0学栄養準備室オーナー
管理栄養士の上西ちかです。
これからママになる方、
小さなお子さんを持つママさんへ
妊娠中から知ってほしい栄養のことや
産後の栄養、離乳食の基本など、
知識ゼロからでも
わかりやすくお伝えします
前回、活性酸素についてお話しましたが、
活性酸素を増やさないために食事でできることがあります。
抗酸化ビタミンを摂ることです
抗酸化ビタミンは、活性酸素や、
活性酸素が作り出したフリーラジカルという細胞を傷つける物質を、
害のないものに変えたり、取り除いてくれます。
そんなヒーロー的な働きをしてくれる
ビタミンが
ビタミンACE(エース)!
ビタミンA・C・Eがそれぞれ力を発揮して活性酸素と戦ってくれます
ビタミンA
肌や粘膜の健康を保ち、新陳代謝を促します。
抗酸化作用があり、シミや吹き出物を予防する働きがあります。
動物性食品に含まれるレチノールと、緑黄色野菜に含まれるβ‐カロテンがあります。
油に溶ける脂溶性ビタミンなので、油と一緒に食べることで吸収がよくなります
【多く含まれる食品】
レバー、うなぎ、卵、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、小松菜
※以前に書いた妊婦さんの注意点は
ビタミンC
うるおいやハリを保つコラーゲンの生成を促進。抗酸化作用が高く、美白効果もあります
水溶性ビタミンで水に溶け出してしまうので、蒸したり、スープごと飲むと無駄なく摂れます
【多く含む食品】
赤パプリカ、ブロッコリー、さつまいも、じゃがいも、キウイフルーツ、柿、いちご
ビタミンE
強い抗酸化作用があり、皮膚の新陳代謝を促進したり、血流をよくする効果もあるので、冷え性の改善にも効果的です✨
脂溶性ビタミンなので油との相性がよく
ビタミンCと組み合わせて摂るとさらに抗酸化作用がアップします⤴️
【多く含む食品】
うなぎ、鮭、かぼちゃ、アーモンド、アボカド、落花生、ひまわり油
どれも色の濃い緑黄色野菜に多いので、
食事の中に、赤・緑・黄色とカラフルな食卓にすることで、自然と抗酸化ビタミンが摂れることになります
美味しいと感じるのは、味だけでなく見た目も大切な要因なので、彩りのいい食卓を目指してみましょう