、社内の雰囲気は変わっていくでしょう。

 

 

 

ただ、この手法には、注意点があります。

 

それは、

 

この手法に、いきなり移行することが難しい会社も存在するということです。

 

 

組織というのは、千差万別です。

 

この手法がいいからといって、すぐ採用しても、自社にマッチしなかったら、意味がありません。

 

 

特に、強烈な社長のリーダーシップで動いている組織、例えば、起業したての組織には、合わないでしょう。

 

なぜなら、社長の指示することさえやっていればよかった組織から、いきなり自分達で考える組織に変われと言われても、社員が戸惑うからです。

 

社員が戸惑う = チームワークが崩れる です。

 

強烈なリーダーシップで動いている組織は、その手法により成果が出ている可能性があるのです。

 

その手法をいきなり変えると、社員が戸惑い、成果が生まれません。

 

 

 

自社の今の状況を踏まえ、徐々に変化していき、自走集団を目指す。

 

結果的に、これが近道となります。

 

 

 

私は、後継者として、8年前に社長となりました。

 

先代の築いたリーダーシップのもと動いてきた組織を引き継いだのです。

 

社長が変わったことで、戦略はもちろん変わります。

 

組織風土を徐々に変え

 

戦略を柔軟に変え

 

組織体制を変え

 

ようやく自走集団になれる入口に来たように感じています。

 

 

社員全員が、自分の未来を良くするためにも、会社を発展させなければいけないと意識する。

 

そして、経営者は、そう考える社員に報いるために、色んな面でサポートしていくのです。

 

 

 

働きやすい環境を作ること

 

一緒に頑張っていきましょう!