今年も三重県水泳連盟の医科学委員会(水球部門)のケアスタッフとして、国民体育大会・水球競技に参加させていただきました。
もともと自分も水球をプレーしていたことから、または、まだ何とか、プールに入って練習相手になったり(一応…、少しだけ…。)できることから、選手への具体的な動きや精神状態をイメージしながら関わっていけることを強みにしたいと思っています。
今年は9月12日(木)~15日(日)の計4日間の日程で開催されたので、13日(金)の勤務後、鈴鹿市より直接東京入りしました。
←宿舎に到着後、2日間の日程を消化し疲労蓄積中の選手をケア。
↑広い部屋で、折りたたみベッドをここまで余裕をもって広げられたのは、今年が初めて!
(思い返せば小学生時代の初めての水球全国大会出場の際に泊まった宿舎…。あれから25年くらいの経過。…月日の経過は早い。)
難しいのは、いくら自分が水球選手だったからと言っても、練習を毎日見ているわけでもない者が試合期だけ顔を出して身体の温め方など、中途半端な指示は言えないことです。
選手は自分が今までやってきたやり方があるでしょうし、しかしそのまま見過ごさずこちらから『この疲労部位の軽減にはこんな方法もある』、という提案・提示をどのタイミングでするか、いつも悩みます。
主にできることは疲労を取ることですが、ケガ人が居れば水中でもはがれないテーピングで対応します。(今年はケガ人は不在でした)
結果は、2年前の山口国体 と同順位の5位で東京国体を終えました。今年はジュニア上がりの選手が少ない中、良く結果を残したと思っています。
また、他県にもトレーナーが帯同されていることが増え、情報交換を積極的にしていけそうなことを今年は感じました。
さらに、試合中のベンチに入ることで、幸い三重県チームに怪我人等は出ませんでしたが、
ケガに対する対応だけでなく、交代選手の疲労を取っていく手段を発掘していけそうなこと、など…
まだまだこの分野に積極的に関わっていける手ごたえを感じて終了しました。
来年は長崎国体…、しかも平日ですので帯同は難しいと思いますが、
試合前だけでなく理想はシーズンOFFから、など、三重水球のコンディショニングの分野で今後もお手伝いしていけたらと思います。
それにしても、自分のカラダに対しても、そろそろ真剣に衰えていくことにブレーキをかけていかねば…。
Masa