メンタリング | リハビリ茶屋

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理学療法士/抗加齢指導士のエイジング情報


メンター mentor: 優れた指導者。助言者。恩師。顧問。信頼のおける相談相手。(yahoo辞書より)


メンタリング mentoring:対話による気づきと助言で対象者の自発的・自律的な発達を促すこと。





メンタリングのポイント



1.自分が見本になること


相手は普段の生き方を見ている。夢は何か、表情は明るいか、考え方は前向きか、どんな言葉で何を語るのか、問題をどう受け止め対応するか、人生をどう考えているか、など




2.相手を信頼すること


自分が相手をそのまま受け入れる覚悟が出来ているか。一生涯付き合う覚悟をすること ⇒自分から変わるということ。




3.相手を支援すること


相手を楽に、ではなくやる気を起こさせる。 ⇒自分自身で壁を乗り越えていくように導く。






ヒトを育てるということは、


ヒトをやる気にさせ、どんな困難でも自分の力で乗り越えていく人材を育成するということ。


知識や経験の押し付けであったり、教え込むというスタイルではない。







やる気が出るようにするには、感動させること


確かに、改善が難しいと思っていたリハ対象者の身体能力を、Bossに1セッションで向上させられてしまった時には、Therapy技術の凄さと人間の身体能力の可能性に感動したものだ。


自分もそういう技術を身につけたい!とこの分野に関する興味と探究が増える。







感動はヒトの想いの強さによってもたらされ、意識を一瞬にして大きく変えてしまうことがある。


相手を感動させ、一緒に感動する。







なんか暑苦しい感じもする内容だけど、


夏だもんな!…。


…いやいや、


「教育」や「指導」にはこういった考えが必要と思われます。


要するに、相手を受け入れて信頼する。そんな覚悟と共感の意識が指導現場には必要と思います。


その覚悟がない人は教師や指導者をやってはいけないと思ってしまいます。


そんな本です。↓ (物語調なのですごく読みやすい!)


リハビリ茶屋-reader


「福島正伸:リーダーになる人のたった一つの習慣.中経出版,2008」(Amazon







Masa