資格を活かすということ | 生活を豊かに醸造したい(life-brew) FP/料理/craft beer/音楽/美術/身の回りや季節のこと など-

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FP事務所ライフブリューです。
2019年まで「Mr.ソトコト」で綴ったブログをFP開業を機に再開します。
FP関連の比重を高めたい!と意気込んでますが、まぁあまり気負わず続けていければ。
以前の記事も残しておきますので、よろしければご覧下さい。



「資格は取ったけど活かせていない」
「今後資格を活かすイメージがもてない」

FP資格について、そんな声がたくさんあります。

士業ほどビジネス直結ではなく、かといって趣味や自己研鑽に閉じた資格でもない。
その位置付けの幅が広いので、活かしているかどうかは取得した人の主観や満足度で決まる側面が大きいように思います。

先日、主にリタイア世代のFP技能士2級・3級取得者向けに、FP資格の魅力や活かし方をお伝えするガイダンスに登壇しました。500名以上の方に参加いただきましたが、皆さん同じように悶々としている様子でした。
特に、私もそうですが金融機関などでお金を扱う仕事経験が無い人は、その傾向が強い。

でも、「資格を活かす」ってどういうことなんでしょう?

せっかく自己投資して得た資格だから、収入につなげたい
セカンドキャリアとしてFPは使えるのか
今の職場では活かす場面がない
金融の仕事経験が無いけど大丈夫か……

活かす=「仕事」と直結なんですね

当たり前じゃないか!と言われそうですが、FPに近い仕事と無縁だった人にとって、資格取得してすぐ自力で仕事に結びつけるのは難しいことだと思います。

FP技能士でもAFP、CFP®でもいいのですが、その資格で参加できるコミュニティや研修、先輩FPとの交流などの機会を積極的に活かしてはどうでしょうか。
特にAFPになると日本FP協会で様々な活動や実務家・独立系FPと知己になるチャンスがあります。
残念ながら、地域により機会の多少はあります。

でも、これらの機会を活かしてFPの実際をよく知ること、現役FPのリアルを間近で見ること、FP業務(相談や講師)を実体験してみること、などの経験を得ることがまさしく「資格を活かす」ことではないのかと思います。

今までFPの世界と無縁だった人が、いきなり仕事と結びつけて考えても、そりゃあイメージできないです。私もそうでした。

最初は独立するなんて遠い話でしたが、様々なFPと知り合い、仕事を横で見て、活動に参加する中で、自分(の仕事や強み)とFPの接点が見えてきたし、気が付けば準備期間だったという、そんな成り行きでした。

今持っている資格で使える権利を十分に利用しましょう。参加できる機会を使い倒しましょう。
仕事でなくとも副業やボランティアでもいいので、自分がFPで活躍出来るかどうか、あるいは活躍したいのかどうかを測る、よい機会でもありステップになります。

資格を活かす・・・もう少し広く捉えないと、せっかく「活かせる」チャンスが見えていないかもしれません。

ではまた。