ぐりふぉんです。
ご訪問ありがとうございます。
LIXIL製電動シャッターとPanasonic製HEMSでエラーが頻発する。
その続報です。
詳細は、前回のブログをご覧いただきたいのですが、簡単に記載しますと、
LIXIL製スマート電動シャッターとPanasonic製HEMSを接続しました。
目的は、HEMSの機能でタイマー制御をかけ、朝晩自動でシャッターの開け閉めをすること。
ところが昨年末のPanasonic製HEMSのファームウェアアップデートで異常通知が頻発するようになりました。
Panasonicが調査した結果、LIXIL製電動シャッターがエラーと復旧動作を繰り返している、とのこと。
迷惑千万で何とかならんかと工務店に苦情を申し込みました。
前回のブログ
工務店にLIXILから連絡があったそうです。
結論から言うと、「お手上げ」。
LIXILとしては、シャッターはきちんと動作しているんだから問題ないというスタンス。
PanasonicはLIXILがエラーを吐いているのをそのまま正直に拾っているだけというスタンス。
歩み寄りとか折り合いはないんかい
きちんと動作しているとはいうものの、まれにシャッターがタイマー動作していないときがあります。
これってエラー発出中(復旧前)のタイミングでタイマー作動時間になり、結局復旧が間に合わなくてタイマー動作できなかったというオチではないかと踏んでいます。
エラー → 復旧は瞬間的に行われるわけではなく、少し時間が要るようなのです。
というのも、HEMSにはエラー表示ランプがあるのですが、それが赤く点滅しているときがあるから。
復旧が遅れて、HEMSの異常ランプが点いたのではないかと疑っています。
前回のブログのコメント欄で、トマトパパさんが情報をくれたのですが、LIXILサイドからPanasonicサイドへ、エラー表示をしないように要請しているとのことでした。
その情報はうちの工務店からはありませんでした。
とりあえず、次のファームアップまで待ちの状態です。
つくづく思いましたが、ホームオートメーションとかIoTとか言いますが、他社との互換性が十分考えられている・統一フォーマットに則っているわけではなく、なんとなく動いている・自社製品しか接続を保証しない・他社製品がつながるとなっていても、不具合が出る現状では、安心して便利に暮らせるのはまだまだ先だなぁって感じです。
基本的に、一社のみで固めないと、不具合が出たときに今回のように他メーカーの責任だ と押しつけあって解決しません。
特に大手メーカー同士となると、プライドもあってか、解決しにくいように思います。
プライドより顧客優先だろうと思いますが、今回のような事案では、客がいわばモルモットになって実験してくれているわけだから、それをきっかけに自社製品をよりよくするチャンスのはずなんですけどね。
LIXILは、自社でもHEMSを出しているもんだから、他社製品のことなんて知らねーよとでも思っているのでしょう。
一社で家のすべてのIoTが完結できない(すべての商品を揃えているメーカーがない)のも困りものです。
ここで、PanasinicのHEMSからLIXILのHEMSに乗り換えたとして、今度はPanasonicのエアコンや防犯設備、インターホン、宅配ボックスとかで不具合が出ない保証がありません。
分電盤もPanasonic製ですので、LIXILのHEMSに乗り換えた場合に不具合が出る可能性が高いのです。
PanasonicとLIXILでHEMSを2系統にするということも考えましたが、本来メーカーが動作するといっているものを、あえて分けてしまうのは、なんだか負けた(何に)みたいで釈然としません。
業界が一丸となってPCみたいに相互接続を保証する新たな規格策定を行うとか、そういう気がないんでしょうね。
それで、海外で標準規格を決められて、黒船がやってくる。
これでは日本企業もオワコンですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。