「活性酸素」って癌には良くないって聞くけど、一体何? 何がそんなに良くないの?🤔
なんだかわかりにくいし、謎ですよね
実はこの活性酸素、とても身近にあって、私たちの細胞の発電所でもある「ミトコンドリア」の中でエネルギーを生み出す際に、どうしても発生してしまうものなんです。
発電所であるミトコンドリアがきちんと機能してエネルギーを生み出すためには、ビタミンB群、鉄、マグネシウム、コエンザイムQ10、アルファリポ酸、亜鉛、などの栄養素が必要です。
そしてミトコンドリアは必ず 酸素 も必要とします。
↓詳しくはこちら
そして、エネルギー産生の過程で、この酸素の代謝産物がどうしても出来てしまうのですが、これが「活性酸素」なのです。
言うなれば
「発電所の産業廃棄物」
といったところでしょうかね。
この活性酸素は
細胞を酸化させ、傷つけます。
有害な「体のサビ」を生み出すんですね。
実は、活性酸素は強い殺菌力を持ち、病原菌の処理に使われたりと必要な場面もあったりするのですが、逆にこれが過剰になってしまうと、細胞をどんどん酸化させてしまい、本来の機能を阻害してしまうんですね。
本来ミトコンドリアの中には、この産業廃棄物をきれいにしてくれる処理業者(ビタミンE、コエンザイムQ10、グルタチオンなど)の抗酸化物質が存在してして、活性酸素をうまく処理してくれています。
しかし処理業者の数よりも、産業廃棄物の数が上回ってしまうと、発電所は未処理の産業廃棄物であふれ、本来の機能を失ってしまいますよね…。
発電所(ミトコンドリア)の機能を高めるためにも、細胞を酸化させないためにも、産業廃棄物(活性酸素)を増やさないことが大切なんですね。
ところで、癌のあるところには、慢性炎症があり、癌は「慢性の炎症性疾患」とも言われています。
この慢性炎症も活性酸素を発生させ、それにより細胞はどんどん酸化が進みます。
このように活性酸素による酸化が進み、細胞が傷ついた状態を
「酸化ストレス状態」
と言い、好ましくない状態を生み出します。
まず、慢性炎症が起こると活性酸素が発生
活性酸素による慢性的な酸化ストレスが細胞を傷つける
細胞が傷つくとまた次の慢性炎症が引き起こされ
慢性炎症からはまた活性酸素が発生し…。
つまり癌というのは
慢性炎症状態でもあり、慢性酸化ストレス状態でもある
のですね。
その他にも、活性酸素を増やすものとしては、紫外線、放射線、薬剤、化学物質、大気汚染、たばこやアルコール、激しい運動、強いストレスなどが良く知られていますね。
また上記のように、私たちが酸素を使ってミトコンドリアでエネルギーを作っている以上、その酸素のうち1〜3%ぐらいは、活性酸素(産業廃棄物)に変性してしまうと言われています。そこに抗酸化物質(処理業者)が不足していれば、さらに活性酸素は増えてしまいます。
と、言うことは・・・🤔
これらの活性酸素に加えてその上、癌が体にあるとなると
癌=慢性炎症=酸化ストレス⇒活性酸素💣💨
放射線治療、抗がん剤治療⇒活性酸素💣💨
と、活性酸素はもう増える一方、なわけです。
日常生活の中で
いかに私たちの体はこの「活性酸素からの酸化ストレス」にさらされているか
ということがわかりますね。
しかもこれって、症状もなく無意識のうちに細胞レベルでどんどん進んでしまうのが厄介なところですよね。
この「活性酸素による酸化ストレスの程度」というのは、KYBの栄養状態を見る69項目の血液検査を受けていただくとわかります。
癌の方は、血液検査でこの酸化ストレスの指標である数値が高いケースが多いです。
わたしも例にもれず、癌が見つかった時はそうでした…。でも今はかなり力を入れて対策をしているからか、数値は改善してきました。
こういったことは、健康診断や保険の血液検査では教えてもらえません。
病院では指摘されないから問題なし?
いえいえ 残念ながらそうこうしているうちに「活性酸素による体の酸化」って水面化でどんどん進んでいますよ。
それを早めに把握して、対策するかどうか
ここが「大きな違い」を生むんじゃないかな、と思いますね。
では、気になるその対策とは?
↓続きはこちらから
分子栄養学の【 KYBグループ 】は
医師、管理栄養士と連携をとりながら進める
本物の栄養療法(オーソモレキュラー療法)を
お届けします。
お問合せフォームからもお気軽にどうぞ(*^_^*)
・2021年10月 右乳癌ステージ2B
腫瘍径 1.8cm ER100% PR100% Her2(-) Ki67 30% 核異形度3 ルミナルB 腋窩リンパ節2ヶ所に転移あり
・2021年12月 放射線治療
・2022年 1月 ホルモン療法開始
・2022年 6月 PET 乳腺、腋窩リンパの腫瘍は消失も肝臓2ヶ所、肺、肋骨に転移が判明→乳癌ステージ4
・2022年 8月 免疫療法開始
・2022年 2月 PET 肝臓2ヶ所は縮小
・2022年 3月 肋骨のみ放射線治療
・2022年 3月 肺、肋骨に追加の免疫処置
栄養療法に支えられ、元気に乳がん闘病中
乳がんステージ4でも負けない!
分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)
KYBの栄養療法とは?
(1) 詳細な血液検査
全国170ヵ所以上の提携医療機関で
69項目の詳細な血液検査を受けていただきます。
栄養療法で乳がん転移、再発を抑え
積極的な乳がん予防を!
癌が住みづらい環境に。