確定拠出年金の移換忘れていませんか? | 生活を豊かに醸造したい(life-brew) FP/料理/craft beer/音楽/美術/身の回りや季節のこと など-

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FP事務所ライフブリューです。
2019年まで「Mr.ソトコト」で綴ったブログをFP開業を機に再開します。
FP関連の比重を高めたい!と意気込んでますが、まぁあまり気負わず続けていければ。
以前の記事も残しておきますので、よろしければご覧下さい。



4月。

新しい人生のイベントが一番多い時ですね🌸


転職して緊張が解けない人もいるでしょう。

「しまった…うゎ🤯」と、もう次の会社を探している人もいるでしょう。


転職時には社会保険や年金の手続き、退職金の受け取り、転居する場合は役所の手続きなど、仕事以外にやることがたくさんです。


その中でも忘れてはいけないのが、企業型確定拠出年金。企業年金制度をこれで用意する会社が多くなってきたので、転職先にもあれば忘れず移換できます。

※個人型確定拠出年金のことをiDeCoといいます


でも、確定拠出年金制度の無い会社への転職や、個人事業主で独立する場合は、自分で動かないと口座が放置状態になります。


「年金のことだよ、そんなことないでしょ」と私も思いましたが、元の会社の確定拠出年金制度から移さず、宙ぶらりんの口座が100万以上に増えたとニュースなっていて驚きました。


確定拠出年金制度の無い会社に転職したり、自営業になる場合は、基本的に個人型確定拠出年金(iDeCo)に移換し継続することになります。確定拠出年金は、少なくとも60歳まで継続するのが大前提なので。

iDeCoをやってなかった人は、自分で金融機関に口座開設する必要があります。

細かく言えば、他にも選択肢がありますが、拠出と運用に自分の意志が反映できるのはiDeCoになります。


もっとも損するのが、国民年金基金連合会に移換されてしまうことです。

退職後に何も手続きせず6ヶ月間放っておくと、「自動的に」この連合会に残高が移されてしまいます。

移換時や管理ための手数料が引き落とされ続け、掛金の拠出や運用もできず、資産が目減りしていきます。

また、自動移換後は老齢給付金を受け取るための加入者期間に算入されないので、もし最低10年の加入期間を満たしていない場合は、時計が止まった状態なので受給開始が遅くなります。


きっと放っている人には、大して残高もないしいいや! と、事情を分かっている人がいるかもしれません🤔


でも、何もいいことはありません。


私が会社辞める時、確定拠出年金の運用会社の退職者向け説明会で、資料に同じように自動移換のデメリットを書いてあったし、口酸っぱく言われたので、少なくとも6ヶ月以内にはやるべし!と思っていたんだけどなぁ

→😮あっ、

    6ヶ月なんて後回しにするから忘れるのか


とにもかくにも大事な老後資金、数万円でももったいないです。

もらさず自分の管理下に置きましょう。


ではまた。

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