こんにちは。英才アカデミー東灘教室です。
年中さんクラスのレッスンで、シール貼りをしました。
シール貼りといえば、2歳児さんクラス等で、指先の巧緻性を養う取組として行うことが多いですが・・・
今回は、線対称を理解し「対称図形」に親しむための取組として行いました。

このような台紙を見せて、
「真ん中の太い線のところに鏡を置くと、何が出来ると思う~
」
「え~
わかんない~
」
鏡に映すと、鏡を置いた部分を対称の軸とした、線対称な図形が出来ますが、
やったことが無ければ、想像できませんよね~!?
なので、実際に鏡に映してみます。

「あ~わかった~!おうちだ~
」
もちろん、子どもたちは
「おぉ~、これが線対称な図形か~
」
と認識するワケではありませんが
「鏡に映すと、こうなるんだ」
というのがなんとなくイメージ出来ます。
次に、
「いま鏡に映して出来た形と同じになるように、シールを貼ってみよう!」
そのためには、”なんとなく”のイメージを明確にする必要が出てきます。
もういちど鏡に映してよく見てみると、 真ん中の線(対称の軸)から、同じだけ離れたところに丸が映っていることが分かります。
線のすぐ隣なら、反対側のすぐ隣。
線から一番遠いところなら、反対側の一番遠いところ。
線から2つ目なら、反対側の2つ目。
・・・といった具合です。
このようにしてシールを貼っていくと、見事、線対称な図形の完成です。
子どもにとって、線対称の概念を理解するのはとても難しいですが、
レッスンでは、シール貼りや切り紙など、さまざまな遊びをとおして自然に線対称の感覚をつかんでいきます。