
先日、区の介護セミナーで「車椅子介助」の講習を受けてきました👨🦽➡️
父親が長く車椅子だったので、押した経験はあるのですが、ちゃんと習っていなかったし、乗る経験はこれまでゼロでした。
ということで、いいチャンスだと申し込んだのですが、いや期待以上に楽しかったです。
参加者は50代〜70代と思われる男女6名で、講習(座学)を受けた後は実技。
自走用の車輪の大きい車椅子や、手押し用のブレーキ付のものなど何種類もの車椅子があって、交代しながら会場の特養の中や外のスロープ、歩道と車道の段差などをキャーキャー言いながら何度も往復してみます。
乗ってみると、他人に自分の身の安全を委ねている不安がどうしても拭えません。
目線が低いので普通に歩く速さで押されると結構スピードを感じますし、壁際になると肘が当たらないかと身体をすぼめる感じになります。
押し方も、目からウロコなことがあって、前から知っていればもう少し楽に押せたかも…と思いました。
車椅子の種類に、頭まで支えて平行近くまでリクライニングできるものがありました。
一時期、特養で働いていた時に(介助じゃなくて)、談話エリアや職員カウンターの前で多くみかけ、あれはベッドなのかと思っていたのですが、ほぼ寝たきりの方向けの車椅子なんだと知りました。
特養の車椅子の多くはこの形ですね。
たとえ同じような体勢でも、毎日ベッドから起きて乗り換えることが大事なのだそうです。
介助体験する一つひとつが、ジワジワと染み込んできます。
ではまた。
