【日々の心】
★社員満足の向上
よくＣＳ、つまり、顧客満足を大きく掲げておられる会社があります。
もちろん、お客様の立場になって考え、お客様の求めるものをご提供することは、お金を頂ける第一義になるでしょう。
しかし、それを提供するのは、社員であります。
もし、
社員満足度が低ければ、どうなるでしょうか？
お客様に満足が提供できるでしょうか？
仕事だから当たり前。
給料を払っているのだから、会社の為を思って当然。
このような考えもアリなのかもしれませんが、私は違います。
社員も人間です。
マズローの欲求階層説で唱えられているように、社員にも欲求があります。
食べたり、眠ったりして、生理的欲求を満たし、
決まった住居に住むことで、安全欲求を満たし、
会社に所属、承認されることで、社会的欲求を満たすのです。
この３つは、低次の欲求と言われるもので、これが満たされなかったら、不満がたまると言われているものです。
お客様に満足を提供するためには、一定レベルの社員満足が無ければいけません。
その社員満足があってはじめて、お客様にプラスアルファの満足を提供できるのです。
高次の欲求として、
世間から認められたり、尊敬されたりする、尊厳欲求
自分からやりたいことを見つけ、それを達成しようとする、自己実現欲求というものがあります。
お客様に、プラスアルファの満足を提供する、しかも、それを自分からしてもらおうとするには、社員が自己実現欲求を持たなければなりません。
つまり、低次の欲求を満たすのはもちろんのこと、高次の欲求を満たすように努めなければならないのです。
お客様を思えばこそ、社員満足に気をつけ、社員満足を高めるように日々行動していきませんか？