メタボリックシンドロームの予防の重要性が強調される中、
●精製された糖質(炭水化物)が、血糖値を激動させてインスリン過剰分泌と脂肪蓄積をまねく?
●果物は太らないので、たくさん食べてもOK?
と言った疑問をよく耳にします。
上の論文では、その疑問解消のお手伝いをしてくれます。
論文の結論として
▶グルコース(糖)飲料は、果糖飲料より視床下部(摂食中枢)の血流と活動性を抑制した。
►グルコース飲料のほうが、満腹感を高めた。
要するに、
果物はビタミンを多く含むので良いイメージが強く、またグルコースのようにインスリン分泌を刺激するわけではないけれども、
果物ジュースはグルコース飲料よりも満腹感が少なく、=食欲は増えてしまう、=カロリー過多で太る可能性がある。
ということでしょうか。
果物そのものを食べる際には食物繊維の含有によりこの結果と同じとは言えないと思いますが、
果物ジュースが体に良い!とは一概には言えないようですね。
ただ、私としては、
清涼飲料水(甘味料満載のジュース)よりも果物ジュースを選んでしまいます。
(コンビニで購入するしかないときは。)
または水です。
Masa